Marriott BonvoyのクレジットカードはChaseからもAmexからも発行されていて選ぶのが難しいのではないでしょうか。
今回はChaseのMarriott Bonvoyのクレジットカードの中で新規発行出来るカードの中では最も年会費の高いMarriott Bonvoy Bountifulについて確認していきます。
【評価・年会費・特典】
Marriott Bonvoy Bountiful credit card | ||
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おすすめ度 | ★★☆☆☆ | |
年会費 | $250 | |
ポイント還元率 | 6% | Marriott |
4% | 食料品店、レストラン | |
2% | その他 | |
サインアップボーナス | 85,000 Points | |
ボーナス条件 | 3カ月以内に$4,000の使用 | |
その他の主な特典 |
ゴールドエリートステータス 暦年ごとに15泊の宿泊実績 暦年で$15,000使用すると無料宿泊券(50,000ポイント上限) |
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外国為替手数料 | なし | |
公式サイト | chase.com |
Marriott Bonvoy Bountifulは分かりやすいクレジット特典や無料宿泊特典で年会費を簡単に相殺出来るカードではありません。
そのためサインアップボーナスが手に入る初年度はともかく、2年目以降はこのカードの特典が自分にとって年会費に見合うものなのかをよく考える必要があります。
【サインアップボーナスの獲得条件】
気を付けなければいけないのがサインアップボーナスの獲得条件です。
MarriottのクレジットカードはChaseとAmexで現在合計6枚存在しますが、ほとんどのケースで共存出来ません。
Marriott Bonvoy Bountifulカードの場合はMarriott Bonvoy BoldとBoundless以外の4枚やそれらの過去の前身のカードを過去90日以内に持っていたり、過去24カ月以内にそれらのサインアップボーナスを受け取っていると、このカードのサインアップボーナスは貰えません。
Marriott Bonvoy BountifulはChaseの下位カードの2枚を持っといてもサインアップボーナスは受け取れますが、AmexのMarriotカードを過去に持っているとサインアップボーナスは受け取れないということです。
逆にこのカードを持っているとAmexのMarriott系のカードもサインアップボーナスの受け取りも制限されるので作る際は今後のMarriotカード作成も見据えて検討しましょう。
パーソナルカードだけでなくビジネスカードも制限されているのも注意点です。
【正直Marriotカードの中での立ち位置は微妙】
正直なところBountifulはMarriotカードの中での立ち位置はイマイチと言わざるを得ません。
下位カードのBoundlessは年会費$95にもかかわらずカード更新時に無条件で無料宿泊特典が付いていますが、このBountifulは年間で$15,000使わなければ無料宿泊特典が得られません。
無料宿泊出来るポイントの上限が異なるので下位互換ではありませんが、少々悲しいところです。
年会費が$250と同レベルのAmex Marriott Bonvoy Bevyは特典はほぼ同じでこのBountifulよりもサインアップボーナスが高い傾向にあります。
Bevyとの差別化出来る点はこのBountifulはChaseから発行されているカードなのでThe Ritz-Carlton Credit Cardへアップグレードすることが出来る点でしょう。
これらを総合すると、暦年で$15,000出費の条件を無理なく達成でき、将来的にThe Ritz-Carlton Credit Cardへのアップグレードを狙う人におすすめです。
【The Ritz-Carlton Credit Cardへの道】
現在は直接申請が出来ないThe Ritz-Carlton Credit CardはChase系のMarriottカードを1年間以上使った後アップグレードを申請することが出来ます。
その際、クレジットライン(利用限度額)が最低$10,000必要と言われています。
The Ritz-Carlton Credit Cardは年会費$450ですが年会費に見合う特典の豊富なカードです。
中でもカード更新時に得られる無料宿泊特典は上限85,000ポイントまでのホテルに1泊出来ます。これは
これは下手するとRitz-Carltonに直接泊まれるレベルです。下の例だと82,000ポイントで東京のRitz-Carltonに泊まれますがこれは約18万円相当です。
それ以外にもプライオリティパスや$300のエアラインクレジットなど非常にお得なカードなので高級ホテルに泊まりたい人はこのカードを目指すのもおすすめです。
【カード特典】
ゴールドエリートステータス
Marriottのゴールドエリートの詳細については公式サイトで確認できます。
ただゴールドでの部屋のアップグレードはされたらラッキー程度であまり過度な期待しないほうが良いでしょう。
暦年ごとに15泊の宿泊実績
15泊の宿泊実績が得られますが、Marriottパーソナルカードを複数枚持っていても重複はしません。
暦年で$15,000使用すると無料宿泊券(50,000ポイント上限)
メインカードとして使っていれば比較的達成可能な数字ではないかと思います。
この特典を無理なく取得できる方にはこのカードはおすすめ出来ます。
【ポイント還元率】
基本$1使用で1ポイントで、Marriottグループのホテルでの使用で6倍、食料品店、レストランで4倍、その他で2倍となっています。
ただしMarriottのホテルでは公式サイトから予約することで 6(クレカ) + 10(Marriott会員) + 2.5(ゴールドエリート) の合計18.5倍のポイントが付きます。
このうち一番大きいMarriott会員の10倍は無料会員登録することで得られます。
また食料品店、レストランの4倍カテゴリについては年間$15,000使用分の上限があり、以降は2倍になります。
メインカードとしてもまあまあ使えるラインです。
また覚えておきたいことはMarriottのポイントはAmericanやJALなど他のポイントからは変換出来ないポイントにも交換出来るという事です。
通常3:1(Marriottポイント3に対しエアラインマイル1)ですが、60,000ポイントまとめて転送すれば5,000ポイントのボーナスが付きます。
(ただしアメリカン航空 AAdvantage、アビアンカ航空ライフマイル、デルタ スカイマイル、大韓航空 スカイパスはこのオファーの例外でレートは3:1固定です。)
なのでMarriott 60,000 : Airline 25,000で2.4:1の比率になります。お得な使い道とまでは言えませんが他の方法では獲得の難しいマイルなので覚えておくと良いでしょう。
【Chaseカード】
本カードもパーソナルカードなのでChase 5/24ルールの対象カードです。
またChaseのカードはAmexと比べて若干審査が厳しいです。
そこでChaseの銀行口座を開設することで審査に通りやすくなります。
もし以前Chaseのカードを申請して審査に落ちていたり、初めてのChaseのカードで不安な方は是非試してみて下さい。
今なら紹介リンクから口座開設すれば$200も貰えます。
【Marriott以外の対抗カード】
Amex Gold
年会費$250と言えばこのカード、Amex Goldです。
汎用最強カードの1枚ですので、このカードを既に持っていたり、Marriotカードに拘りがあるのでなければぜひ検討してみて下さい。
Amex Platinum
そしてその上位のAmex Platinumも検討すべきカードです。
年会費は$695と高額ですが、このカードも持っているだけでMarriotのゴールドエリートステータスが付与されます。
ラウンジアクセスや各クレジットなど旅行好きならば損しない多くの特典が非常に魅力的なカードです。
【紹介リンク】
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公式リンクは以下からどうぞ。
【まとめ】
いかがだったでしょうか。対抗馬のMarriott Bonvoy Bevyも中々に優秀なのでこのカードをあえて狙う人は多くないのかもしれません。
しかしThe Ritz-Carlton Credit Cardを狙うなら十分選択肢に入るカードです。
これを狙わない人は他のMarriotカードの方が良いカードかもしれません。Marriotカードは種類は沢山ありますが、サインアップボーナスの条件の関係で短期間で複数枚作るのは難しいのでよく考えて作っていただければと思います。
以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。
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