日本でクレジットカードを使っていた方も、アメリカでクレジットカード新たに作って使うことに不安を感じる方もいるかもしれません。
クレジットカードに限らず、日本では当然だと思っていたことが、アメリカではそうではないということは往々にしてあるものです。
今回は日本とアメリカでクレジットカードの使い方で異なること・同じことをまとめていきたいと思います。
使った分はすぐ払った方がよい
これは主にアメリカに来てすぐの方に当てはまることですが、クレジットカードを使った分はこまめに支払うことをおすすめします。
アメリカのクレジットスコアの構成要素の1つに「クレジットの使用率」と言うものがあります。
これはクレジットカードの限度額の内、どの程度を現在使っているかを割合で示したものです。
アメリカでクレジットヒストリーを構築をスタートしてすぐは、このクレジットカードの限度額が低くなりがちです。
そのため、こまめな支払いをしないとすぐにこの割合が高くなってしまうという訳です。
目安としては利用可能額上限の10%以下をキープすると良いでしょう。

アメリカでのクレジットスコアについて
アメリカのクレジットスコアについて解説します。
自動支払いは自分で設定が必要
日本のクレジットカードは開設時に、銀行情報を入力して、使った分は自動的に口座から引き落とされるようになっていることが多いでしょう。
もちろん、アメリカでも自動支払いは設定できますが、大抵の場合は初期設定ではオフになっており、自分で設定する必要があります。
そんなことを知らずに支払いがされなかった場合、延滞金はかかりますし、クレジットスコアに傷も付きますし最悪です。
払い忘れを防止すすためにも、必ず自動支払い(Autopay)を設定しましょう
Amex の場合は下図のように "Payment" の "Manage Autopay" の項目から設定できます。他の会社でも似たような項目がありますので確認してみてください。

自動支払いを忘れずに設定しよう!
クレジットカードの作成はクレジットスコアに大きな影響を与えない
クレジットカードを作成すると少しクレジットスコアは下がります。ただしこれは一時的なものです。
クレジットスコアの大きな要因は 1.支払い履歴、2.クレジットの使用率、3.クレジットヒストリーの長さ、です。
1.と2.については前の項目で述べた通り、支払い遅延が無いよう、使用上限を圧迫しないよう、すぐ支払することが大切です。そしてクレジットヒストリーの長さは渡米したてではどうすることも出来ません。
確かに新規のクレジットカードを作ることはクレジットスコアに影響を及ぼしますが、問題のない支払いを続けていれば3~6カ月で回復します。
そして多くの場合、クレジットカードを作るのは大体この程度の周期です。よってこれは大きな問題にならないと言えます。
とは言え、今後住宅ローンを組むとか、車の購入でローンを組むといった予定がある場合は、金利にも影響を及ぼしますので自重したほうが良いでしょう。

一時的に下がるけどすぐ戻る
出来るだけ早く年会費無料カードを作り、キープしたほうが良い
先ほどクレジットスコアの要因としてクレジットヒストリーの長さをあげました。これはつまり一番長く維持しているクレジットカードということです。
そのため出来るだけ早く年会費無料のクレジットカードを作ることをおすすめします。年会費有料のカードは維持が大変ですからね。
ただし、多くの年会費有料のカードは無料カードへダウングレードすることも出来ます。解約しようか悩んでいるカードが一番長く維持しているカードの場合、ダウングレードするのも良いでしょう。ダウングレードであればクレジットヒストリーの長さを維持できます。

【知っ得】Amexカード ダウングレード/アップグレード 解説
Amexカードのダウングレード/アップグレードについての解説です。あなたのクレジットカード戦略に加えてよりお得にカードを作りましょう!
各カード会社に独自のルールがある

アメリカのクレジットカード会社によって作れる枚数であったり、一度に申請出来る枚数が決まっていたりします。
例えば、American Express は90日内に2枚のクレジットカードまでしか承認されないと言われていますし、Chase は24ヵ月以内に5枚のカードを作っていると新たなカードを承認しないと言われています。
これを知っていると、申請する前に承認されるかどうかある程度判断出来たり、カードの申請のタイミングを調整するのに役立ちます。
全てを話すと非常に長くなるので、興味のある方はまずは下記の記事からお読みいただければと思います。

