アメリカのクレジットカードは種類が多すぎます。
年会費無料のキャッシュバックカードから、空港ラウンジやホテル特典が付く高級カードまで選択肢は様々。どれがお得なのか調べ始めると、結局どのカードが自分に合っているのか分からなくなる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、初心者向けにいくつかの質問に YES・NO で答えるだけで、自分に合いそうなクレジットカードが分かるチャートを作ってみました。
【クレジットカードチャート】
おすすめのクレジットカードは何かと聞かれても、万人に共通する答えはありません。
実際のところはその人の生活スタイルや考え方次第です。
とは言え、まったく指針が無いのも、アメリカのクレジットカードを探している人には困るでしょうから今回はよくおすすめに挙がるカードをyes/noチャートで紹介しました。
もちろん、クレジットカード選びを数個の質問だけで完璧に決めることは出来ません。
ただし、自分がキャッシュバックを求めているのか、旅行ポイントを貯めたいのか、そして高い年会費や沢山の特典と付き合えるのかを整理すれば、候補はかなり絞れます。
まずはチャートを上から進み、診断結果に出たカードの特徴を確認してみてください。
【Citi Double Cash】
年会費は払いたくない、難しいことも考えたくない。
そんな方におすすめなのが Citi Double Cash です。
買い物時に1%、その代金を支払った時にさらに1%が付くため、合計で2%のキャッシュバックを獲得出来ます。カテゴリ登録や獲得上限も無く、基本的には何に使っても2%です。
- 年会費:無料
- 通常の買い物:合計2%キャッシュバック
- カテゴリ登録:不要
- キャッシュバック獲得上限:無し
派手な特典はありませんが、それがこのカードの良いところです。
どの店で何倍なのかを覚える必要がなく、毎月のクレジットを使い忘れる心配もありません。とりあえず財布に1枚だけ入れておくカードとして非常に扱いやすいです。
キャッシュバックは ThankYou Points として貯まるので、Citi のポイント対応カードと組み合わせれば、将来的に旅行へ活用する選択肢もあります。
ただし海外利用手数料がかかるため、海外旅行用のメインカードには向きません。
おすすめする人:年会費無料とシンプルさを最優先する人

Citi Double Cash Card 評価レビュー - いつでもどこでも2倍還元
いつでも2倍の還元率!初心者におすすめで使いやすいCiti Double Cash Cardについて解説しています。
【Robinhood Gold Card】
多少コストがかかっても、普段の支払いで高い還元率が欲しい。
そんな方におすすめなのが Robinhood Gold Card です。
最大の特徴は、対象となる通常の買い物で一律3%のキャッシュバックを獲得出来ることです。特定カテゴリだけではなく、幅広い買い物で3%という還元率は非常に強力です。
- カード年会費:無料
- Robinhood Gold会員費:年$50
- 対象となる通常の買い物:3%キャッシュバック
- 海外利用手数料:無料
カード自体に年会費はありませんが、利用には Robinhood Gold の年間契約が必要です。実質的には年会費$50のクレジットカードとして考えた方が分かりやすいでしょう。
仮に Citi Double Cash の2%と比較する場合、3%との差は1%。年間$5,000使えば追加還元が$50になるので、カード利用だけで考えればこの辺りが会員費を回収する目安になります。
もっとも Robinhood Gold には IRA Match や証券口座内の現金に対する優遇など、クレジットカード以外の特典もあります。すでに Robinhood Gold を利用している方なら、会員費をカードだけのコストとして考える必要はありません。
一方で、Robinhood の証券口座を使うつもりが無い方には少々面倒なカードです。また3%還元には条件や対象外取引がある点にも注意してください。
おすすめする人:Robinhoodを利用でき、一律3%還元を重視する人

Robinhood Gold Card 評価レビュー
Robinhood証券の有料会員向けに発行されているRobinhood Gold Cardの評価レビューです。
【Chase Sapphire Preferred】
旅行ポイントには興味があるけれど、いきなり高額年会費のカードは持ちたくない。
そんな方におすすめなのが Chase Sapphire Preferred です。
年会費は$95。高級カードほどの豪華な空港ラウンジ特典はありませんが、Chase Ultimate Rewards Points を航空会社やホテルへ転送出来るのが大きな魅力です。
- 年会費:$95
- レストラン:3倍
- ガソリン・EV充電:3倍
- 対象ストリーミング・オンライン食料品:3倍
- その他旅行:2倍
- Chase Travel:5倍
- Chase Travelホテルクレジット:年間最大$100
Chase の強みはポイントの使いやすさです。
United、Southwest、Air Canada、British Airways、World of Hyatt などへポイントを転送出来るため、アメリカ国内旅行から日本への一時帰国まで活用方法が豊富です。
特に World of Hyatt への転送は価値を出しやすく、ホテルポイントに興味がある方にとって重要なメリットです。
年会費を抑えながら、旅行ポイントの面白さをしっかり体験出来るカードと言えるでしょう。
ただし空港ラウンジ特典が目的なら、このカードでは物足りません。また Chase には有名な5/24ルールがあるため、カードを作る順番にも注意が必要です。
おすすめする人:低めの年会費で旅行ポイントを始めたい人

