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2023/12/19

Citi / AAdvantage Executive 評価レビュー / ラウンジアクセスとアメリカン航空ステータスに向けた特典が目玉!


AAdvantage Executive はCitiから発行されているアメリカン航空のプレミアクレジットカードです。

JALのサクララウンジへも入場可能になる Admirals Club メンバーシップは日本人にとっても優れた特典になる可能性があります。


【評価・年会費・特典】

Citi / AAdvantage Executive World Elite Mastercard
おすすめ度 ★★★☆☆
カードブランド Citi
年会費 $595
ポイント還元率 10% ポータル経由のレンタカー・ホテル
4% アメリカン航空での購入
1% その他
サインアップボーナス 70,000 Miles
ボーナス条件 3カ月以内に$7,000の使用
その他の主な特典 Admirals Club メンバーシップ
優先チェックイン・検査・搭乗
受託手荷物1つ無料
機内割引25%
ロイヤルティポイントボーナス
Global Entry / TSA PreCheck クレジット
$120/年のレンタカークレジット
$10/月のGrubhub クレジット
$10/月のLyft クレジット
外国為替手数料 なし
公式サイト creditcards.aa.com

このカードの年会費は初年度も免除されず高額ですので、サインアップボーナスマイル目的で作るのはおすすめしません

このカードを作る主な理由は2つあります。1つはAdmirals Club メンバーシップ及びラウンジのため。もう1つはアメリカン航空とワンワールドのエリートステータスのためです。

Admirals Club メンバーシップに関しては、さらに認定ユーザーを追加しても良いほどの優れた特典です。

エリートステータスに向けた特典に関しては、AAdvantage Platinum Select でもクレジットカード利用によるロイヤリティポイントは手に入りますが、年間最大20,000ロイヤリティポイントのブーストはExecutive ならではの特典です。


【Admirals Club 特典】

シャンパン

Admirals Club の特典はクレジットカードのメインのカード会員と認定ユーザーが利用できる特典には差があります。

本会員特典

AAdvantage Executive のメインユーザーは追加料金無しで Admirals Club の正規会員となります。

この正規会員の特典はクレジットカードを持っていない人が新たに購入しようとすれば$750~850もかかり、これだけでカード年会費の$595を上回ります。

正規会員の場合、Admirals Club の特典はクレジットカードではなく、AAdvantage 番号にリンクされますのでクレジットカードすら必要ありません。

  • ラウンジの利用にはアメリカン航空またはワンワールド提携航空会社を利用している必要があります。
  • 全世界のAdmirals Club に入場可能。
  • メイン会員と(1)その家族(配偶者と18歳未満の子供)、もしくは(2)ゲスト2名、まで入場出来ます。
  • さらにアラスカラウンジやJALのラウンジなどの提携ラウンジにも入場可能。
  • Flagship ラウンジにはアクセス出来ません。
  • 羽田や成田のJALのサクララウンジにもアクセス出来るのでJAL便で日本に行き来する人にとっては有用性が高そうです。

    特に駐在でアメリカに滞在している方が、一時帰国するときなどはご家族でラウンジでゆっくりできるとお財布にも体にも優しいのではないでしょうか。

    より詳しい情報は公式サイトをご確認ください。


    認定ユーザー特典

    鍵

    AAdvantage Executive は認定ユーザーを追加することで、その認定ユーザーにもラウンジアクセスの特典を付与します。

    認定ユーザー用のカードは$175で3名分が追加することができ、以降は1人$175で追加することができます。認定ユーザーの上限は10名です。

  • 認定ユーザーはAAdvantage 番号にリンクされた会員特典ではないので、認定ユーザーカードを提示する必要があります。
  • ラウンジの利用にはアメリカン航空またはワンワールド提携航空会社を利用している必要があります。
  • 全世界のAdmirals Club に入場可能。
  • 同様に本人と(1)その家族(配偶者と18歳未満の子供)、もしくは(2)ゲスト2名、まで入場出来ます。
  • アラスカラウンジを含む提携ラウンジにはアクセスできません。
  • 認定ユーザーのカードを提示する必要があるのと、提携ラウンジへはアクセス出来ないことが異なります。

    Admirals Club に入場する分には本会員と差はありません。

    ちなみに認定ユーザーはcitiのWebサイトで行うことが出来ます。

    認定ユーザーカードは信頼出来る人間にだけ渡すようにしてください。認定ユーザーの発生させた費用の最終責任者はメインのカードユーザーになります。


    【エリートステータス獲得に向けて】

    AAdvantage のカードを持っていればクレジットカードで$1の利用に付き、1ロイヤリティポイントを獲得することが出来ます。

    これはカード利用で獲得できるマイルとは別物ですので、ボーナスカテゴリ等で増えることも無く、$1で1ポイントを超えて獲得することは出来ません。当然70,000マイルをサインアップボーナスで獲得したからと言って70,000ロイヤリティポイントが付与されるわけではありません。

    そして AAdvantage Executive の特典として50,000ロイヤリティポイントを達成したときに追加の10,000ロイヤリティポイントを獲得、さらに90,000ロイヤリティポイントを獲得したときにもう10,000ロイヤリティポイントを獲得することが出来ます。

