ChaseのIHGクレジットカードが大幅にリニューアルされました!
年会費$350の新カードIHG One Rewards Premier Selectが登場したほか、既存のカードには無料宿泊券の上限アップ、宿泊実績の付与、などの一方、年会費の値上げも行われています。
この記事では、改定後のIHGカード4種を比較し、新しいPremier Selectの特徴、既存カードの変更点、入会ボーナスと申込条件をまとめます。すでにカードを持っている方に向けて、各変更の適用時期も整理します。
【今回のリニューアルのポイント】
今回のIHGカードのリニューアルは、大きく分けて「新しい上位カードの登場」「既存カードの年会費・特典変更」「宿泊実績を獲得する仕組みの追加」の3つです。
- Premier Selectが新登場:年会費$350で、毎年60,000ポイントまでの無料宿泊券、年間20泊分の宿泊実績、年間$200の航空券クレジットなどが付帯します。
- 既存カードも大幅改定:Premierは年会費$99から$150、Businessは$99から$200へ値上げ。一方、両カードの毎年の無料宿泊券は40,000ポイントから50,000ポイントへ上限がアップし、飲食バウチャーや航空券クレジットも追加されます。
- カード保有で宿泊実績を獲得:改定後の4種類すべてに年間の宿泊実績が付帯。有料3カードでは、カード利用によって追加の宿泊実績も獲得でき、上位ステータスやMilestone Rewardsを目指しやすくなります。
ただし、個人Premierの自動付帯ステータスがPlatinumからGoldへ変更されるほか、年会費無料の旧Travelerは、2027年からポイント宿泊の「4泊目無料」に年間$5,000のカード利用が必要になります。
特典が増える一方で、クレジットの利用条件や期限もあるため、額面上の特典総額だけでなく、自分が実際に使える特典がどれだけあるかを確認したい改定です。なお、既存会員への適用時期は変更内容によって異なるため、記事後半で整理します。
【改定後のIHGカード4種を比較】
まずは、リニューアル後のIHGカード4種類の主な特典を比較します。旧Travelerは「IHG One Rewards」、旧Premier Businessは「IHG One Rewards Business」へ名称が変更されています。
| 項目 | One Rewards
|
Premier
|
Premier Select
|
Business
|
|---|---|---|---|---|
| 年会費 | $0 | $150 | $350 | $200 |
| 付帯ステータス | Silver | Gold | Platinum | Platinum |
| 毎年の無料宿泊券 | なし | 50,000ポイントまで | 60,000ポイントまで | 50,000ポイントまで |
| 宿泊実績 | 5泊分 | 15泊分 | 20泊分 | 15泊分 |
| カード利用による 追加宿泊実績 |
なし | 2泊分/$5,000利用 | 2泊分/$5,000利用 | 2泊分/$5,000利用 |
| IHG飲食 バウチャー |
なし | 年間最大$100 ($25×四半期) |
年間最大$300 ($75×四半期) |
年間最大$100 ($25×四半期) |
| 航空券クレジット | なし | 年間$100 | 年間$200 | 年間$100 |
| United TravelBank | なし | 年間最大$50 ($25×年2回) |
年間最大$50 ($25×年2回) |
なし |
| ポイント宿泊の 4泊目無料 |
利用条件付き | あり | あり | あり |
| Global Entry | なし | 最大$120 | 最大$120 | 最大$120 |
| 海外利用手数料 | なし | なし | なし | なし |
※上記は改定後の内容です。既存会員には年会費やステータスなどの移行措置があるため、適用時期は後半で説明します。毎年の無料宿泊券はカード更新時の特典で、入会直後に付与されるものではありません。
航空券クレジットは、航空会社から直接購入する航空券を、対象カードで1回につき$250以上決済することが条件です。年間累計の利用額ではありません。現行規約では2027年12月31日までの特典です。
IHG飲食バウチャーは、宿泊中に部屋付けした対象の飲食代に利用できます。発行された四半期の末日に失効し、1回の利用で使い切れなかった残額も失効するため、年間分をまとめて使うことはできません。
年会費と主要特典のバランスを見ると、Premierは比較的低い年会費で無料宿泊券を維持したい方向け。Premier Selectは、航空券クレジットや飲食バウチャーを活用しながら、宿泊実績や上位ステータスも狙いたい方に注目のカードです。