Chase Sapphire Preferred 評価レビュー - アメリカ最強カードの1枚
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【American Express Gold Card】
飛行機には頻繁に乗らないけれど、レストランやスーパーではよく支払う。
そんな方におすすめなのが American Express Gold Card です。
レストランとアメリカ国内のスーパーマーケットで4倍の Membership Rewards Points を獲得出来る、普段使いに強いカードです。
- 年会費:$325
- 世界各国のレストラン:4倍(年間$50,000まで)
- 米国内スーパーマーケット:4倍(年間$25,000まで)
- 航空会社直接予約・Amex Travel経由のフライト:3倍
- Uber Cash:年間最大$120
- Dining Credit:年間最大$120
- Resy Credit:年間最大$100
- Dunkin' Credit:年間最大$84
食費は毎月発生するため、意識しなくてもポイントを貯めやすいのがこのカードの強みです。
一方で、年会費を相殺するためには Uber、対象レストラン、Resy、Dunkin' などのクレジットを使う必要があります。もともと利用しているサービスなら価値がありますが、特典を使うために無理な買い物を始めてしまっては意味がありません。
また Gold という名前ですが、空港ラウンジ特典はありません。旅行用の高級カードというより、食費でポイントを貯めるカードとして考えるべきです。
おすすめする人:外食と米国内スーパーの利用額が多い人

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【Capital One Venture X】
空港ラウンジは使いたい。でも毎月沢山のクレジットを管理するのは面倒。
そんな方におすすめなのが Capital One Venture X です。
年会費$395のプレミア旅行カードですが、特典構成は比較的シンプルです。
- 年会費:$395
- 通常の買い物:2倍
- Capital One Travel経由のホテル・レンタカー:10倍
- Capital One Travel経由のフライト・バケーションレンタル:5倍
- Capital One Travelクレジット:年間$300
- カード更新時:10,000 Anniversary Miles
- Capital One Lounge・Priority Pass対象ラウンジ:利用可能
年間$300のトラベルクレジットと、更新時にもらえる10,000マイルを無理なく使えるなら、年会費の大部分を回収出来ます。
その他の買い物も一律2倍なので、カテゴリを考えずに使える点も優秀です。
Amex Platinum と比べると特典の数やラウンジネットワークでは負けますが、その分管理は簡単。年会費以上の価値を爆発的に生み出すというより、旅行する人なら大きく損をしにくいカードです。
注意点は、$300クレジットを使うために Capital One Travel を利用する必要があることです。また現在のラウンジ特典では、同伴者や家族カードに以前より厳しい条件が設けられています。
おすすめする人:シンプルな特典で空港ラウンジも利用したい人

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【American Express Platinum Card】
飛行機によく乗り、沢山の特典をきちんと管理出来る。
そんな方におすすめなのが American Express Platinum Card です。
年会費は$895と非常に高額ですが、空港ラウンジ、ホテル、航空券、配車サービス、レストラン、デジタルサービスなど、数多くの特典が用意されています。
- 年会費:$895
- 航空会社直接予約・Amex Travel経由のフライト:5倍
- Amex Travel経由のプリペイドホテル:5倍
- Global Lounge Collection:1,550か所以上
- ホテルクレジット:年間最大$600
- 航空会社手数料クレジット:年間最大$200
- Uber Cash:年間最大$200
- その他多数の月次・四半期・半期クレジット
最大の強みは、やはり空港ラウンジです。
Centurion Lounge、Priority Pass、対象となる Delta Sky Club、そのほか提携ラウンジを利用出来るため、飛行機に乗る回数が多いほど価値を感じやすくなります。
Fine Hotels + Resorts も優秀で、対象ホテルでは朝食、午後4時までのレイトチェックアウト、館内クレジットなどの特典を受けられます。
ただし、このカードは持っているだけで年会費以上の価値が出るカードではありません。
月ごと、四半期ごと、半年ごとに分かれたクレジットが多く、利用先も指定されています。普段から使っているサービスと相性が良く、各特典を忘れず管理出来る人向けです。
逆に、特典を使うために生活スタイルを大きく変える必要があるなら、Venture X の方が気楽でしょう。
おすすめする人:飛行機に頻繁に乗り、沢山の特典を使いこなせる人

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【まとめ】

今回紹介した6枚は、それぞれ目指している方向が異なります。
- Citi Double Cash:年会費無料とシンプルさを重視
- Robinhood Gold Card:通常利用の高還元を重視
- Sapphire Preferred:低コストで旅行ポイントを始めたい
- Amex Gold:外食と米国内スーパーでポイントを貯めたい
- Venture X:シンプルなプレミア旅行特典が欲しい
- Amex Platinum:ラウンジと沢山の特典を使いこなしたい
どれが一番かではなく、自分の支出や旅行スタイルに合っているかが大切です。
年会費の高いカードほど優秀とは限りません。使わない特典が$1,000分付いていても、自分にとっての価値は$0です。
反対に、毎年必ず使う特典で年会費を回収出来るなら、高額年会費のカードでも十分に保有する価値があります。
診断結果を最初の候補として、入会ボーナス、申請ルール、ポイントの使い道まで確認したうえで、自分に合う1枚を選んでみてください。
以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。
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