    カード利用$20,000分のロイヤリティポイントが貰えると考えると中々のブーストになります。

    そしてエリートステータスに必要なロイヤリティポイントは以下になります。

    必要ポイント ステータス
    40,000 AAdvantage Gold
    oneworld Ruby
    75,000 AAdvantage Platinum
    oneworld Sapphire
    125,000 AAdvantage Platinum Pro
    oneworld Emerald
    200,000 AAdvantage Executive Platinum
    oneworld Emerald

    クレジットカードだけで達成するのは骨が折れるので他の方法も同時に組み合わせると良いでしょう。

    もちろんアメリカン航空を利用することが本来のメインのロイヤリティポイントを稼ぐ方法で、ステータスが上がるごとに獲得率が良くなっていきます。

    それ以外にもAAdvantage のショッピングポータルを使う、SimplyMilesのオファーを利用する、Rocketmilesを利用してホテルを予約するなど、ロイヤリティポイントを稼ぐ手段は複数ありますので、これらを最大限組み合わせてエリートステータスを狙っていきましょう。

    ちなみにAAdvantage のロイヤリティポイントが集計される1年は3月から始まり2月に終わります。他の一般的な1月開始の12月終わりではないので注意しましょう。


    【その他の特典】

    空港

    優先チェックイン・検査・搭乗

    優先チェックイン、優先空港検査、早期搭乗など、いくつかの時間節約になる空港での特典が受けられます。

    AAdvantage Executive をAAdvantage会員にリンクさせればチケットに自動で反映されます。

    預け入れ荷物1つ無料

    預け入れ荷物が1人1つ無料になります。最近は1つ目から費用が掛かる場合が多いので地味にうれしい特典です。

    本人だけでなく、同じ予約で旅行する8人までの同行者も同様に1人1つ預け入れ荷物が無料になります。

    AAdvantage 番号付属の特典なのでAAdvantage Executive でチケットの代金を払う必要はありません。

    $120/年 の Avis / Budget でのレンタカークレジット

    Avis または Budget のレンタルに対して暦年ごとに最大$120のバックを受け取ることができます。

    各$10/月 Grubhub クレジット・Lyft クレジット

    Grubhub は毎月使うだけです。

    Lyft は月に3回乗る必要があり、使いにくいと言わざるを得ないです。

    Global Entry または TSA PreCheck クレジット

    4年に1回、$100のクレジットです。カード所有者の申請である必要は無く、友人の申請費を肩代わりすることも出来ます。

    最近、日本人もGlobal Entry を申請出来るようになりました。

    ただし多くのプレミアクレジットカードで頻繁に見る特典ではあります。

    機内割引25%

    カードで支払うと機内食と飲み物が 25% 割引になります。Wi-Fi費用は適用外です。


    【ポイント還元率】

    ポイント還元

    AAdvantage Executive は基本$1使用で1ポイントで、aa.com/cars経由のレンタカー予約・aa.com/hotels経由のホテル予約で10倍、American Airlinesでの購入で4倍、その他で1倍となっています。

    さらに暦年で$150,000利用すると、以降はAmerican Airlinesでの購入で5倍獲得できるようになります。

    カード利用はアメリカン航空のマイルを獲得するより、前述したロイヤリティポイント獲得がメインになるかとは思います。

    それにしても$150,000までカード利用を想定しているあたりが、金持ち向けのカードだなぁという気持ちにはなります。


    【対抗カード】

    Amex Platinum

    Amex Platinum

    ラウンジアクセス狙いならAmex Centurion Loungesへのアクセスを含むこのカードは外せません。

    どのエアラインを使っていても利用できるラウンジアクセスは優秀ですが、同伴者は1名から追加費用がかかるのが悩みどころ。

    アメリカ版 The Platinum Card アメックスプラチナ評価レビュー - 最高のトラベルカード!

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    Venture X Rewards

    Venture X Rewards

    こちらもラウンジアクセス付きのプレミアカード。アメリカン航空のハブ空港、ダラス空港(DFW)にもキャピタルワンラウンジがあり、ここのラウンジの評価は非常に高いです。

    同伴者も2名まで無料ですが、キャピタルワンラウンジの数はまだまだ少ないのが悩みどころ。

    Venture X Rewards Credit Card 評価レビュー - 超簡単に年会費相殺出来るプレミアカード

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    Amex PlatinumやChase Sapphire Reserveを検討している方にも是非見てもらいたいVenture X(Capital One)の解説・評価記事です。


    【紹介リンク】

    紹介リンク

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    公式リンクは以下からどうぞ。

    →公式リンク←


    【まとめ】

    まとめ

    いかがだったでしょうか。個人的にワンワールドのステータス目的で検討したカードでした。

    頻繁にアメリカン航空を利用する人、家族でAdmirals Clubや提携ラウンジを利用したい人、多額のカード利用が見込めてAAdvantage もしくはワンワールドのステータスが欲しい人、これらの人に特におすすめのカードでは無いかと思います。

    ただしアメリカン航空を使わないと本当に意味のない特典ばかりですので、作る前にどの程度アメリカン航空を利用するか、行きたい旅行先にアメリカン航空の運航があるかなどは調べておくと良いでしょう。


    以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。

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