アメリカのホテル系クレジットカードと言えば、Hilton、Marriott、IHG、Hyatt の4つのブランドを代表的なものとして考えている方も多いかと思いますが、Wyndham Hotels のクレジットカードも忘れてはならないカードだと思います。
今回は Wyndham Hotels のクレジットカードの中でも一押しの Wyndham Rewards Earner Business Card の魅力を解説していきます。
【評価・年会費・特典】
Wyndham Rewards Earner Business Card | ||
---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★☆ | |
カードブランド | Barclays / Business | |
年会費 | $95 | |
ポイント還元率 | 8% | Wyndham ホテル、ガソリン |
5% | マーケティング、広告、ユーティリティ | |
1% | その他 | |
サインアップボーナス | 45,000 Points | |
ボーナス条件 | 90日以内に$3,000の使用 | |
その他の主な特典 |
Wyndham Rewards ダイヤモンドステータス カード更新時 15,000 Bonus Points 獲得 go free awards で予約すると必要ポイント10%オフ |
|
外国為替手数料 | なし | |
公式サイト | barclaycardus.com |
このカードの魅力はサインアップボーナスもさることながら、ステータス・年会費の回収・特徴的な高い還元率カテゴリ、が挙げられます。
ステータスとしてカード所持のみで Wyndham Rewards のダイヤモンドステータスが手に入り、これによりスイートへのアップグレードやチェックイン時のウェルカムアメニティ、アーリーチェックイン・レイトチェックアウトなどの特典が手に入ります。
年会費も$95と元々リーズナブルですが、加えてカード更新時に無条件で15,000ポイントが手に入り、これは十分年会費を賄えます。
ポイント還元の面でも、ガソリン8%とユーティリティ5%が特徴的で Wyndham Rewards のポイント価値を考慮しても他のカードでこのカテゴリでこれほどの還元率を持つカードは中々ありません。
また Wyndham Rewards のダイヤモンドステータスは Caesars のダイヤモンドステータスとマッチします。
ラスベガスが好きだったり、訪れる計画がある方はこのステータスマッチも魅力的な特典の1つです。
【サインアップボーナス】
Wyndham Rewards Earner Business Card ではサインアップボーナスとして大量のポイントを獲得することが出来ます。
ただし期間限定のオファーの場合、全額受け取るためには多額の出費を必要としますのでその点は注意が必要です。
サインアップボーナスのみであれば、Wyndham Rewards のパーソナルカードの方が必要な支出に対しての獲得ポイントは高いのでよく比較しましょう。
以下が代表的なサインアップボーナスです。
過去最高 期間限定オファー(2024年3月頃~)
その他の期間限定オファー
通常オファー
【Wyndham Rewards ダイヤモンドステータス】
Wyndham Rewards ダイヤモンドステータスでは以下の様な特典を受けることが出来ます。
スイートへのアップグレードはポイントを使った宿泊でも対象になりますし嬉しい特典です。
詳細については公式サイトを確認してください。
【Caesars ステータスマッチ】
Caesars Rewards は Las Vegas と Atlantic City のカジノが有名な Caesars Entertainment のロイヤリティプログラムです。
Wyndham Rewards ダイヤモンドステータス所持者はこの Caesars Rewards のダイヤモンドステータスにマッチすることが可能です。
ステータスマッチはこちらのページから申請することが出来ます。
Caesars Rewards ではカジノだけでなくホテルの宿泊も可能で、以下の様な特典が得られます。
Caesars のステータス特典についての詳しい内容はこちらの公式サイトで確認してみて下さい。
【その他の特典】
カード更新時 15,000 Bonus Points 獲得
初年度はもらえませんが、2年目以降はカード更新時に15,000ポイントが付与されます。
15,000ポイントあればホテルにもよりますが1泊は出来ますし、カード年会費の$95より価値があることは間違いないでしょう。
予約必要ポイント10%オフ
ポイントで宿泊を引き換える特典(Go Free)を利用する時に自動的に10%割引を受けます。
通常だと必要なポイントは7,500、15,000、30,000のいずれかになりますが、この特典により6,750、13,500、27,000となります。
カード会員料金
Wyndham Rewards Earner Business Card の所持者が有償宿泊をする場合、料金が7%~12% 割引になります。
