おすすめ記事ピックアップ

横スクロール出来ます(スマホ用)→
2025年9月現在おすすめのオファー USクレカポイ活ビギナーズガイド リンク募集 アメリカンエクスプレスによろしくサイトマップ
現在おすすめのカード! ビギナーズガイド クレカ紹介リンク募集中 サイトマップ

プロモーションについて

当サイト及び本ページにはプロモーションが含まれております。

当サイトのリンクからクレジットカードを申し込んだ場合、各カード会社から報酬を受け取る場合があります。

また以下のリンクのようなAmazon Associateリンクからの購入からも収入を得ています。
当サイトを支援していただける方はAmazonを利用する際に以下のリンクからお買い物していただけると私にマージンが入る仕組みなのでよろしくお願いします。
当サイトのAmazonAssociateから購入する

2025/07/29

Citi Strata Elite Card 評価レビュー - 2025年7月新カード

Citi Strata Elite Card 評価レビュー


2025年7月に Citi から新たなるプレミアカード、Citi Strata Elite Card が発表されました。
今回はこの新カードの特典を確認し、その価値に迫っていきます。


【評価・年会費・特典】

Citi Strata Elite Card
Citi Strata Elite Card
おすすめ度 ★★★☆☆
カードブランド Citi / Mastercard / Personal
年会費 $595
(Authorized User : $75)
ポイント還元率 12x cititravel.com 経由の
ホテル・レンタカー・アトラクション
6x cititravel.com 経由の航空券
金曜土曜の午後6時から午前6時(ET)のレストラン
3x レストラン
1.5x その他
初登場サインアップボーナス 80,000 TY Points
ボーナス条件 3カ月以内に$4,000の使用
その他の主な特典 $300 ホテルクレジット
$200 Splurge クレジット
$200 Blacklane クレジット
Priority Pass
アメリカン航空 Admirals Club 入場券4枚
$120 Global Entry クレジット
外国為替手数料 なし
申込リンク →公式リンク←

Citi Strata Elite Card は2021年に新規申し込みを終了した Citi Prestige Card の後継カードです。
カード特典を見る限り年会費$595はちょっと高いかなという印象です。

サインアップボーナス面で見るとライバルカードである Amex PlatinumChase Sapphire Reserve よりも低く、Capital One Venture X Rewards とも同等かそれ以下でしょう。

ポイント還元面では cititravel.com 経由以外ではレストランしかボーナスカテゴリが無いのは残念です。
ただ、曜日・時間帯限定ではありますが、6倍のポイントを稼げるというのは面白い特徴でしょう。

特典面では $200 Splurge はまだ使いやすそうではありますが、$300 ホテルクレジットや$200 Blacklane クレジットは使い道が絞られたり無理やり使うことになりそうな点は評価低めです。
レストラン特典無しの Priority Pass も Global Entry クレジットも他のプレミアカードで頻繁に見るものですので目新しさがありません。
アメリカン航空 Admirals Club の入場は嬉しいですが、この年会費なら入場回数に制限付けなくともよい気はします。カード会社ラウンジでは無いのでその辺りは難しいのでしょう。

素晴らしい点としてはこのカードと登場と同時に、Citi ThankYou ポイント(以下 TY ポイント)がアメリカン航空のマイルへと1:1交換が可能になった点です。
アメリカン航空のマイルは過去に Bilt Rewards から転送出来たことを除いて、クレジットカードポイントから転送出来ませんでしたが、これによってより獲得の手段が増えました。
とは言え下位カードの Citi Strata Premier でもアメリカン航空のマイルへの転送は可能なので、このカード独自の強みとはならない点が悲しいところです。


【サインアップボーナス】

初回の期間限定サインアップボーナスは以下の様になっています。

  • 3カ月以内に$4,000の使用で 80,000 TY Points を獲得
  • ちなみに同じミニマムスペンドで 100,000 TY Points を獲得出来るリンクも確認されていますが、安全性は分かりませんのでご自身の責任でどうぞ。