【新登場!IHG Premier Selectの特徴】
今回登場したIHG One Rewards Premier Selectは、年会費$350の上位カードです。無料宿泊券やクレジットに加え、年間20泊分の宿泊実績と、年間$25,000利用で獲得できるDiamondステータスが大きな特徴です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年会費 | $350 |
| ポイント還元率 |
IHGでの対象利用:12倍 飲食・その他旅行(ライドシェア含む):6倍 その他:3倍 |
| 毎年の無料宿泊券 | 更新時に60,000ポイントまでの宿泊券を1枚付与。 手持ちポイントの追加も可能 |
| IHG飲食バウチャー | 年間最大$300($75×四半期)。各四半期末で失効 |
| 航空券クレジット | 年間$200。航空会社から直接、1回で$250以上の航空券購入が条件。2027年12月31日まで |
| 付帯ステータス | Platinum Elite |
| 宿泊実績 | 入会時および以降毎年20泊分。さらに$5,000利用ごとに2泊分を獲得 |
| 年間$15,000利用特典 | 20,000ボーナスポイント+追加の宿泊実績5泊分 |
| 年間$25,000利用特典 | Diamond Eliteステータスを獲得 |
| 年間$40,000利用特典 | 60,000ポイントまでの無料宿泊券を追加で1枚獲得。手持ちポイントの追加も可能 |
| その他の主な特典 |
ポイント宿泊の4泊目無料 United TravelBank年間最大$50 Global Entry / TSA PreCheck / NEXUS申請料を4年ごとに最大$120補助 IHGポイント購入時30%割引(他の購入オファーとの併用不可) 海外利用手数料なし |
※ポイント還元率はカード決済による獲得分です。IHG会員として獲得する宿泊ポイントや、ステータスによるボーナスポイントは別途加算されます。
年間利用特典の集計期間は暦年(1月1日~12月31日)です。
保有するだけでMilestone Rewardsの20泊特典に到達
注目したいのは、年間20泊分の宿泊実績です。この実績はステータス判定だけでなく、Milestone Rewardsにもカウントされます。
そのため、カードの付与実績だけで20泊の特典に到達し、以下から1つを選べます。
- 5,000ボーナスポイント
- $20の飲食リワード2枚
- 事前確約型のスイートアップグレード1回分
スイートアップグレードを選べる点は、IHGに宿泊する方にとって魅力的です。ただし、対象となる予約や空室状況などの利用条件があります。
年間$25,000利用でDiamond、$40,000利用で追加宿泊券も
Premier Selectは、年間$25,000のカード利用でDiamond Eliteを獲得できます。Premierの$40,000、Businessの$50,000(2027年から)と比べ、必要利用額が低く設定されています。
さらに年間$40,000利用すると、更新時とは別に60,000ポイントまでの無料宿泊券を獲得。宿泊実績も、基本の20泊分+$5,000ごとの付与16泊分+$15,000達成特典5泊分で、合計41泊分になります。
これにより、40泊のMilestone Rewardsにも到達し、年間ラウンジ会員権などを選択できるようになります。
航空券クレジットを使えるなら年会費を回収しやすい
航空券クレジット$200を満額使えば、年会費$350との差額は$150です。更新時の無料宿泊券に加え、20泊分の宿泊実績や飲食バウチャーも活用できるなら、保有価値を感じやすいカードでしょう。
ただし、飲食バウチャーを年間$300使い切るには各四半期での利用が必要で、しかもIHGホテルに宿泊する必要があります。航空券クレジットは使いやすそうですが、現時点では2027年末までの特典です。
【One Rewards(旧Traveler)の変更点】
年会費無料の「IHG One Rewards Traveler」は、「IHG One Rewards」へ名称が変更されます。年間5泊分の宿泊実績が追加される一方、最大の変更点はポイント宿泊の「4泊目無料」にカード利用条件が加わることです。
| 項目 | 改定前 | 改定後 |
|---|---|---|
| カード名称 | IHG One Rewards Traveler | IHG One Rewards |
| 年会費 | $0 | $0(変更なし) |
| 自動付帯ステータス | Silver Elite | Silver Elite(変更なし) |
| 年間の宿泊実績 | なし | 5泊分を付与 |
