Marriott BonvoyのクレジットカードはChaseからもAmexからも出ていて何を選べばいいか分からなくなっていませんか?
今回は年会費に対しパフォーマンスの良い、Marriott Bonvoy Boundless Credit Cardについて評価していきます。
【基本情報】
Marriott Bonvoy Boundless | ||
---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★☆ | |
年会費 | $95 | |
ポイント還元率 | 6% | Marriott |
3% | 食料品店、ガソリンスタンド、レストラン | |
2% | その他 | |
サインアップボーナス | 3 Free Night Awards | |
ボーナス条件 | 3カ月以内に$3,000の使用 | |
外国為替手数料 | なし | |
公式サイト | creditcards.chase.com |
2023/05/01:5 Free Nightのサインアップボーナスは終了しました。
2023/06/12:75,000 + 50,000 Pointsオファーのオファーを追記しました。
2023/08/11:75,000 + 50,000 Pointsオファーは終了し、3 Free Night Awardsのオファーとなりました。
2024/01/26:5 Free Nightのサインアップボーナスが出現しました。
2024/03/28:5 Free Nightのサインアップボーナスは終了し、3 Free Night Awardsのオファーとなりました。
2023年8月にカードデザインが新しくなりました。
サインアップボーナスは1泊当たり上限50,000ポイントのホテルまでが上限ですが、さらに15,000ポイントを手出しすることで65,000ポイントのホテルまで宿泊することが出来ます。
ホテルのクラスによってはサインアップボーナスで泊まれないことも考えられるので、あらかじめ使うホテルの当たりを付けておきましょう。
【サインアップボーナスの獲得条件】
気を付けなければいけないのがサインアップボーナスの獲得条件です。
MarriottのクレジットカードはChaseとAmexで現在合計6枚存在しますが、ほとんどのケースで共存出来ません。
Marriott Bonvoy Boundlessカードの場合はMarriott Bonvoy Bountiful以外の5枚やそれらの過去の前身のカードを過去90日以内に持っていたり、過去24カ月以内にそれらのサインアップボーナスを受け取っていると、このカードのサインアップボーナスは貰えません。
要するにChaseだろうがAmexだろうが過去にMarriott系のクレジットカードを作ったり持っていたりするとサインアップボーナスは受け取れない、ということです。(ただしMarriott Bonvoy Bountifulは例外で共存可)
このカード以外のMarriott系のカードもサインアップボーナスの受け取り条件に過去のMarriott系カードの取得を制限しているので、Marriottのカード沢山作ってポイントゲットだぜ!とはならないということです。
パーソナルカードだけでなくビジネスカードも制限されているので注意しましょう。
【カード更新時無料宿泊特典】
このカードをキープする理由の1つにカード更新時の無料宿泊特典があります。
これは最大1泊35,000ポイントまでのホテルに1泊出来る特典です。35,000ポイントを超えるホテルの場合、追加で15,000ポイントまで支払うことで50,000ポイントのホテルまで宿泊することが出来ます。
35,000ポイントの価値は$200~$300弱の価値があります。
これは年会費$95を優に上回りますので年に1回以上Marriottに泊まる予定のある人にとってはキープする価値のあるカードです。
【シルバーエリートステータス】
Marriottのシルバーエリートの詳細については公式サイトで確認できます。
Marriott Bonvoy Boundlessを作れば15泊の宿泊実績が付くので自動的にシルバーエリートが獲得できます。
とは言えシルバーエリートはレイトチェックアウトがちょっと良いかな程度で大した特典では無いです。
年間$35,000をこのカードで使用すればゴールドエリートに上がれますが、それよりはもう10泊して25泊の宿泊実績でのゴールド会員を目指したほうが良いでしょう。
もしくはAmex Platinum Cardなら作るだけでゴールドエリートステータスがもらえます。
ですがゴールドエリートも部屋のアップグレードが付きますが無理して狙うほどのものでも無いです。
ステータス目当てなら作るだけでプラチナステータスが付くMarriott Bonvoy Brilliant American Express Cardを最初から狙うのがおすすめです。
【ポイント還元率】
基本$1使用で1ポイントで、Marriottグループのホテルでの使用で6倍、食料品店、ガソリンスタンド、レストランで3倍、その他で2倍となっています。
ただしMarriottのホテルでは公式サイトから予約することで 6(クレカ) + 10(Marriott会員) + 1(シルバーエリート) の合計17倍のポイントが付きます。
このうち一番大きいMarriott会員の10倍は無料会員登録することで得られます。
また食料品店、ガソリンスタンド、レストランの3倍カテゴリについては年間$6,000使用分の上限があり、以降は2倍になります。
Marriottのヘビーユーザーでなければ普段使いは別カードがおすすめです。
