インターコンチネンタルホテルズグループ:InterContinental Hotels Groupはイギリスに本社を置くホテルグループで、世界100カ国以上で5,900軒以上のホテルを運営しています。
今回はそんなIHGのビジネスクレジットカード、IHG Rewards Premier Business Credit Cardについてレビューしていきます。
【基本情報】
IHG Rewards Premier Business Credit Card | ||
---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★☆ | |
年会費 | $99(初年度より) | |
ポイント還元率 | x26 | IHG |
x5 | 旅行、レストラン、ガソリンスタンド ソーシャルメディアと検索エンジンの広告 事務用品店 |
|
x3 | その他 | |
サインアップボーナス | 140,000 IHG Bonus Points | |
ボーナス条件 | 3カ月以内に$4,000の使用 | |
その他の主な特典 | プラチナエリートステータス 3連泊すると4泊目無料 カード更新時無料宿泊券(40,000ポイント相当) |
|
外国為替手数料 | なし | |
公式サイト | creditcards.chase.com |
2023/06/30更新:140,000 IHG Bonus Points の通常サインアップボーナスへ戻りました。
2024/04/02更新:175,000 IHG Bonus Points のサインアップボーナスが出現しました。
2024/05/16更新:175,000 IHG Bonus Points のサインアップボーナスは終了しました。(140,000へ)
ホテル系のクレジットカードはサインアップボーナスは高めの傾向がありますが、そのホテルブランド以外では最大限の価値を得られない点は注意が必要です。
それでも年会費$100付近のサインアップボーナスとしてはかなり高いですのでIHGホテルへの宿泊を計画している方にはおすすめのカードです。
ボーナス条件(ミニマムスペンド)もビジネスカードにしては高くなく達成しやすい額です。
【サインアップボーナス】
creditcards.chase.comより |
サインアップボーナスでホテルにもよりますが3泊以上が出来るでしょう。
パーソナルのIHGカードはTravelerとPremierのボーナスがどちらか一方しか受け取れないといった制約がありましたが、ビジネスのPremierにはそれがありません。
現在このカードを持っておらず、24カ月以内にもこのカードのサインアップボーナスを受け取っていなければ問題ないので安心して作ることが出来ます。
ビジネスカードの作成に抵抗がある方は下記記事を参考にしてみて下さい。何も難しいことはありません!
【プラチナエリートステータス】
IHGのプラチナエリートの詳細については公式サイトで確認できます。
ステータスはメンバー、シルバー、ゴールド、プラチナ、ダイヤモンド、の5ランクで上から2番のランクです。
魅力的なのは部屋のアップグレード、ウェルカムアメニティ、アーリーチェックイン・レイトチェックアウトでしょうか。無料朝食はありません。
ヒルトンのゴールド会員は朝食が付くので、そちらの方が良く見えますが年会費$99のカードのステータスなのでそこそこ、と言ったところでしょう。
【ポイント還元率】
基本$1使用で1ポイントで、IHGホテルの利用で26倍、旅行・食事・ガソリンスタンド・ソーシャルメディアと検索エンジンの広告・事務用品店で5倍、その他で3倍となっています。
26倍ですごい!と思いますが、内訳はこのカードで10倍 + IHGメンバーで10倍 + プラチナステータスで6倍、の合算方式です。このうちIHGメンバーは会員登録すれば誰でもなれますので、このカードがなくとも+10倍。またこのカードが無くともプラチナステータスの人はさらに+6倍は手に入ります。
またポイントの価値は0.5~0.6セントなのも覚えておきたいところです。
ですがIHGホテルを頻繁に使う人にとっては大きいポイント還元なのは間違いありません。
特別IHGポイントを貯めたい人は別ですが、普段使いは別のカードでAmexポイントやChaseポイントを貯めて、IHGでの宿泊のときのみこのカードを使うのがおすすめでです。
【その他特典】
3連泊すると4泊目無料
ポイントで3連泊する必要があります。出来るだけ高いところに泊まったほうが4泊目がお得になります。
とは言え最高級ホテルをポイントで3泊しようとすると結構大変なので使えるときに使うのが賢い選択です。
カード更新時無料宿泊券(40,000ポイント相当)
カード更新時に40,000ポイントで泊まれるホテルまで無料で1泊出来ます。
さらに、60,000ポイント必要なホテルに泊まりたければ20,000ポイント払えば泊まれちゃいます。柔軟に対応させてくれるのは良い点です。
Global Entry, TSA PreCheck® または NEXUS Statement Creditで使用出来る$100クレジット(4年ごと)
これらは空港のセキュリティを簡易的に通過できるプログラムです。
残念ながら申請には永住権が必要なので駐在員には縁のない話です。
グリーンカードを持っていて頻繁に旅行する方には嬉しいですね。
その他の特典は使う機会もあまりないので割愛します。
【他のIHGカードとの比較】
IHGのカードの比較については下記記事詳しく解説しています。
IHGはパーソナルカードを同時に持てないので作るとしても最大2枚になります。
PremierとPremier Businessは初年度はサインアップボーナスで、2年目以降は無料宿泊券で元が取れます。
パーソナルとビジネスにはサインアップボーナスの差こそあれ、その他特典はほぼ同じです。現在はビジネスのサインアップボーナスの方が高いのでPremier Businessが作り得でしょう。
年会費無料カードのTravelerのサインアップボーナスも決して悪くないです。
【対抗カード】
Hilton Honors Business
年会費もほぼ同等のヒルトンビジネスは明確な対抗カードです。
ですが選び方は単純でホテルブランドに拘りが無いのでしたらその時点でサインアップボーナスの高い方を作ることがおすすめです。
ただクレジットスコアの貯まっていない内はChaseのビジネスカードは若干承認に不安があるかもしれません。
Marriott Bonvoy Business
マリオットのビジネスカードも年会費に多少差はあれどライバルカードになります。
ただマリオットのカードはAmexブランドとChaseブランドどちらからもカードが出ているためサインアップボーナス受け取りの条件が少々複雑です。
もしマリオットのビジネスカードを作るのならば、どのカードが今後作れなくなるのかは把握しておくと良いでしょう。
【紹介リンク】
もしここまでの解説でIHG Rewards Premier Businessカードを作ろうと思った方は下記リンクから作ってもらえると私にも紹介ポイントが入るので大変うれしいです。
ただし紹介リンクのオファーと公式のオファーでもらえるポイントに差がある場合がありますので、よくチェックしてもらえるポイントが大きい方のオファーを使ってください。またシークレットウィンドウ等で開いてオファーに変化が無いか確認することもお忘れなく!
このクレジットカードを作った方または持ってる方はコメント欄またはTwitterのDMで紹介リンクをご連絡をください。
記事中に読者様の紹介リンクとして紹介いたします。
【まとめ】
ビジネスカードはChase5/24にカウントされないので効率的にマイル・ポイントを稼ぐためには避けては通れない道です。
このカードは年会費も高くなく、支出要件も厳しくないので作りやすいカードとなっています。
ただポイントを稼ぐという意味では2年目以降はあまり活躍の場面も無くなりそうなので解約も検討しても良いでしょう。
以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。
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