| ポイント宿泊の4泊目無料 | カード利用条件なし | 2027年1月1日から、暦年で$5,000以上のカード利用が必要 |
| IHGでの対象利用 | 5倍 | 5倍(変更なし) |
| 飲食・スーパー・ガソリン | 3倍 | 3倍(変更なし) |
| 公共料金・通信料金・対象ストリーミング | 3倍 | 2027年1月1日から2倍 |
| その他の利用 | 2倍 | 2倍(変更なし) |
| IHGポイント購入時の割引 | 20% | 30%(他の購入オファーとの併用不可) |
| 年間$15,000利用特典 | Gold Elite+10,000ボーナスポイント | Gold Elite+10,000ボーナスポイント(変更なし) |
| 毎年の無料宿泊券 | なし | なし(変更なし) |
| 海外利用手数料 | なし | なし(変更なし) |
4泊目無料を使うには年間$5,000の利用が必要に
これまでは、カードを保有しているだけでポイント宿泊の4泊目無料を利用できました。しかし、2027年からは暦年(1月1日~12月31日)で$5,000以上のカード利用が必要になります。
条件を達成すると、達成した年の残りの期間と翌年に4泊目無料を利用できます。例えば、2027年中に条件を達成した場合、達成後から2028年末までが対象です。
年会費無料で4泊目無料を維持できる点が魅力だったカードなので、この特典だけを目的に保有していた方には大きな変更です。継続して利用するなら、$5,000をこのカードに振り向ける価値があるか考えたいところです。
年間5泊分の宿泊実績はうれしい追加
新たに付与される年間5泊分の宿泊実績は、上位ステータスの獲得とMilestone Rewardsの両方にカウントされます。既存会員への年間付与は2027年からです。
年会費無料のまま宿泊実績を得られる点は改善ですが、4泊目無料の利用条件追加や一部カテゴリーの還元率低下もあるため、これまでの使い方によって評価が分かれる改定でしょう。
【Premierの変更点】
個人向けの「IHG One Rewards Premier」は、年会費が$99から$150へ値上げされ、自動付帯ステータスもPlatinumからGoldへ変更されます。一方、無料宿泊券の上限アップや、航空券クレジット、飲食バウチャー、宿泊実績の追加など、特典も強化されています。
| 項目 | 改定前 | 改定後 |
|---|---|---|
| 年会費 | $99 | $150 |
| 自動付帯ステータス | Platinum Elite | Gold Elite ※既存会員は2027年末までPlatinumを維持 |
| 毎年の無料宿泊券 | 40,000ポイントまで 手持ちポイントの追加可能 |
50,000ポイントまで 手持ちポイントの追加可能 |
| 年間の宿泊実績 | なし | 15泊分を付与 |
| カード利用による追加宿泊実績 | なし | $5,000利用ごとに2泊分 |
| IHG飲食バウチャー | なし | 年間最大$100($25×四半期) |
| 航空券クレジット | なし | 年間$100 航空会社から直接、1回で$250以上の航空券購入が条件。2027年12月31日まで |
| IHGでの対象利用 | 10倍 | 10倍(変更なし) |
| 旅行カテゴリー | 旅行全般で5倍 | 2027年から、5倍の対象を航空会社から直接購入する航空券とレンタカーに縮小 IHG以外のその他旅行は3倍 |
| 飲食・ガソリン | 5倍 | 5倍(変更なし) |
| スーパー | 3倍 | 5倍 |
| その他の利用 | 3倍 | 3倍(変更なし) |
| 年間利用ボーナス | $20,000利用で 10,000ボーナスポイント+$100クレジット |
$15,000利用で 15,000ボーナスポイント+宿泊実績5泊分+Platinum Elite |
| Diamond獲得条件 | 年間$40,000利用 | 年間$40,000利用(変更なし) |
| IHGポイント購入時の割引 | 20% | 30%(他の購入オファーとの併用不可) |
| United TravelBank | 年間最大$50($25×年2回) | 年間最大$50($25×年2回)(変更なし) |
| ポイント宿泊の4泊目無料 | あり | あり(カード利用条件の追加なし) |
| Global Entry / TSA PreCheck / NEXUS | 4年ごとに最大$120 | 4年ごとに最大$120(変更なし) |
| 海外利用手数料 | なし | なし(変更なし) |
年会費は$51増額、自動付帯ステータスはGoldへ
今回の気になる変更は、年会費の値上げと自動付帯ステータスの引き下げです。今後は、カードを保有するだけではPlatinumを維持できず、カード利用で獲得する場合は年間$15,000の利用が必要になります。
