Venture X Business は Capital One の発行しているプレミアビジネスカードです。
年会費はリーズナブルな部類のプレミアカードですが、そのサインアップボーナスの条件は、あの Amex Platinum をも超えます。
今回はアメリカのビジネスカードの中でも非常に尖ったこのカードをレビューしていきます。
【評価・年会費・特典】
| Venture X Business | ||
|---|---|---|
| おすすめ度 | ★★★☆☆ | |
| カードブランド | Capital One / Visa / Business | |
| 年会費 |
メインユーザー:$395 追加ユーザー:$0 |
|
| ポイント還元率 | 10x | Capital One Business Travel でのホテル・レンタカー |
| 5x | Capital One Business Travel でのフライト・バケーションレンタル | |
| 2x | その他 | |
| 通常サインアップボーナス | 150,000 Capital One Miles | |
| ボーナス条件 | 3カ月以内に$30,000の使用 | |
| その他の主な特典 |
Capital One ラウンジアクセス プライオリティパス $300 トラベルクレジット カード更新時10,000 Capital One Miles $100 エクスペリエンスクレジット Global Entry または TSA PreCheck クレジット Hertz President's Circle Status ステータス |
|
| 外国為替手数料 | なし | |
| 申込リンク | →公式リンク← | |
基本的な性能はパーソナル版の Venture X Rewards と非常に似ています。
そしてパーソナル版と最も異なるのはそのサインアップボーナスでしょう。
通常のサインアップボーナスで150,000マイル獲得は美味しいのですが、ミニマムスペンドは3ヵ月で$30,000も必要になります。
これは Amex Business Platinum の3ヵ月$20,000をも超える金額です。
一方、年会費は$395でプレミアカードにしては非常にリーズナブルな金額です。
毎年の$300のトラベルクレジットと10,000マイルのアニバーサリーボーナスで、余計なステートメントクレジットが無いシンプルな特典はパーソナル版を踏襲していて素晴らしい点です。
Capital one のビジネスカードの多くは個人用クレジットレポートに記録されます、つまり5/24にカウントされます。
ただし Venture X Business は例外的に記録されないので、ちょっと安心です。
【サインアップボーナス】
Venture X Business の通常サインアップボーナスは以下のようになっています。
期間限定のサインアップボーナスでは以下のようなものも確認されています。
桁が間違っているように見えますが、正しいです。マジで15万ドルの利用が条件です。
流石に6ヵ月で$150,000の出費を行える人は限られているでしょうから、期間限定のオファーでも前半部分のみで判断するのが良いでしょう。
【Capital One Milesの使い道】
Capital One Miles は旅行に使うことで価値を最大化出来ます。
提携先のポイントとして使うのが最も価値がありますが、旅行代金の相殺にも1ポイント=1セントで使えるのでそこまで悪くありません。
この旅行代金の相殺が出来る旅行カテゴリはトラベルポータルの縛りはありません。
旅行以外の用途だとキャッシュバックに使うと1ポイント=0.5セント、Amazon や PayPal の支払いの場合は1ポイント=0.8セント、ギフトカードは1ポイント=1セントで交換することが出来ますが、得とは言えません。
Capital One Miles の転送可能な提携先リスト
Capital One Miles の転送可能な提携プログラムのリストは以下になり、併記されているレートで Capital One Miles を提携先のポイントやマイルに交換出来ます。
交換に必要な最低マイルは1,000マイルからですが、それ以降は100マイルずつ増やせます。これは本当に必要なマイルだけ微調整して転送できるので便利な機能です。
おすすめの転送先としては、なじみある JAL マイルに交換したり、Aeroplan(エアカナダ)に転送してカナダ旅行をしたり、Virgin RedでANAの特典航空券を予約したりするのが良いかと思います。
また Amex や Citi ではレートが下がる Emirates に1:1交換できる点も強みです。

【アメリカ】クレカ・エアライン・ホテル、それぞれポイント・マイルの価値はいくらなのか?
各クレジットカード、エアライン、ホテルプログラムのポイントやマイルの価値をまとめました。
【ラウンジアクセス】

キャピタルワンラウンジ
キャピタルワンラウンジ現在、DFW に加えて、IAD, DEN, DCA, LAS, JFK, LGA を加えて6カ所になり、さらにシャーロット CLT にもオープン予定です。
下記表に執筆次点での場所と営業時間を記載しておきますが、最新情報は公式サイトをご確認ください。
| 空港 | 場所 | 営業時間 |
|---|---|---|
| Dallas-Fort Worth (DFW) | Terminal D (D22付近) | 5:00 AM ~ 10:00 PM |
| Denver (DEN) | Concourse A (Gate 34付近) | 5:00 AM ~ 9:00 PM |
| Washington, D.C. (IAD) | セキュリティチェック後のZ-Gatesから エレベータまたはエスカレータ |
5:30 AM ~ 9:00 PM |
| Washington, D.C. (DCA) | Terminal 2 National Hall Concourse D付近) |
6:00 AM ~ 9:00 PM |
| Las Vegas (LAS) | Concourse D (D50付近) | 5:00 AM ~ 11:00 PM |
| New York City (LGA) | Terminal B | 5:00 AM ~ 10:00 PM |
| New York City (JFK) | Terminal 4の3階(B Gates付近) | 24時間 |
Washington, D.C. (DCA) と New York City (LGA) についてはラウンジではなく、Capital One Landing としており、ここでは食事体験を重視したコンセプトで、事前予約も可能で短い乗り継ぎ時間でも利用できるように配慮されています。
プラザプレミアムラウンジとプライオリティパスラウンジ
その他にプラザプレミアムラウンジとプライオリティパスラウンジに入場することが出来ます。ラウンジの場所はそれぞれの公式サイトで確認することが出来ます。

