今回は面白い質問がマシュマロに来たのでそれを取り上げようと思います。
ポイ活で感じる虚しさについて考えていきたいと思います。
【我々はどこへ向かっているのか】
今回いただいた質問はこちらです。
すごく面白い質問ですよねこれ。共感する方も多いのではないでしょうか。特に最後の「我々はいったいどこへ向かっているのでしょうか?」の締め方にセンスを感じます。
私自身も同じような理由で The Motley Fool を購読したことがあります。いや読まなかったものに対して購読という表現はおかしいかもしれません。
大して欲しくない Dell からの購入品が増えて行き、必要性を微塵も感じない Walmart+ に加入し、無いなら無いで困らないものを Doordash でピックアップする。計算上は何も損はしていないけれども、どこか虚しい。私も時々考えます。
【始めは ただ欲しかった】
ポイントハックの趣味を始めたての頃は非常に楽しいものでした。
特にアメリカのクレジットカードではサインアップボーナスが非常に大きく、ポイントがどんどん貯まっていきますので達成感があります。
カードの特典や Rakuten のオファーを上手く使った時は、中々賢くやってるなという満足感もあったかもしれません。
近づく特典旅行は最高の報酬で、心が躍ったのを覚えています。
しかしポイントハックに慣れていくうちに、楽しいゲームはポイントを貯めるだけの最適化すべき作業に変わり、多くのカードの特典は報酬から達成すべきノルマに変わります。
これに気が付いたとき、虚しさを感じたのかもしれません。
【無駄な存在を生んでしまう後ろめたさ】
McAfee の開発チームは、きっとセキュリティの脅威からユーザーを守るために機能開発に労力を注いでいるのでしょう。
The Motley Fool のライターは、多くの人に経済的に豊かになってもらいたいという情熱で記事を書いているのでしょう。
にも関わらず、私はポイントのためだけにサービスを購入し、使わないまま朽ち果てさせてしまう。
Dell で買う周辺機器や lululemonのウェア、Saks Fifth Avenue のセール品、DoorDash で頼んだそれほど欲しくない飲み物。
クレジットカードの特典が無ければ買うことはたぶんないけれど、あるからせっかくだし買う。そんなものはきっとこれを読んでいるあなたにもいくらかは覚えがあるのではないでしょうか。
これらによって私たちは金銭的に損をしているわけではありませんが、心のどこかに無駄を生むこと自体が悪いという考えがあり、それが虚しさを感じさせる一因かもしれません。
【企業にとっては想定内のコスト】
企業側も私たちのようなポイントハックで購入する人の存在をを最初からしっかり考慮しているでしょうから、罪悪感に苛まれる必要はありません。
私達が Rakuten から95%のキャッシュバックを受けようが、カードの特典で手出しゼロで物品を購入しようが、それはすべて新規顧客獲得のためのコストとして、マーケティング予算の範囲内に収まっています。
つまり、私たちは企業が自ら用意したルールに乗っているだけで、彼らを騙しているわけではなく、想定済みのプレイヤーの一人に過ぎません。
むしろ、そういう行動がマーケティングを回すデータとなり、次のプロモーションを決める材料として、歓迎されている可能性すらあります。
論理的には、私たち消費者と企業は完全に Win-win の関係です。
【エコとのジレンマ】
使わないサブスクのアクティベーションコードが朽ち果てるのも、買ったウェアがクローゼットに眠りいずれ捨てられるのも、企業にとっても私たちにとっても金銭的な問題がなくても、無駄が生まれているのは事実は変わりません。
特に実体のあるモノの場合、生産・輸送・廃棄の過程でCO2排出や資源消費が発生し、目に見える環境負荷が加わる分、罪悪感がより重くのしかかります。
ポイントでペイできて、企業も損益を計算済みだとしても、「この無駄な排出を増やした一因になった」という現実は消せず、エコへの配慮という罪悪感が重くのしかかってきます。
【折り合いをつけるしかない】
ただ、エコに配慮しすぎると、人生がつまらなくなるのも事実です。
飛行機に乗るのもCO2排出の塊ですし、ホテルに泊まるのもエネルギー消費の塊、海外旅行なんて贅沢の極み。
ポイントハックで貯めたマイルで無料のビジネスクラスに乗るのなんて、エコとはかけ離れています。
極端にエコを追求すれば、飛行機に乗らない、旅行しない、新しい服や外食は最低限、という生活になる。
でも私はそんな生き方は楽しくありません。
質素でエコな生活を貫く人を否定する気は全くありません。むしろ尊敬します。
ただ私自身は、ある程度楽しくないと、生きてる意味が薄れる、と思ってるタイプです。
贅沢とエコは根本的に対立する部分がある以上、どこかでこれくらいなら OK という自分の中で折り合いを付けるしかありません。
【最適化のエンドゲーム】
洗練され最適化されたポイ活は作業感が強くなります。
さながらラスボスを倒した後のゲームの、エンドコンテンツをひたすら遊んでいるようなものです。
積み重なったものを振り返った時に、それが無駄に思え、虚しさを感じてしまうこともあるかもしれません。
でもよく考えてみると、無駄こそが贅沢であり、無駄こそが豊かさの源なのかもしれません。
静かに朽ち果てていくものがある一方で、Rakuten のキャッシュバックを理由に買ったサービスを使ってみたら意外に良かったり、クレジット消化で買った商品を思いのほか気に入ったり、DoorDash で試しに買ってみた飲み物がお気に入りになったり、そんな新しい発見もあるかもしれません。
結局、我々はどこへ向かっているのか。正直、ゴールは分かりません。
ミニマムスペンドをクリアし、ポイントやマイルを貯め、無料で旅行をし、ステータスを獲得し、その繰り返しの先は何か。
虚無感がぬぐえない時は道草を楽しむつもりで、最適化から離れて別の趣味に時間を使うのもいいでしょう。ゴールが見えない以上、道中を楽しみたいものです。
適度な無駄を抱えながら、それでも心が軽く過ごせるバランス——それを探すこと自体がゴールなのかもしれません。
みなさんはこのマシュマロの質問についてどう考えるでしょうか。ぜひご意見をシェアして下さい。
こういった投稿は初めてなので感想もいただけると嬉しいです。
以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。
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