ただし、既存会員には移行措置があり、Platinumは2027年末まで維持されます。年会費の値上げも2027年の更新からです。
無料宿泊券の上限アップと新クレジットで価値も増加
毎年の無料宿泊券は、上限が40,000ポイントから50,000ポイントへ引き上げられます。手持ちポイントを追加できる仕組みも継続するため、これまでより少ない追加ポイントで上限を超えるホテルに泊まれるようになります。
また、航空券クレジット$100を満額利用すれば、年会費$150との差額は$50です。無料宿泊券や年間15泊分の宿泊実績を活用できる方には、引き続き保有価値のあるカードといえそうです。ただし、航空券クレジットは現時点では2027年末までの特典です。
あと5泊でMilestone Rewardsの20泊特典に到達
新たに年間15泊分の宿泊実績が付与されるため、対象となる宿泊をあと5泊すれば、20泊のMilestone Rewardsに到達します。選択肢には、ボーナスポイントや飲食リワード、事前確約型のスイートアップグレードがあります。
カード利用による実績も加算されるため、年間$15,000利用した場合は、基本15泊分+$5,000ごとの付与6泊分+達成特典5泊分で合計26泊分となります。IHGへの宿泊機会がある方には、今回の実績付与が大きな改善点です。
【Businessの変更点】
「IHG One Rewards Premier Business」は、「IHG One Rewards Business」へ名称が変更され、年会費が$99から$200へ値上げされます。個人Premierとは異なり、自動付帯のPlatinumは維持されますが、United TravelBankの廃止やDiamond獲得条件の引き上げもあります。
| 項目 | 改定前 | 改定後 |
|---|---|---|
| カード名称 | IHG One Rewards Premier Business | IHG One Rewards Business |
| 年会費 | $99 | $200 |
| 自動付帯ステータス | Platinum Elite | Platinum Elite(変更なし) |
| 毎年の無料宿泊券 | 40,000ポイントまで 手持ちポイントの追加可能 |
50,000ポイントまで 手持ちポイントの追加可能 |
| 年間の宿泊実績 | なし | 15泊分を付与 |
| カード利用による追加宿泊実績 | なし | $5,000利用ごとに2泊分 |
| IHG飲食バウチャー | なし | 年間最大$100($25×四半期) |
| 航空券クレジット | なし | 年間$100 航空会社から直接、1回で$250以上の航空券購入が条件。2027年12月31日まで |
| Expensifyクレジット | なし | 年間最大$100 |
| United TravelBank | 年間最大$50($25×年2回) | 廃止 |
| IHGでの対象利用 | 10倍 | 10倍(変更なし) |
| 旅行カテゴリー | 旅行全般で5倍 | 2027年から、5倍の対象を航空会社から直接購入する航空券とレンタカーに縮小 IHG以外のその他旅行は3倍 |
| 飲食・ガソリン・対象広告 | 5倍 | 5倍(変更なし) 広告はSNS・検索エンジン広告が対象 |
| 事務用品店 | 5倍 | 2027年1月1日から3倍 |
| その他の利用 | 3倍 | 3倍(変更なし) |
| 年間利用ボーナス | $20,000利用で 10,000ボーナスポイント+$100クレジット |
$25,000利用で 20,000ボーナスポイント+宿泊実績5泊分 |
| Diamond獲得条件 | 年間$40,000利用 | 2027年から年間$50,000利用 |
| 年間$60,000利用特典 | 40,000ポイントまでの無料宿泊券を追加で1枚 | 50,000ポイントまでの無料宿泊券を追加で1枚 手持ちポイントの追加可能 |
| IHGポイント購入時の割引 | 20% | 30%(他の購入オファーとの併用不可) |
| ポイント宿泊の4泊目無料 | あり | あり(カード利用条件の追加なし) |
| Global Entry / TSA PreCheck / NEXUS | 4年ごとに最大$120 | 4年ごとに最大$120(変更なし) |
| 海外利用手数料 | なし | なし(変更なし) |
年会費は倍以上に。Platinumは維持
年会費は$101増額され、$200になります。個人Premierのようなステータスの引き下げはなく、カードを保有するだけでPlatinumを維持できる点は変わりません。