【プライオリティパスで入場可能に!】北米プラザプレミアムラウンジをチェック!
プライオリティパスで入場可能になったプラザプレミアムラウンジをチェックしていきます!プライオリティパス付属のおすすめクレジットカードも合わせて紹介します。
ラウンジアクセス
Venture X Business のメインユーザーはこれらのラウンジに無料で入場出来ます。
以前は Venture X で同伴者2名までラウンジに入場出来ましたが、2026/2/1よりこれに制限が入りました。
年間$75,000利用することで、Capital One Lounge では最大2名、Capital One Landings では1名、無料のゲストを入場させることが出来ます。
そうでない場合は、18歳以上は$45、17歳以下は$25、2歳未満は無料、で入場することが出来ます。
追加カードの会員は年$125の追加費用を払うことでラウンジアクセスの権利が手に入ります。

Capital One Venture X のラウンジアクセス特典が改悪
Venture X のラウンジアクセスの特典が改訂になるお知らせです。
【その他の特典】

$300トラベルクレジット
Capital One Business Travel ポータル経由の旅行で自動的に使われます。
1回で使い切っても、何回かに分けて使っても問題ありません。
$300の付与はカード会員年ごとに付与されます。暦年ではありません。
アニバーサリー ボーナス10,000マイル
初年度はありません。
Global Entry または TSA PreCheck 用クレジット $120
以前は永住者向けの特典でしたが、現在ではビザステータスでも Global Entry に申請出来るようになりました。

Global Entry & TSA PreCheck 特典付きのおすすめクレジットカード
Global Entry & TSA PreCheck 特典付きのクレジットカードをまとめました。
トラベルプレミアコレクション
ポータルサイトで予約できるホテルで使える特典で$100のエクスペリエンスクレジットと2名分までの無料朝食がもらえます。ホテルのお値段は高め。
Hertz President’s Circle Status
Hertzレンタカーのステータスです。車のアップグレードやカウンタースキップなどの特典が付きます。
【ポイント還元率】

Venture X Business は基本$1使用で1 Capital One Mile が手に入り、ポータル経由のホテルとレンタカーで10倍、ポータル経由のフライトとバケーションレンタルで5倍、その他で2倍となっています。
その他カテゴリでも2倍もらえるのはアメプラやサファイアリザーブには無いメリットです。
5~10倍の還元率のためにはトラベルクレジットと同じく Capital One Business Travel ポータルを経由する必要があります。
【対抗カード】
Amex Business Platinum
年会費$895とアメリカのクレジットカードの中でも非常に高い年会費のカードですが、サインアップボーナスだけであればこちらの方が優秀かもしれません。
Amex Business Platinum にはステートメントクレジットが多くあるのでシンプルさというメリットはありません。

American Express Business Platinum Card 評価レビュー
アメリカクレカ界最強のサインアップボーナスを誇るアメプラビジネス。本記事ではその盛りだくさんのカード特典を丁寧に解説しています。
Spark 2% Cash Plus
こちらは同じく Capital one のキャッシュバックカードでサインアップボーナス$1,500クラス、Venture X Business のキャッシュバック版といったところです。
年会費は$150で特典はよりシンプルです。
Bilt Palladium
JAL マイルに1:1交換出来る Bilt リワードのカードは Venture 系の対抗になるかもしれません。
ただし特典が非常に複雑で、シンプルさが売りの Venture カードとは対極にあるカードのようにも思います。

Bilt Palladium Card 評価レビュー
Bilt 2.0 Card の最高年会費カード、Bilt Palladium Card について評価していきます。
【Capital One のクレジットカードについて】

【ルール】Capital One 新ルール追加&既存ルール解説
Capital Oneクレジットカードにまつわる基本的な知識を紹介します。
【申し込みリンク】

このカードの申し込みは以下の、公式リンクは以下からどうぞ。
→公式リンク←
このカードの紹介リンクがあるのかは分かりませんが、もし持っている人がいれば注意事項を読んだうえで、こちらのお問い合わせフォームからお申込みください。
記事中に読者様の紹介リンクとして紹介いたします。
【まとめ】

本当に価値があるのか分からないステートメントクレジットを付与して年会費が上がっていくカードが多い中、シンプルな特典が魅力のプレミアカードである Venture X Business は非常に優秀なカードです。
明確な欠点として、ミニマムスペンドが非常に高額な点が挙げられますが、それさえクリア出来るのであれば作って間違いのないカードでしょう。
このカードを将来少しでも申し込む可能性がある方は、Capital one のビジネスチェッキング口座も、オファーがあるときに作って関係性を構築しておくといいかもしれません。
以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。
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