これだけは押さえるべきアメリカクレジットカード申請時の主要ルール
アメリカクレジットカードの主要ルールを総まとめ!全10件を確認しましょう!
カードを作った日を記録しておくと後で役に立つ

クレジットカードを沢山作る場合、カードを作った日や解約日を記録しておくと将来非常に役に立ちます。
これは上記で述べたように、各カード会社で様々なルールがあり、その多くがカードを作った日(≒申請日)の影響を受けます。
例えばChaseの5/24ルールのため、24カ月で5枚しか作れないが、いつになったら次の1枚が作れるのかといったことが申請日を記録していれば計算出来ます。
少なくとも、1.申請日 2.承認日、3.サインアップボーナスを受け取った日、4.解約日、を記録しておくと良いでしょう。

クレジットカード申請記録用スプレッドシートの紹介
アメリカのクレジットカードでポイ活する方に向けた記録用スプレッドシートの紹介です。
カードの解約は1年待つ・年会費は請求からすぐなら返ってくる

カードの解約はカード作成から1年後の年会費が発生するころまで待ったほうが良いでしょう。
例えばサインアップボーナスを受け取ってから、すぐ解約などしているとカード会社から目を付けられて次回以降の承認が下りにくくなるかもしれません。最悪、規約に書いてあるより早く解約した場合はサインアップボーナスの没収もありえます。
年会費は嬉しくないものですが、実際は請求が発生してからすぐ解約を申し出れば全額返金されます。もし多少遅くても日割りされて返金されるケースもあります。
そのため、どんなに使わないカードでも、最低1年はキープしたほうが良いでしょう。

アメリカのクレジットカードの解約方法
出来る限りチャットやメッセージ等、電話を使わない方法でアメリカのクレジットカードをキャンセルする方法を紹介します。
カード更新時(年会費発生手前)にオファーがボーナスがもらえることがある

カード更新時、電話やチャットで「解約を考えているんだけど~」と言うと大体引き止めされます。その時に聞いてみると「じゃあ$2,000使ったら20,000ポイントあげるよ」といったオファーをもらえたりします。(体験談)
単に「解約してください」と言うとたまにとんとん拍子で話が進むのであくまで「考えている」という体にするのがポイントです。
年会費発生のタイミングは事前に電話やチャットで確認出来ますので、その1週間~3日前ぐらいに連絡するのがおすすめです。1週間前に聞いても無かったオファーが3日前に連絡したら有ったということもあるみたいなので出来るだけギリギリが良いみたいです。

リテンションオファーをもらおう
クレジットカード解約前にもらえることがあるリテンションオファーについて解説しています。
ビジネスカードは怖くない
別に会社の経営者なわけでもないし、ビジネスカードを作るなんて最初はとんでもない考えのように思うかもしれません。
ですが実際は本当に大したことも無く、個人用のカードとほぼ同じプロセスで作ることが出来ます。
傾向としては少々ミニマムスペンド(サインアップボーナスを受け取るための条件)が高いですが、個人の支出でもまかなえる範囲のものも多いです。
対象者の条件は、"ビジネスを行っている人"だけではなく、"ビジネスをやろうと思ってる人"も含まれるのがポイントです。言ってしまえば、やろうと思ってるかどうかなんてことは本人以外分かりようのないことなのです。
クレジットカードを作って効率よくポイントを貯める道を上では避けては通れないのがアメリカのビジネスカードです。
ちなみに最初のビジネスカードにはやはり Amex がおすすめで、特に Blue Business Plus が初心者向きだと思います。

Amex ビジネスカード作り方ガイド
Amex のビジネスカードの作り方を画像付きで丁寧に解説します。
貯めたポイントは使わないと価値がない

当たり前のことなのですが、カードを作ってポイントを貯めていくとこのことを忘れがちになります。
年会費は高いけどサインアップボーナスでプラスだ、と喜んでいてもそのポイントは使って初めてプラスになるのです。ポイントと現金は明確に違うものです。
飛行機の予約に必要なマイルが、ホテルの宿泊に必要なポイントが、年々増えていく、現金よりもインフレが激しいのがポイントの世界です。
貯めることに執着して使うことを忘れ、いざ使うときにはポイントの価値が大幅下落してる、なんてことにならないためにも、貯めるのもほどほどに使い道を模索しましょう。
以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。
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