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2024/01/17

ANA CARD U.S.A. 評価レビュー - 駐在員向け最初の1枚

ANA CARD U.S.A.


アメリカ赴任にあたり、多くの駐在員がお世話になるのがこの ANA CARD U.S.A. です。

多くのアメリカのクレジットカードはクレジットヒストリーが無いと作ることが出来ませんが、このカードは数少ない例外です。

今回は多くの人にとってアメリカでの最初の1枚になる、 ANA CARD U.S.A. について解説していきます。


【評価・年会費・特典】

ANA CARD U.S.A.
おすすめ度 ★☆☆☆☆
カードブランド FNBO / Personal
年会費 $70
ポイント還元率 1% ALL
サインアップボーナス 5,000 ANAマイル
ボーナス条件 初回利用
その他の主な特典 優先チェックイン等
外国為替手数料 あり
公式サイト anacardusa.com

アメリカのクレジットカードでは年会費無料のカードでも優秀なカードが多いので、他のカードを作ることが出来るならばわざわざこのカードを作る必要はありません。

ただし、アメリカでクレジットカードを作るにはクレジットヒストリーが必要で、アメリカに来てすぐはこれが全くない状態です。

ANA CARD U.S.A. の優秀な点はクレジットヒストリーが無くとも作ることが出来る点にあります。

3ヵ月~半年もカードを使っていれば、次のクレジットカードを作るのに必要なクレジットヒストリーが貯まるので、本場アメリカのクレジットカードを作ることをおすすめします。(当サイトはそのような情報をメインに扱っています!)

カードを作った場合は念のため1年間は解約せずにキープして、年会費が発生するギリギリで解約しましょう。もし年会費が発生しても、すぐに連絡すれば払い戻ししてくれる可能性はあります。

会社の提携しているアメリカの銀行があり、そちらでクレジットカードも作れる場合はわざわざこのカードを作る必要は無いと私は思います。


【メリット】

時計

日本から申請が可能

ANA CARD U.S.A. は渡米90日前から申込みが可能です。

申込み時は SSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)もアメリカの銀行口座も必要ありません。

ただし受け取りにはアメリカの住所が必要になります。

クレジットヒストリーが無くても作れる

日本の情報も考慮した独自の審査を行ってくれるので、クレジットヒストリーが無くとも作ることが出来ます。

特別日本で悪いことをしていなければ審査が通らないということは無いと思いますが、日本人なら100%作れることが確約されているわけではありません。

クレジットヒストリーを構築出来る

渡米後に SSN を取得次第、カードにリンクさせることでクレジットヒストリーの構築が可能になります。

クレジットヒストリーは SSN に紐づきますので忘れずに登録しましょう。

日本語でサポートが受けられる

ANAは日本の会社ですので問い合わせは日本語のサポートが受けられます。

ただ提携しているアメリカの銀行のカードですので、支払いの設定をするWebサイトは英語になります。そのため多少の英語は結局必要になります。


【デメリット】

書類

年会費が高い

カード特典から見ると年会費は非常に高いです。

マイル還元率が悪い

ANA CARD U.S.A. は $1 利用で 1 ANA マイルが貯まります。

日本のクレジットカードの感覚であれば普通ですが、アメリカのクレジットカードには $1 で2ポイント・マイル以上貯まるものがざらにあります。

アメリカの標準的なクレジットカードと比較するとポイント・マイル還元率は悪いです。

外貨換算手数料がかかる

ANA のカードであるのにも関わらず日本で利用すると 3% 程度の手数料がかかります。

これもアメリカの標準的なクレジットカードの近い年会費帯のものと比べると競争力は無いです。


【クレジットヒストリーについて】

スコアの構築

クレジットヒストリーとは簡単に言うとクレジットカードでの利用履歴のことです。

クレジットカードは仕組み上、一時的に借金をしてそれを返す形をとっています。

そのためクレジットカードを使用して正しく支払いをしている = ちゃんと借金を返す信用に値する人物である、という評価に繋がります。

日本人の感覚としてはそもそも借金しない人の方が信用出来るのではと思いますが文化の違いなのでしょうか。

とはいえ、このクレジットヒストリーが無いと、借金をちゃんと返す人か分からない = 弊社のクレジットカードを作らせてたまるか! となるわけです。

そのためまずはこのカードでアメリカのクレジットヒストリーを作り、他のアメリカのクレジットカードの申請を狙うというのが基本的なアメリカ駐在員1年生の戦略となります。

このクレジットヒストリーを数値で評価したものがクレジットスコアと呼ばれます。


【このカードが不要な人】

クエスチョン

上記のような理由で多くの人にとってはじめは必要なカードですが例外もあります。

1つはAmexのカードは日本での使用実績をアメリカに移せるためアメリカのAmexのカードが承認される可能性があります。

これについては私は該当しなかったため詳しくはありませんが、日本でAmexのカードを使っていた人はAmexのカードの申請に挑戦してみても良いでしょう。

ただAmexのカードはアメリカ99%以上で使用出来ますが、極稀に使えない場所もあります。ANAカードはVISAなので念のため持っておくという人もいるでしょう。

また企業勤めでの駐在の場合、会社の信用でクレジットカードを作らせてもらえるケースもあります。

そのカード次第ではあるでしょうが、基本的にそのカードを持っていればANAカードはわざわざ作る必要は無いでしょう。

余談ですがデビットカードの利用や現金(キャッシュ)の利用はおすすめできません。

デビットカードは不正利用されたときに銀行口座まで凍結されますので大問題になりますし、キャッシュレスが進んでいるアメリカでは現金の利用が出来ない場所も増えています。

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【解約手続き】

天秤

無事クレジットヒストリーを作り、他のクレジットカードの申請が承認されたら2年目以降の年会費が発生する前に解約しましょう。解約は公式のお問い合わせから日本語で受付しています。

もしくはカスタマーサービス 1-800-733-5558 へ電話しても受け付けているようです。

基本的にこのカードを2年目以降もキープするメリットはありません。マイルやポイントを貯めるという目的が無くても、年会費無料のカードを2, 3枚持った方が良いでしょう。

一応クレジットスコアには最も長くキープしているアカウント(=クレジットカード)が影響を与えますが、数ヶ月は誤差の範囲です。


【対抗カード】

JAL USA CARD

ほぼ同様のカードですが年会費$20のプランがあるのでこちらの方がお得かもしれません。

ANAカードとJALカードはタイミングによってキャンペーンがやっていたり、やっていなかったりするのでそれで決めても構いませんし、単にANA派かJAL派かで決めても構いません。

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渡米前に作ることは出来ませんが、渡米後Chase銀行を開設出来るならFreedom Riseはクレジットヒストリー構築用におすすめです。

何と言っても年会費無料が嬉しいですね。

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時間

私もそうでしたが、アメリカに来てから「もっと早く知っていれば」と思ったことは沢山あります。

当サイトではアメリカのクレジットカードに関する情報をまとめていますのでよろしければ今後の参考にしていただければと思います。

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【まとめ】

まとめ

いかがだったでしょうか。私も駐在1年目で作ったカードではありますが、殆ど活躍しなかった記憶があります。

ただ最初は誰しもクレジットヒストリーを構築する必要がありますし、その目的には合致したカードです。

安い年会費のカードでは無いので、2年目以降解約出来るように計画的にクレジットカードを作れると良いでしょう。

以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。

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