一方、従来のUnited TravelBank年間最大$50は廃止されます。航空券クレジット$100や飲食バウチャーが追加されても、利用条件は異なるため、これまで使っていた特典をそのまま置き換えられるとは限りません。
新クレジットを使えるかが保有判断のポイント
航空券クレジット$100を満額利用した場合、年会費との差額は$100です。さらに飲食バウチャーやExpensifyクレジットも活用できる方には、年会費を回収しやすくなります。
ただし、飲食バウチャーは四半期ごとに失効し、Expensifyも対象サービスを利用する方向けの特典です。使う予定のないクレジットを額面どおりに評価せず、50,000ポイントの無料宿泊券、Platinum、年間15泊分の実績にどれだけ価値を感じるかで判断したいところです。
Diamondの必要利用額は増加、宿泊実績の獲得手段は充実
2027年から、Diamondをカード利用で獲得するには年間$50,000が必要になります。従来より$10,000多く使う必要があるため、Diamond目的では改悪です。
一方、年間$60,000利用すると、基本15泊分+$5,000ごとの付与24泊分+$25,000達成特典5泊分で、合計44泊分の宿泊実績を獲得できます。
この場合、Diamondと追加の無料宿泊券に加え、40泊のMilestone Rewardsにも到達します。大きな事業支出をこのカードにまとめられる方には、宿泊実績と利用特典を合わせて活用する選択肢が増えました。
【期間限定のサインアップボーナスを比較】
今回のリニューアルに合わせて、各カードで2026年11月18日までの期間限定サインアップボーナスが登場しています。さらに、口座開設から3か月以内に追加カードを登録すると、10,000ボーナスポイントも獲得できます。
| 項目 | One Rewards | Premier | Premier Select | Business |
|---|---|---|---|---|
| サインアップボーナス | 125,000ポイント | 180,000ポイント | 200,000ポイント | 190,000ポイント |
| 必要利用額 | $2,000 | $3,000 | $5,000 | $5,000 |
| 利用額の達成期限 | 口座開設から3か月以内 | 口座開設から3か月以内 | 口座開設から3か月以内 | 口座開設から3か月以内 |
必要利用額と年会費も合わせて比較
ボーナスが最も多いのはPremier Selectで、200,000ポイントです。一方、Premierは$3,000の利用で180,000ポイントを獲得でき、年会費も$150なので、必要利用額を抑えたい方には注目のオファーです。
年会費無料のOne Rewardsも、$2,000の利用で125,000ポイントを獲得できます。ただし、2027年から4泊目無料には年間$5,000の利用条件が加わるため、入会後の使い方も考えて選びたいところです。
サインアップボーナスには、既存カードの保有状況や過去のボーナス受取履歴による制限もあります。次に、IHGカードのファミリールールとPremier Selectの申込条件を整理します。
【ファミリールールと申込条件】
IHGカードは、カードの種類によって現在の保有状況と、過去のサインアップボーナスの受取履歴に関する制限が異なります。
- One Rewards / Premier:個人向けIHGカードを現在保有している場合、または個人向けIHGカードのサインアップボーナスを過去24か月以内に受け取っている場合は、申込対象外です。
- Premier Select:Premier Selectを現在保有している場合、またはPremier Selectのサインアップボーナスを過去24か月以内に受け取っている場合は、申込対象外です。他の個人向けIHGカードの保有やボーナス受取履歴は、この制限の対象ではありません。
- Business:現行の掲載規約には、IHGカードの保有状況や過去のサインアップボーナス受取履歴による制限の記載はありません。
つまり、Premierを保有している方や、最近Premierのボーナスを受け取った方でも、Premier Selectへの新規申込は可能です。ただし、5/24ルールを含むChaseの通常の審査条件は別途適用されます。
One RewardsとPremierは個人向けIHGカード全体で判定
One RewardsとPremierでは、申し込むカードと同じ種類かどうかにかかわらず、個人向けIHGカード全体で保有状況とボーナス履歴が判定されます。
例えば、One Rewardsを保有したままPremierへ新規申込することはできません。また、カードを解約していても、個人向けIHGカードのボーナスを過去24か月以内に受け取っていれば対象外です。
この24か月は、カードの開設日や解約日ではなく、ボーナスを受け取った時点を基準に考える必要があります。
