Spark 1.5% Cash Select は Capital One から発行されているビジネスカードです。
サインアップボーナスが優れているカードですが一部注意点がありますのでそれを含めてご紹介します。
【評価・年会費・特典】
Spark 1.5% Cash Select | ||
---|---|---|
おすすめ度 | ★★☆☆☆ | |
カードブランド | Capital One / Mastercard / Business Card | |
年会費 | $0 | |
ポイント還元率 | 5% | Capital One Travelを通じて予約したホテルやレンタカー |
1.5% | その他 | |
通常サインアップボーナス | $750 | |
ボーナス条件 | 3カ月以内に$6,000の使用 | |
その他の主な特典 | 特筆すべき点なし | |
外国為替手数料 | なし | |
公式サイト | capitalone.com |
Spark 1.5% Cash Select は年会費やサインアップボーナス、キャッシュバックのカテゴリなど多くの点で Chase の Ink Business Unlimited とよく似たカードです。
とは言え発行会社が違えば差異も出てくるのでその点をよく確認しておきましょう。
今回こちらの記事で取り上げるものはサインアップボーナス付きの for Excellent credit バージョンです。
サインアップボーナスが無い代わりにその他の特典は同じでもう少し低いクレジットスコアで申し込みのできる for Good credit バージョンもありますが、ほぼメリットが無いのでおすすめはしません。
【サインアップボーナス】
通常のサインアップボーナスは以下の通りです。
ただし過去には獲得額が$500だったこともありました。
現在の$750のボーナスはかなり長い間キープされていますが、将来的にサインアップボーナス額が少し下がるリスクは無いとは言えません。
【Capital One のビジネスカードは5/24カウントされる】
他の銀行のビジネスカードは一般的に個人信用調査機関に報告を行いませんが、Capital One のビジネスカードは一部の例外を除いて個人信用調査機関に報告を行います。
これはつまりこの Capital One Spark Cash Select カードは Chase 5/24 ルールにカウントされるカードと言うことです。
クレジットカードチャーナーとしてはこれはかなり問題で、5/24 にカウントされるなら他のパーソナルカードの選択肢と競合してしまいます。
逆にこの点さえ許せるのでしたら、サインアップボーナスの優れた年会費無料のカードとして選択肢に上がるカードと言えるでしょう。
【その他の留意点】
申請時に必要なクレジットスコアの目安
FICO スコアで720以上で、最低2年以上のクレジットヒストリーがあることが推奨されます。
キャピタルワンマイルへの移行
このカードで獲得したキャッシュバックはキャピタルワンマイルを獲得できるカードへ移行することが出来ます。
キャピタルワンマイルのエアラインマイルやホテルポイントの転送パートナーを利用したい場合は Venture などのカードに移行することで転送することが出来ます。
他のキャピタルワンビジネスカードへの影響
このカードを作ることでキャピタルワンの他のビジネスカードのサインアップボーナスを受け取れなくなる可能性があります。
つまり Venture X Business や Spark 2% Cash Plus のサインアップボーナスが受け取れなくなるかもしれませんので将来これらのカードを作りたいかどうかは考えておきましょう。
【ポイント還元率】
Spark 1.5% Cash Select は基本$1使用で1セントを基準として、Capital One Travel 経由のホテルやレンタカーの予約で5倍、その他で1.5倍となっています。
キャッシュバックカードとしてはオールジャンル2%が存在する以上、ベストな選択肢ではありませんが、まあまあと言ったところです。
【Capital One のクレジットカードについて】
【対抗カード】
Ink Business Unlimited
こちらは Chase 発行の年会費無料、サインアップボーナスは通常$750、オールジャンル1.5%のキャッシュバックと非常に似たカードです。
Chase のカードなので5/24に達していると作れないのはデメリットですが、Chase UR ポイントの価値を考えるとこちらが優先されるでしょう。
Signify Business Cash
こちらは Wells Fargo から発行されている年会費無料、サインアップボーナスは通常$500、オールジャンル2%のキャッシュバックのカードです。
キャッシュバック倍率重視のビジネスカードをお探しでしたらこちらも候補になるでしょう。
【まとめ】
いかがだったでしょうか。人によってはビジネスカードながら 5/24 にカウントされるのは非常に重いデメリットのように感じるでしょう。
ただそれさえ気にならないのならサインアップボーナス目的で作るのも選択肢となりえるでしょう。
このカードを作った場合、他の Capital One のビジネスカードのサインアップボーナスを獲得できなくなる可能性もありますので覚えておきましょう。
以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。
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