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2023/12/06

【禁断の三度漬け】1回の年会費で3年分の特典をゲットする裏技を解説 - Amex Triple Dip


12月はAmex Platinum などの年間クレジットを持つカードを申請するには良いタイミングです。

その理由として、上手くやれば1年分の年会費で一部の特典を3年分獲得できるためです。

今回は Amex Triple Dip と呼ばれる裏技(?)を解説していきます。


【前提知識】

前提知識

このテクニックの前提としてAmexの基本的な以下の3つのルールを知っておきましょう。

  • Amexの一部の特典は暦年でリセットされる。
  • Amexは年会費の請求から30日以内にカードをキャンセルすれば年会費は全額返金される。
  • Amexは通常、年会費を12回目のカード明細の締め日に請求する。
  • これらを簡単におさらいしておきましょう。

    暦年での特典リセット

    一部の特典は暦年、つまり12月から1月に切り替わるタイミングでリセットされます。

    代表的なものは各Amex PlatinumAmex Business Platinumの$200 Airline Fee Credit でしょう。

    年会費の返金

    これはご存じの方も多いのではないでしょうか。

    Amexのカードは年会費が発生しても30日以内でしたら、カードキャンセル時に伝えれば返金に応じてくれるはずです。

    年会費の請求日

    Amexは通常、年会費を12回目のカード明細の締め日に請求します。

    12月の初旬にカード作成した場合、最初のカード明細の締め日は1月の中旬から下旬にかけて請求される見込みが大きいです。

    そこから計算すると12回目のカード明細日は来年12月の中旬から下旬となり、そのあたりに年会費が請求される見込みになります。


    【Amex Triple Dip の手順】

    まずはカード作成

    12月初旬を目安にカード申請をします。

    おすすめのカードは先ほども紹介したAmex PlatinumAmex Business Platinumです。

    無事申請が通ったらAmexに連絡して出来るだけ早くカードを届けてもらえるように依頼しましょう。

    1年目 - 最初のDip

    カードが届いたら最初の特典を使うのは時間との勝負です。

    12月中に出来るだけ暦年でリセットされるクレジットを使い切りましょう。

    Platinum 不随のAirline Fee Credit は事前に航空会社を選ぶ必要があります。慌てて選び忘れの無いようにしましょう。

    2年目 - 2回目のDip

    2回目の暦年クレジットを使う期間は1年間たっぷりあります。

    普段の特典同様ゆっくり使って問題ありませんが、年の瀬ギリギリにならないようにしましょう。

    3年目 - 最後のDip

    上手くカード申請のタイミングを調整できてれば12月中に年会費が請求されるはずです。

    年を明けての1月から年会費請求から30日後までに期間内に暦年クレジットを出来るだけ使い切りましょう。

    カード解約

    3年目1月中に出来るだけ多くの暦年クレジットを使い切ったら、カードキャンセルと年会費の払い戻しをAmexにお願いします。

    順調に進めば1年目の年会費だけは払う必要がありますが、2年目の年会費は払い戻しされるため、1回の年会費で3回分の暦年クレジットを使えたはずです。


    【おすすめのカードと代表的なクレジット】

    Amex Platinum

    Amex Platinum

    紹介リンク

    $200/年 Airline Fee Credit : Triple Dipの目玉。事前に航空会社を選ぶ必要があります。これだけで$200 x 3 = $600 となりアメプラの年会費の大半をカバーできます。

    $200/年 Hotel Credit : Fine Hotels + Resorts もしくはThe Hotel Collection をAmex Travel 経由で予約する必要があります。

    $189/年 CLEAR Plus Credit : 自分だけでなく、他の人の支払いをしてもトリガーされるはずです。

    $50/半年 Saks Credit : 要登録。オンラインでもトリガーされるので$50以下のギフトを探してみてはいかがでしょうか。

    アメリカ版 The Platinum Card アメックスプラチナ評価レビュー - 最高のトラベルカード!

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    アメリカのクレジットカードのレビュー及び特典、おすすめ度、どんな人に向いているかを解説しています。

    Amex Business Platinum

    Amex Business Platinum

    紹介リンク

    $200/年 Airline Fee Credit : Triple Dipの目玉。事前に航空会社を選ぶ必要があります。これだけで$200 x 3 = $600 となりアメプラの年会費の大半をカバーできます。

    $189/年 CLEAR Plus Credit : 自分だけでなく、他の人の支払いをしてもトリガーされるはずです。

    $200/半年 Dell Technologies Credit : 要登録。DELLは商品が発送されるまでカードに請求をしないので、急ぎの場合はすぐ発送される商品のみを購入するように注意してください。

    【サインアップボーナス最強】国士無双のビジネスカード!The Business Platinum Card 評価レビュー

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    アメリカクレカ界最強のサインアップボーナスを誇るアメプラビジネス。本記事ではその盛りだくさんのカード特典を丁寧に解説しています。

    Hilton Honors Aspire

    Hilton Honors Aspire

    紹介リンク

    $200/半年 Hilton Resort Credit : ホテル予約の前払いでトリガーされるはずです。

    $50/四半期 Flight Credit : 四半期ごとの特典ですが航空チケットでもトリガーされます。

    $189/年 CLEAR Plus Credit : 自分だけでなく、他の人の支払いをしてもトリガーされるはずです。

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    カードを作るだけでダイヤモンドステータス付与のHilton Honors Aspireについて解説していきます。


    【同じことが出来そうで出来ないカード達】

    Chase Sapphire Reserve Venture X Rewards

    Triple Dipとまで行かなくとも、Sapphire ReserveVenture X の $300 Travel Credit も年を跨ぐことで2回使えそうに思えるかもしれません。

    しかしこれらのカードの特典は暦年ではなく、カード更新日基準で付与されます。

    そのため年をまたいでDouble Dipすることは出来ませんので一応お伝えしておきます。

    ポイントはカードの特典が暦年なのかカード作成日基準なのか、と言うことですね。


    【まとめ】

    まとめ

    いかがだったでしょうか。やや上級者向けですが、Amex Triple Dip を活用することで最大限の特典を得ることが出来ます

    今回は少額なので紹介しませんでしたが月次のクレジットも同様の手段で多めに使うことが出来ますので覚えておきましょう。

    またカードキャンセル時に良いリテンションオファーがもらえればカード維持も視野に入れても良いでしょう。その場合は次の年に同じことをすれば良いだけです。

    皆さんも年の瀬にAmex カードの申請を検討してみてはいかがでしょうか。その場合の決断はお早めに!


    以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。

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