通常アメリカでクレジットカードを作るにはアメリカでのクレジットヒストリーが必要です。
しかし渡米直後ではクレジットヒストリーは無いため殆どのクレジットカードは作ることが出来ません。
今回はクレジットヒストリーが無くても作れる数少ない選択肢の1つ、JAL USA CARDについて解説していきます。
【基本情報】
JAL USA CARD | ||
---|---|---|
おすすめ度 | ★☆☆☆☆ | |
年会費 | プラン選択式 $70(プレミアムリワード)or $20(ベーシックリワード) |
|
ポイント還元率 | 1% | 全て(プレミアムリワード) |
0.5% | 全て(ベーシックリワード) | |
サインアップボーナス | 15,000 JAL Miles | |
ボーナス条件 | 3カ月以内に$7,000の使用 | |
その他特典 | 初回国際線搭乗で5,000ボーナスマイル | |
外国為替手数料 | あり | |
公式サイト | https://www.jalusacard.com/ |
本カードの特徴として年会費$20のベーシックリワードプランと年会費$70のプレミアムリワードプランを選択することが出来ます。
プランによってポイント還元率が違いますが、1マイル$1で計算した場合、このカードで年$10,000使うならプレミアムリワードプランがお得になります。
また毎年春ごろには初年度年会費無料の入会キャンペーンをやってることも多いです。
基本的にクレジットヒストリーが貯まるまでのつなぎのカードですので本サイトでは2年度以降は解約することをおすすめしています。
【ベーシックリワードかプレミアムリワードか】
冒頭でも申し上げた通り、このカードで年$10,000使うならプレミアムリワードプランが、それ以下ならベーシックリワードプランがおすすめになります。
入会キャンペーン中で初年度年会費で、2年目以降解約するならプレミアムリワードプランが良いでしょう。
特に入会キャンペーン中でもなく、メインカードを他に作る予定でしたら年会費の安いベーシックリワードで問題ありません。
クレジットカードとかよく分からないし、日本語でサポート受けられるこのカードをメインカードとして使うのでしたらプレミアムリワードの方がポイントは溜まります。
当サイトでは優秀なクレジットカードを作ることをおすすめしているのでメインカードを他に作ってこのカードは2年目以降サクッと解約することをおすすめしています。
残念ながらJAL USA CARDは唯一のメリットを除くと他の全てにおいてアメリカのその他の優秀なクレジットカードに劣ります。
【クレジットヒストリーが無くても作ることが出来る!】
このカードはアメリカのクレジットカードヒストリーが無くても作ることが出来る例外的なカードです。
通常AmexやChaseなどアメリカのクレジットカードはアメリカでのクレジットヒストリーが無ければ承認されません。
しかしこのカードは日本の信用情報で作ることが出来、またアメリカ滞在前から申請することが出来ます。
ちなみに日本のAmexのユーザーはアメリカでも即現地のカードを作ることが出来ます。詳細は下記記事にて。
【サインアップボーナス】
意外とサインアップボーナスはユニークな形をとっています。
まずは3ヶ月で$5,000利用すると10,000ボーナスマイルがもらえます。
もう少し頑張って$7,000利用すると15,000ボーナスマイルをもらえます。
もらえるのは10,000か15,000かのどちらかで$7,000利用すれば合計25,000マイルもらえるわけではありません。
さらにクレジットカード承認後、初めての国際線利用で追加で5,000マイルもらえます。
ただ、これ以上のサインアップボーナスがもらえるカードはアメリカには沢山ありますので、そういったカードを作って欲しいとは思います。
渡米したての方に向けたおすすめのクレジットカードは下記記事にてまとめています。
【ポイント還元率】
プレミアムリワードの場合は1ドル利用で1マイル、ベーシックリワードの場合は2ドル利用で1マイル、貯まります。
アメリカのクレジットカードでは1ドル利用で2マイル以上貯まるカードも珍しくありませんので還元率は最低水準です。
【その他の特典】
その他このカードの特典として以下があげられます。
日本-アメリカ間を年に何回も往復する人にとっては多少役に立つ特典ではありますが、アメリカにしばらく住む人にとってはこれといって嬉しい特典ではありません。
【解約手順】
JAL USA CARDは電話で解約することが出来ます。安心して下さい、日本語対応です。
公式サイトで電話対応の窓口を確認しましょう。
氏名、電話番号、住所、カード番号といった基本的なものを準備しておけば5分ほどで解約手続きは済むようです。
解約時、多少クレジットスコアが下がる点は注意しておきましょう。
クレジットスコアには最長で維持しているクレジットカードの年月が影響しますので、そういった意味でもこのカード以外に早めにクレジットカードを作りたいですね。
【対抗カード】
ANA CARD U.S.A.
ANA CARD U.S.A.もクレジットヒストリーが無くても作ることのできるアメリカのカードです。
こちらは年会費$70で選択肢はありません。
JAL USA CARDを選ぶかANA CARD U.S.A.を選ぶかは単に自分がJAL派かANA派かで決めてしまっても良いでしょう。
アメリカでマイルを貯めたいならAmexのポイントから転送できるANAマイルのほうが貯めやすいです。
Chase Freedom Rise
渡米前に作ることは出来ませんが、渡米後Chase銀行を開設出来るならFreedom Riseはクレジットヒストリー構築用におすすめです。
何と言っても年会費無料が嬉しいですね。
【まとめ】
いかがだったでしょうか。アメリカ駐在員の方はJALかANAどちらかのカードにお世話になった方も多いのではないかと思います。
残念ながらサインアップボーナスやポイント還元率といったクレジットカードの魅力としてはその他大勢のカードに劣ってしまうのでサクッと次のカードを作って解約してしまうのがおすすめです。
とは言えお世話になった感謝は忘れないようにしたいものです。センキュー!JAL!
以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。
Twitterもやってますので是非フォローしてください
ブログランキング参加しています。よろしければクリックをお願いします。
0 件のコメント:
コメントを投稿