また覚えておきたいことはMarriottのポイントはAmericanやJALなど他のポイントからは変換出来ないポイントにも交換出来るという事です。
通常3:1(Marriottポイント3に対しエアラインマイル1)ですが、60,000ポイントまとめて転送すれば5,000ポイントのボーナスが付きます。
(ただしアメリカン航空 AAdvantage、アビアンカ航空ライフマイル、デルタ スカイマイル、大韓航空 スカイパスはこのオファーの例外でレートは3:1固定です。)
なのでMarriott 60,000 : Airline 25,000で2.4:1の比率になります。お得な使い道とまでは言えませんが他の方法では獲得の難しいマイルなので覚えておくと良いでしょう。
【The Ritz-Carlton Credit Cardへの道】
現在は直接申請が出来ないThe Ritz-Carlton Credit CardはChase系のMarriottカードを1年間以上使った後アップグレードを申請することが出来ます。
その際、クレジットライン(利用限度額)が最低$10,000必要と言われています。
The Ritz-Carlton Credit Cardは年会費$450ですが年会費に見合う特典の豊富なカードです。
中でもカード更新時に得られる無料宿泊特典は上限85,000ポイントまでのホテルに1泊出来ます。これは
これは下手するとRitz-Carltonに直接泊まれるレベルです。下の例だと82,000ポイントで東京のRitz-Carltonに泊まれますがこれは約18万円相当です。
それ以外にもプライオリティパスや$300のエアラインクレジットなど非常にお得なカードなので高級ホテルに泊まりたい人はこのカードを目指すのもおすすめです。
【Chaseカード】
本カードもパーソナルカードなのでChase 5/24ルールの対象カードです。
またChaseのカードはAmexと比べて若干審査が厳しいです。
そこでChaseの銀行口座を開設することで審査に通りやすくなります。
もし以前Chaseのカードを申請して審査に落ちていたり、初めてのChaseのカードで不安な方は是非試してみて下さい。
今なら紹介リンクから口座開設すれば$200も貰えます。
【対抗カード】
Chase Sapphire Preferred
年会費$100付近のカードとなるとやはりこのカードを話題に出さないわけにはいきません。年会費$95の万能カードです。やはりポイントを飛行機に使ってもホテルに使ってもお得という便利さは扱いやすさが段違いです。
ホテル系のクレジットカードと違い、ホテルステータスが付与されないのが大きな違いですので、Chase Sapphire PreferredもしくはReserveを作っていない方はその点も考慮して比較してみて下さい。
とは言えSapphire Preferredのサインアップボーナスは50,000~60,000で安定しているので5/24に余裕がありSapphire Preferredに期間限定オファーが来てなければMarriott Bonvoy Boundlessを優先してよいと思います。
Chase Sapphire Preferredについては下記記事で詳しく解説しています。
【紹介リンク】
もしここまでの解説でMarriott Bonvoy Boundless Credit Cardを作ろうと思った方は下記リンクから作ってもらえると私や読者様に紹介ポイントが入るので大変うれしいです。
ただし紹介リンクのオファーと公式のオファーでもらえるポイントに差がある場合がありますので、よくチェックしてもらえるポイントが大きい方のオファーを使ってください。
【まとめ】
個人的にはサインアップボーナスを使いつつ、将来リッツカールトンカードへのアップグレードを狙うのに良いカードだと思います。
ホテル系のクレジットカードを探している方は是非このチャンスにこのカードの作成を検討してみてはいかがでしょうか。
以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。
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6 件のコメント:
いつも詳しい情報をありがとうございます。常々参考にさせていただいております。
質問があるのですが,現在アメリカ在住で,日本で発行したマリオットアメックスプレミアムカードも所有しております。
Marriott Bonvoy Boundless cardの申請を検討していますが,この場合サインアップボーナスは獲得可能でしょうか?
実際に同じシチュエーションの話を聞いたことはありませんが、規約を読む限り特に日本の(というか他国の)カード所持に対しては書かれていませんので問題無くサインアップボーナスを受け取れるはずです。
ありがとうございます。トライしてみようと思います。
大変分かりやすくまとめて頂いており、ありがとうございます。大変参考になります。
もしご存じであれば一点ご教示願います。
パーソナルカードの宿泊実績付与は重複しないという点は認識しておりますが、例えばこちらのカードとブリリアントを両方保有した場合、宿泊実績はどちらのカードのものが付与されるか、決まりなどはありますのでしょうか?
必ず高い方が付与されれば良いのですが、ブリリアントではない方の日数で付与される可能性もあるのでしょうか?
宿泊実績は最大値で獲得できます。
ブリリアントを持っている場合、カード作成順などにかかわらずパーソナルカードの宿泊実績は25泊もらえるのでご安心ください。
早速のコメントをいただき、ありがとうございました!
よく分かりました。
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