Chaseクレジットカードを作ったけどポイントはどう使えばいいのか。
キャッシュバック?航空券?それともホテル?
私も最初は難しいと思っていましたがそんなことはありません。
Chaseのポイントは基本さえ押さえればとってもお得に使うことが出来ます。
合わせてChaseポイントの基本も解説していきますので是非最後まで読んでみてくださいね。
【価値と期限】
ChaseのポイントはUltimate Rewards Points(以下URポイント)と呼ばれています。
URポイントには期限は無く、クレジットカードを持っている限り保持し続けることが出来ます。
The Point Guy(アメリカの大手レビューサイト)によるとその価値は1ポイント=2セントとされていますが、その価値はどのように使うかによって高くなったり低くなったりします。
それでもライバルのAmerican Express Membership RewardsやCapital One Milesと比べても最も価値のあるポイントと評価されています、非常に価値あるポイントです。
URポイントの価値は少なくとも1ポイント=1セント、使い方によっては1ポイント=2セント以上にもなります。
【カード間のポイント移動】
まず大原則としてURポイントはそれぞれのクレジットカードに紐づいています。
例えばFreedom Flexを使って貯まるポイントはFreedom Flexに、Ink Business Cashを使って貯まるポイントはInk Business Cashに、といった感じです。
しかしこれらのポイントは手持ちのカード間で移動することが出来ます。これが何の役に立つのかと言うと、URポイントは上位カードに移動することによって価値が上がるのです。
サインアップボーナスやポイント還元がドル表記だったり、"cash back"と表記されているFreedom FlexやInk Business Cashのようなカードはキャッシュバックカードです。
これらのカードはキャッシュバックと書かれていますが、その実URポイントで還元が行われます。
ただしこれらのカードしか持っていない場合、URポイントは1ポイント=1セントとしか使うことが出来ません。
ただし、上位カードにポイントを移動すればキャッシュバックカードでは不可能な提携先の航空会社マイルやホテルポイントへURを移行出来たり、1ポイント=1.25~1.5セントとしてTravel Portalで使うことが出来ます。
提携先へのポイント移行や、Travel Portalで1ポイント1セント以上で使えるのは上位カードの特権で、上位カードとは、Chase Sapphire Preferred, Chase Sapphire Reserve, Ink Business Preferredの3種類のことです。
そのためURポイントのお得な使い道としてまず、これらの上位カードのいずれかを作り、ポイントを集約させるのが前提となります。ちなみにおすすめは年会費も$95で扱いやすいSapphire Preferredです。
例外としてInk Business Premierのポイントは他のカードに移動することは出来ません。仕様です。
【Travel Portalで旅行を予約】
1つ目のおすすめのURポイントの使い方がChase Travel Portalでの活用です。
Sapphire PreferredとInk Business Preferredなら1ポイント=1.25セント、Sapphire Reserveなら1ポイント=1.5セントとしてChase Travel Portalで使うことが出来ます。
上の例だと使っているのはSapphire PreferredなのですがラスベガスのTrump International Hotelに2泊して$325のところ25,977URポイントで予約できています。しっかり1ポイント=1.25セントになっていますね。
もちろん飛行機の予約もこの通り、通常よりお得に予約できます。
さらにレンタカーやクルーズ船もこちらからお得に予約出来てしまいます。
旅行の際にこれらを使う予定があるのでしたらChase Travel Portalで値段をチェックしてみて下さい。
【航空券のためにポイント移行】
URポイントは下記の提携先エアラインマイルへ1:1で移行することが出来ます。
アメリカ国内線であればSouthwestやUnitedが使いやすいでしょう。
エアラインはTravel Portalで予約するよりエアラインマイルへポイント移行してマイルで予約したほうがお得になることもあります。
どちらがお得かはケースバイケースなのでどちらもチェックすることが大切です。
そしてマイルが真価を発揮するのは国際線の特典航空券です。
Virgin Atlantic必要マイル数チャート | |||
---|---|---|---|
Route | Economy Class | Business Class | First Class |
Japan – Australia / Canada / Western USA |
60,000 | 90,000 | 145,000 |
Japan – Europe / Central & Eastern USA / Mexico |
65,000 | 95,000 | 170,000 |
上記はVirgin Atlantic航空経由で予約できるANAの日本-アメリカ間の特典航空券の必要マイルのチャートです。
ご確認いただけるようにファーストクラスが145,000~170,000マイル、ビジネスであれば90,000~95,000マイルで予約できます。ファーストクラスはまともに予約したら数万ドル必要になりますのでURポイントの最も価値のある使い方の一つと言えるでしょう。
問題なのは競争率が高く、予約そのものが困難なことです。ANAの公式サイトで空きを確認してVirgin Atlantic航空に電話する必要があります。(要英語・日本語デスクは無し)
【ホテルのためにポイント移行】
from www.hyatt.com |
URポイントは下記の提携先ホテルポイントへ1:1で移行することが出来ます。
この中で断トツのおすすめ先は何といってもWorld of Hyattです。
上の例ですとパークハイアットニューヨークに40,000ポイント、つまり1ポイント=2.2セントの価値で使えてしまっています。
Hyatt系はエリートステータスの入手は大変なのは玉に瑕ですが、高級ホテルブランドとして人気の高いブランドです。
オールインクルーシブも選択肢にありますのでリッチな休暇を過ごしたい方は検討してみてはいかがでしょうか。
【ギフトカードへの交換】
多くのギフトカードとの交換は1ポイント=1セントなのでお得ではありませんが、時々ギフトカードをセールしています。
旅行にポイントを使う当てがなく、使う予定のあるギフトカードがお得に手に入るのなら選択肢には入りそうです。
ただし使う予定も無いのに安くなっているという理由だけで交換するのは止めましょう。結局使ってなんぼです。
【Pay Yourself Back】
Pay Yourself Backは直近90日、クレジットカードで買い物したものをポイントで支払いをすることが出来る仕組みです。
全てをポイントで支払うことが出来るわけではなく、カテゴリによって出来るかできないか、またレートも変わってきます。
この中の一部は1ポイント=1.25~1.5セントで支払いをすることが出来ます。これはTravel Portalで旅行を予約した際のレートと同じです。
ただし2023年中に終了する予定です。
【これだけは止めとけ!Amazon・Paypalでの使用】
AmazonとPaypalとアカウント連携することでURポイントで代わりに支払いをすることが出来ます。
ただしレートは1ポイント=0.8セント。最悪の選択肢と言っていいでしょう。
普通に1ポイント=1セントでキャッシュバックしてそれを使えば良いだけの話なので、選ぶ理由は無いです。
【その他の選択肢】
その他の選択肢としてキャッシュバックやApple製品を買ったりにも使うことが出来ます。
1ポイント=1セントの価値で使えるものなら特別お得とは言えないものの、最低限のラインは満たしているかと思います。
旅行に興味が無いなど理由がある方は、サクッと現金化してしまうのも良いでしょう。
【URポイントを貯めるためのクレジットカード】
ChaseのURポイントを貯めることの出来るカードはどれも魅力的です。
個人的なおすすめとしてはまずSapphire Preferredから初めて、5/24ルールに抵触しないようにInkビジネスを作り、支出要件の厳しい時は合間にFreedomを作るのが良いのではと思います。
【まとめ】
いかがだったでしょうか。長々と解説しましたが結局何に使うのが一番おすすめかと言えば
旅行に使おう!ということです。
個人的にはHyattに移行するがおすすめです。皆さんのおすすめの使い方は何でしょうか?よろしけれればコメント残していってください。
以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。
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