    執筆時点での他のカード会社のプレミアカードのサインアップボーナス(SUB)は以下の様になっています。

    カード名 年会費 通常SUB 期間限定SUB
    Amex Platinum $695 80,000 MRP 175,000 MRP
    Sapphire Reserve $795 60,000 URP 100,000 URP + $500
    Venture X $395 75,000 COM 90,000 COM
    Strata Elite $595 100,000~80,000 TYP

    やはりこの価格帯の年会費の期間限定オファーであれば120,000~150,000ポイントぐらいは欲しかったなあというのが正直なところです。

    このカードのサインアップボーナスの条件は「過去48か月以内に Citi Strata Elite Card の新規アカウントボーナスを受け取った場合、または過去48か月以内に新規アカウントボーナスを獲得した別のシティクレジットカードを Citi Strata Elite Card に変換した場合は、ボーナスは利用できません。」となっています。
    下位カードの Citi Strata Premier を持っている場合や、前身の Citi Prestige を持っている場合でも問題なくボーナスは受け取れます。


    【ラウンジアクセス】

    アメリカン航空 Admirals Club

    空港

    Citi Strata Elite Card には アメリカン航空 Admirals Club の入場券が4枚付いています。
    入場には AAdvantage Wallet にあるパスか AAdvantage 番号が記載された搭乗券の提示が必要で、一度有効にすると24時間は有効で、その間は複数の場所で利用が可能です。
    入場券1枚で1人の18歳以上の入場可能で、18歳未満の子供は3人まで同伴が可能です。
    ちなみにより上位の アメリカン航空の Flagship lounge には入れませんので注意しましょう。
    authorized users は Admirals Club の入場券はもらえません。

    Priority Pass lounge

    Priority Pass

    Citi Strata Elite Card の特典でプライオリティパスを有効にすることが出来ます。
    プライオリティパスで世界中の1400を超える空港のラウンジに入ることが出来ます。ラウンジの場所については公式サイトをご確認ください。
    レストランではこのプライオリティパスは利用出来ません。
    また authorized users も独自のプライオリティパスが獲得出来ます。

    【Citi ThanksYou ポイントの使い道】

    Citi ThanksYou ポイントの使い道

    Citi ThanksYou ポイントの使い道の1つはエアラインやホテルなどのパートナーへポイント転送することです。
    特に今回 Citi Strata Elite Card の登場に合わせて、アメリカン航空のマイルへも転送が可能になりました。
    Citi Strata Elite, Strata Premier, Prestige カードを持っている場合、以下に示したレートで転送パートナーへ移行可能ですが、その他の Citi のカードではもう少し不利なレートでの交換になります。
    またアメリカン航空のマイルへの転送もこれらのカード限定の特典で、他のカードでは転送自体が出来ません。