【ポイント還元率】
Wyndham Rewards は$1使用で1ポイントを基本として、ウィンダムホテルの宿泊とガソリン代で8倍、マーケティング・広告・ユーティリティの支払いで5倍、その他で1倍となっています。
これは他のカードと比べるとユニークなカテゴリで高いパフォーマンスを持っているため、特にガソリンとユーティリティのカテゴリでの支出に向けたカードを探している場合は最適になり得ます。
【Wyndham Rewards ポイントの使い道】
Wyndham Rewards ポイントの使い道はいくつか挙げられますが、アカウントの非アクティブ状態が4年間続くと失効しますので注意しましょう。
また Wyndham Rewards ポイントは Capital One miles と Citi ThankYou points から転送することも出来るので覚えておくと良いでしょう。
Wyndham ホテルでのポイント宿泊
Wyndham は世界中に9,000を超えるホテルを展開する大規模なホテルチェーンです。
最も一般的な使い道としてポイント宿泊が挙げられます。
ポイントで宿泊する場合は1ベッドルームあたり定額の 7,500 ポイント、15,000 ポイント、30,000 ポイントで予約することが出来ます。(ただし前述のカード特典で10%オフ)
Vacasa バケーションレンタルへの引き換え
Vacasa は北米を中心とし、バケーションに焦点を当てた Airbnb の様なサービスです。
Vacasa バケーションレンタルの料金は1ベッドルームあたり1泊15,000ポイントまたは30,000ポイントで、現金で予約する場合の費用によって必要なポイント数が決定されるシステムです。
計算すると最大1ポイント=約1.6セントで利用できることになりますのでこれは非常にお得な使い道です。
Decameron All Inclusive Resorts
Wyndham と Decameron は提携し、メキシコ、パナマ、ジャマイカなどにオールインクルーシブの施設を追加しています。
必要ポイントは2名1室で15,000ポイントからという非常にお得なレートでオールインクルーシブ施設に宿泊出来ます。
Caesars Rewards への転送
Wyndham のポイントは Caesars Rewards へ1:1で転送することが出来ます。
ポイントは2,500ポイント単位で、暦年あたり最大60,000ポイントまで移行できます。
転送には多少時間がかかることと、Caesars Rewards は6ヵ月の非アクティブな状態が続くと失効することには注意しましょう。
Caesars Rewards は1ポイント=1セントで Caesars のホテルで利用出来ます。
ポイントで宿泊する場合税金がかからないらしいので少しお得です。
その他
他にもエアラインマイルへの転送やギフトカードとの交換も出来ますが、これらの選択肢はレートが悪く、お得な使い道とは言えません。
時々ポイント転送にボーナスがかかる場合はマシなレートになることもあるようです。
【Barclays のカードについて】
【対抗カード】
Wyndham Rewards Earner Plus Card
パーソナル版の Wyndham Rewards Earner Plus Card は年会費が$75と少し安く、サインアップボーナスの条件もビジネスと比べると緩いです。
ただし付与されるステータスはゴールド止まりなので、その点はビジネス版に一歩劣ります。
Hilton Honors Aspire
カード所持のみで高いステータスを得られるカードの代表格としてはこの Hilton Honors Aspire です。
ただしこちらはパーソナルカードで、年会費も相応に高いカードですので違いは多くあります。
【紹介リンク】
現在このカードの紹介リンクを募集中です。
コメント欄、お問い合わせフォーム、またはTwitterのDMで紹介リンクをご連絡をください。
記事中に読者様の紹介リンクとして紹介いたします。
公式リンクは以下からどうぞ。
【まとめ】
Wyndham Rewards Earner Business は、年会費を余裕で回収できるカード更新時のポイント付与、カード所持のみで得られるダイヤモンドステータス、ユニークなガソリン8%・ユーティリティ5%還元、と非常に評価の高いカードです。
Wyndham のポイントもホテル泊や Vacasa バケーションレンタルなど休暇を過ごすのに有意義な使い道が数多くあります。
アメリカの有名なクレカブログのライターもこのカードは財布に常に入れておくカードの1枚だと言ってる人もいます。
1人での旅行にも、家族での旅行にも活躍するポイントプログラムですし、Wyndham Rewards Earner Business Card の所持を検討してみてはいかがでしょうか。
以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。
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