Premier Selectは既存IHGカード保有者も申込可能
Premier Selectの現行規約では、制限の対象が「Premier Select自体の保有状況・ボーナス履歴」に限定されています。そのため、Premierなどをすでに保有していても、新規申込の対象となります。
5/24ルールにも注意
Premier SelectにもChaseの5/24ルールが適用されます。ファミリールールを満たしていても、直近24か月のカード開設状況など、通常の審査条件を満たす必要があります。
【既存会員への変更適用時期】
すでにIHGカードを保有している方は、変更内容によって適用時期が異なります。新しい特典の多くはすぐ利用できますが、年会費や無料宿泊券の変更は2027年の更新からです。
| 変更内容 | 既存会員への適用時期 |
|---|---|
| Premier / Businessの年会費値上げ | 2027年のカード更新から 2026年内の更新は従来の$99 |
| Premier / Businessの無料宿泊券を50,000ポイントへ引き上げ | 2027年のカード更新から 2026年内の更新は40,000ポイントまで |
| IHG飲食バウチャー・航空券クレジットなどの新特典 | 2026年10月1日から利用可能 |
| カード保有による年間宿泊実績 | 2027年から付与 One Rewards:5泊分 Premier / Business:各15泊分 |
| Premierの自動付帯ステータス変更 | 既存会員は2027年末までPlatinumを維持 2028年から、別途資格を満たさなければGoldへ |
| One Rewardsの4泊目無料に利用条件追加 | 2027年1月1日から、暦年で$5,000以上のカード利用が必要 |
| 一部カテゴリーのポイント還元率低下 | 従来の高い倍率は2026年12月31日まで継続 2027年1月1日から引き下げ |
| BusinessのDiamond獲得条件変更 | 2027年1月1日から、年間$40,000利用から$50,000利用へ引き上げ |
例えば、Premierの更新月が2026年11月なら、今回の更新は年会費$99・40,000ポイントの無料宿泊券です。一方、追加された航空券クレジットや飲食バウチャーは、年会費の値上げを待たずに利用できます。
航空券クレジットは暦年ごとの特典なので、条件を満たせば2026年分と2027年分をそれぞれ獲得できます。2026年分を利用したい方は、年末の決済処理の遅れにも注意しましょう。
※新規会員には、原則として改定後の年会費と特典が入会時から適用されます。既存会員は、Chaseから届く変更通知も合わせて確認してください。
【まとめ】

今回のリニューアルでは、Premier Selectの新登場と、宿泊実績を獲得できる仕組みの追加が大きな注目ポイントです。一方、既存カードには値上げや特典の条件追加もあり、すべての方にとって改善とはいえません。
- One Rewards:年会費無料で年間5泊分の宿泊実績を得られるカード。ただし、2027年から4泊目無料には年間$5,000の利用が必要になります。
- Premier:年会費$150で50,000ポイントまでの無料宿泊券と年間15泊分の実績が付帯。航空券クレジット$100を使える方には、引き続き保有価値がありそうです。
- Premier Select:60,000ポイントまでの無料宿泊券、年間20泊分の実績、年間$200の航空券クレジットが魅力。年間$25,000利用でDiamondを目指せる点も強みです。
- Business:Platinumは維持されますが、年会費は$200へ値上げ。事業支出をまとめられる方や、追加されたクレジットを活用できる方に向いています。
個人的には、今回の主役はPremier Selectだと思います。航空券クレジットを満額使えば年会費との差額は$150となり、更新時の無料宿泊券に加えて、年間20泊分の実績でMilestone Rewardsにも届く点は魅力的です。ただ問題は5/24ルールで、申し込みたくても申し込めない人も多いのではないかと思います。
すでにカードを保有している方は、変更の適用時期を確認し、次回更新までに継続・変更・解約を検討するとよいでしょう。新規申込を考えている方は、期間限定ボーナスだけでなく、申込条件と2年目以降の保有価値も合わせて確認してみてください。
各カードの個別記事も近いうちにアップデートしたいと思いますので、今しばらくお待ちください。
以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。
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