  • American Airlines (1,000 Points = 1,000 American Airlines miles)
  • AEROMEXICO (1,000 Points = 1,000 Aeromexico Rewards Points)
  • ALL - ACCOR LIVE LIMITLESS (1,000 Points = 500 ALL Reward points)
  • AVIANCA LIFEMILES (1,000 Points = 1,000 LifeMiles)
  • CATHAY PACIFIC (1,000 Points = 1,000 Asia Miles)
  • CHOICE PRIVILEGES (1,000 Points = 2,000 Choice Privileges points)
  • EMIRATES SKYWARDS (1,000 Points = 800 Skywards Miles)
  • ETIHAD GUEST (1,000 Points = 1,000 Guest Miles)
  • EVA AIR (1,000 Points = 1,000 Infinity MileageLands Miles)
  • FLYING BLUE (1,000 Points = 1,000 Flying Blue Miles)
  • JETBLUE TRUEBLUE (1,000 Points = 1,000 TrueBlue points)
  • LEADERS CLUB (1,000 Points = 200 Leaders Club Points)
  • QANTAS FREQUENT FLYER (1,000 Points = 1,000 Qantas Points)
  • QATAR PRIVILEGE CLUB (1,000 Points = 1,000 Avios)
  • SHOP YOUR WAY (1 Point = 10 Shop Your Way Points)
  • SINGAPORE AIRLINES (1,000 Points = 1,000 KrisFlyer Miles)
  • THAI ROYAL ORCHID PLUS (1,000 Points = 1,000 Royal Orchid Plus Miles)
  • TURKISH AIRLINES MILES&SMILES (1,000 Points = 1,000 Miles&Smiles Miles)
  • WYNDHAM REWARDS (1,000 Points = 1,000 Wyndham Rewards points)
  • VIRGIN ATLANTIC FLYING CLUB (1,000 Points = 1,000 Virgin Points)
  • また cititravel.com 経由での旅行では1ポイント=1セントで利用することが出来ます。
    現金化の面では、以前は10,000ポイント=$100のレートで交換出来ましたが、2025年8月24日以降は10,000ポイント=$75のレートでの交換になります。
    ただし Double Cash Card または Custom Cash を持っている場合は1ポイント=1セントでキャッシュアウト出来るとのことです。


    【年会費の減額】

    年会費の減額

    CitiGold の場合、年会費が$145引きになります。
    Citigold Private Client の場合、初年度は$595の年会費全額が返金され、翌年以降は年会費が$145引きになります。

    CitiGold は Citi の預金や投資口座に $200,000 以上の残高が、Citigold Private Client は $1,000,000 以上の残高が必要になりますので、年会費の減額を受けるためにはかなりの額を Citi 銀行に委ねる必要が出てきます。

    あんまり庶民には関係無さそうですが一応記載しておきます。


    【その他の特典】

    その他の特典

    いくつかの特典が暦年ごとにもらえる特典ですので、ダブルディップ、上手くいけばトリプルディップが可能です。

    $300 ホテルクレジット

    暦年に1回、cititravel.com 経由で2泊以上のホテルを予約すると$300の割引が受けられます。
    特典を受け取るためには Strata Elite Card・TY ポイント・またはその組み合わせで全額前払いする必要があります。
    Citi Travel がどんなものかは分かりませんが、この手の専用ポータル経由が必須の特典は額面通りの価値は無い傾向にあります。

    $200 Splurge クレジット

    暦年ごとに次のブランドのうち最大2つを選択し、$200 のステートメントクレジットを受け取ることが出来ます。
    対象は、1stDibs, American Airlines, Best Buy, Future Personal Training, Live Nation です。
    American Airlines と Best Buy は中々使い勝手が良さそうです。

    $200 Blacklane クレジット

    Blacklane は高級な Uber や Lyft のようなサービスです。
    毎年1月から6月に$100、7月から12月に$100のステートメントクレジットを獲得することが出来ます。
    使ったことが無いので何とも言えませんが、空港送迎程度でもクレジット込みでも足が出そうです。

    $120 Global Entry クレジット

    Global Entry または TSA PreCheck の申請料金の払い戻しとして、4年に1度、最大$120のステートメントクレジットを獲得出来ます。

    Global Entry & TSA PreCheck 特典付きのおすすめクレジットカード

    Global Entry & TSA PreCheck 特典付きのおすすめクレジットカード

    Global Entry & TSA PreCheck 特典付きのクレジットカードをまとめました。


    【ポイント還元率】

    ポイント還元

    Citi Strata Elite Card は基本$1使用で1ポイントで、cititravel.com 経由のホテル・レンタカー・アトラクションで12倍、cititravel.com 経由の航空券で6倍、金曜土曜の午後6時から午前6時(ET)のレストランでも6倍、その他で1.5倍となっています。

