Citi Premier Card はChaseで言うSapphire Preferred やCapitalで言うVenture Rewardsのような立ち位置でCitiから発行されているカードです。
今回はそんなCitiのエーストラベルカード、Citi Premier Card について解説していきます。
【評価・年会費・特典】
Citi Premier Card | ||
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おすすめ度 | ★★★☆☆ | |
カードブランド | Citi / Personal | |
年会費 | $95 | |
ポイント還元率 | 3% | レストラン、スーパーマーケット ガソリンスタンド、航空旅行、ホテル |
1% | その他 | |
サインアップボーナス | 60,000 Citi ThankYou Points (CTYP) | |
ボーナス条件 | 3カ月以内に$4,000の使用 | |
その他の主な特典 |
ThanksYou ポイントを提携マイル/ポイントへ転送可 トラベルポータル経由の予約で$100/年のホテル割引 |
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外国為替手数料 | なし | |
公式サイト | citi.com |
旅行でポイントの貯まりやすいカードといことで立ち位置はChase Sapphire Preferred によく似ています。
3%還元の範囲が広く、レストラン、スーパーマーケット、ガソリンスタンド、航空旅行、ホテルと主要なカテゴリを抑えています。
American ExpressやVisaのカードが過多になりがちな我々にMastercardブランドを提供してくれています。
トラベルポータル経由の$100/年ホテル割引で年会費を殆どカバー出来そうなところですが、トラベルポータルがホテル最安値を表示しないケースも多くありこれを$100の価値がある特典と評価できるかは怪しいところです。
Citi ThankYou Points (以降:CTYP)もキャッシュバックとして使うなら良いのですが、提携先にポイント転送となると少々クセのあるパートナーが多く、唯一のアメリカ国内に拠点のあるエアラインはジェットブルーと海外旅行をしないのでしたら扱いにくいかもしれません。
ただサインアップボーナスは十分優秀なので選択肢には入るカードですし、AmexやChase以外のブランドのカードを欲しくなった方に向けたカードでは無いかと思います。
【サインアップボーナス】
Citi Premier の通常のサインアップボーナスは60,000 CTYPです。
ただし期間限定では75,000~80,000 CTYPのオファーが来ることもあるようですので、可能であればそのタイミングを狙いたいところです。
また48ヵ月ルールがあり、このカードのボーナスを48ヵ月以内にもらっている場合は新たなサインアップボーナスは手に入りません。
逆に言えば48ヵ月待てばまたボーナスが貰えるのでChaseのSaphireなどと組み合わせて4年に1回ボーナスを貰うようにしても面白いかもしれません。
Citiカード申請の条件としては8/65ルールがあります。
これはCitiのパーソナルカードは8日に1枚のみ、65日に2枚までが承認の上限というルールです。
直近でCiti/AAdvantageなんかを作っている場合引っ掛かる可能性があります
【Citi ThanksYou ポイントの使い道】
正直に言って、優秀なポイント転送先を揃えているAmexのMRポイントやChaseのURポイントと比べると多少見劣りしてしまう点は認めざるを得ません。
Citi ThanksYou ポイントの主な使い道は2つあります。
1つは1ポイント=1セントを目安にギフトカードや現金に交換する方法です。
たまに1ポイント=1セントに満たないギフトカードがあるようなので注意しましょう。
もう1つはエアラインやホテルなどのパートナーへポイント転送する方法です。
上手く使えば1ポイント=1セント以上の価値で交換出来ますが、どこも少々クセが強く、お得なエアラインの調べ方が分からなければ扱いにくいかもしれません。
下記が転送パートナーになります。
【その他の特典】
トラベルポータル経由の予約で$100/年のホテル割引
トラベルポータル経由の予約で$100/年ホテル割引を受けることが出来ます。
年会費を殆どカバー出来そうなところですが、トラベルポータルがホテル最安値を表示しないケースも多くありこれを$100の価値がある特典と評価できるかは怪しいところです。
延長保証、破損及び盗難に対する保護
Citi Premier で購入した商品では保証を受けることが出来ます。
【ポイント還元率】
Citi Premierは基本$1使用で1ポイントで、レストラン、スーパーマーケット、ガソリンスタンド、航空旅行、ホテルで3倍、その他で1倍となっています。
このポイント還元が結構良く、レストラン、スーパーマーケット、ガソリンスタンドの通常の生活で大きくなりがちな出費の3大カテゴリを網羅してるのは優秀な点です。
他のカードは還元率が2%だったり、一部では高い還元率を持っていてもすべてが揃ってるわけではいので財布に入れておくと活躍する見込みがあるでしょう。
【対抗カード】
Chase Sapphire Preferred
このCiti Premierを作る前にはSapphire Preferredを抑えておきたいところです。
同じく年会費$100弱のトラベルクレジットカードではSapphire Preferredに軍配が上がるでしょう。
Venture Rewards
同じく年会費$100弱のCapital OneのVenture Rewardsとはいい勝負をしそうです。
こちらは飛行場でのラウンジアクセス権のあるカードで、その他カテゴリでも2%還元得られるのが魅力です。
【まとめ】
いかがだったでしょうか。Amex や Chase の頻繁に話題に上がるカードと比べるとどうしても多少見劣りする点はあるかと思います。
しかしAmexやChaseのカードだけでなくCitiやCapital Oneなど他の会社のカードを持っているとそこでしか獲得できないオファーなんかもあります。
カード特典としてはサインアップボーナスと3%還元のカテゴリが優秀なカードです。
Chaseにはご存じ5/24ルールが、Amexもクレジットカードは5枚までしか持てない制限があります。
これらの上限に達したり、他のブランドのカードも試してみたい場合にはCiti Premier は十分選択肢になりうるカードでしょう。
以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。
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