    冒頭でも述べましたが、cititravel.com 経由以外ではレストランしかボーナスカテゴリが無いのは残念な点でしょう。

    そのレストランでは通常は3倍、東部時間で金曜日の午後6時から土曜日の午前6時までと、土曜日の午後6時から日曜日の午前6時までの時間帯では6倍のポイントが付きます。
    お住いの地域の時差を考慮して使う必要がありますが、午後6時から12時までの時間帯であればアメリカに住んでいればどの地域でも当てはまるはずです。

    その他カテゴリでも1.5倍のポイントが手に入ることは地味に嬉しいですが、この点は Venture X の2倍には劣るかなと思います。


    【対抗カード】

    Citi Strata Premier

    Citi Strata Premier

    年会費:$95
    Citi のパーソナルカード、特にアメリカン航空へのマイル転送に魅力を感じているのであれば下位カードの Citi Strata Premier も候補に入るでしょう。
    レストラン、スーパーマーケット、ガソリンスタンド、EV充電、航空旅行、ホテル、と幅広いカテゴリで3倍のポイントが獲得出来ます。

    Citi Strata Premier Card 評価レビュー - 2024年5月製品変更!

    Citi Strata Premier Card 評価レビュー - 2024年5月製品変更!

    Citiのエーストラベルカード、Citi Strata Premier Card について解説していきます。

    Amex Platinumx

    年会費:$695(ただし2025年後半に$895に上がるとの噂あり)
    センチュリオンラウンジは数も多く、カードラウンジとしての使いやすさは非常に優秀です。

    アメリカ版 American Express Platinum Card 評価レビュー - 最高のトラベルカードの1枚!

    アメリカ版 American Express Platinum Card 評価レビュー - 最高のトラベルカードの1枚!

    アメリカのクレジットカードのレビュー及び特典、おすすめ度、どんな人に向いているかを解説しています。

    Chase Sapphire Reserve

    Chase Sapphire Reserve

    年会費:$795
    Sapphire ラウンジは数はまだそれほど多くないものの、クオリティは好評です。
    こちらも2025年6月に一新した新カードです。

    Chase Sapphire Reserve 評価レビュー - 2025年6月新カード

    Chase Sapphire Reserve 評価レビュー - 2025年6月新カード

    2025年6月23日に生まれ変わったSapphire Reserveの詳細を解説します。

    Venture X Rewards

    Venture X Rewards

    年会費:$395
    何といっても年会費が良心的でカード特典がシンプルで分かりやすいのが素晴らしいです。

    Venture X Rewards Credit Card 評価レビュー - 超簡単に年会費相殺出来るプレミアカード

    Venture X Rewards Credit Card 評価レビュー - 超簡単に年会費相殺出来るプレミアカード

    Amex PlatinumやChase Sapphire Reserveを検討している方にも是非見てもらいたいVenture X(Capital One)の解説・評価記事です。


    【Citi のクレジットカードについて】

    Citi
  • Citi のクレジットカードの所有できる枚数に制限はありません。
  • 承認されたかどうかに関わらず、Citi のパーソナルカードは8日ごとに1枚、65日ごとに2枚まで申請出来ます。(8/65ルール)
  • 承認されたかどうかに関わらず、Citi のビジネスカードは95日ごとに1枚まで申請出来ます。
  • Citi のクレジットカードのサインアップボーナスは複数回受け取ることが可能です。ただし48カ月以内に同一カードを受け取った場合は資格がありません。

  • 【まとめ】

    まとめ

    アメリカン航空にマイル移行可能な Citi のプレミアカードということで一定の評価はあります。
    とは言え特典面では少し物足りなさを感じるのもまた事実でしょう。

    TY ポイントはアメリカン航空以外にも Choice ホテルや Wyndham ホテルなど可能性を感じる使い道もあります。
    ポイント還元率6倍のレストランを上手く活用出来るのでしたら、このカードの価値はより高いものになるでしょう。


    以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。
    X(旧Twitter)もやってますので是非フォローしてください。


    ブログランキング参加しています。よろしければクリックをお願いします。

    にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ


    0 件のコメント:

    コメントを投稿