Marriott BonvoyのクレジットカードはChaseからもAmexからも出ていて混乱するかもしれません。
今回はMarriott系列の中でも現在唯一の年会費無料カード、Marriott Bonvoy Boldについて解説していきます。
【評価・年会費・特典】
Marriott Bonvoy Bold | ||
---|---|---|
おすすめ度 | ★★☆☆☆ | |
年会費 | $0 | |
ポイント還元率 | 3% | Marriott |
2% | 旅行 | |
1% | その他 | |
サインアップボーナス | 30,000 Pointss | |
ボーナス条件 | 3カ月以内に$1,000の使用 | |
その他の主な特典 |
15 elite night credits (=シルバーエリートステータス) |
|
外国為替手数料 | なし | |
公式サイト | chase.com |
2023/08/11更新:50,000 + 50,000 Pointsオファーは終了し、30,000 Pointssのオファーとなりました。
年会費無料カードなので特典は控えめです。基本的にはメインで作ったりするより、ダウングレード先の候補としておすすめです。
ChaseのMarriotカードを解約せずにキープしておけば、欲しいと思ったタイミングで上位のMarriott Bonvoy Bountifulや後述のThe Ritz-Carlton Credit Cardへアップグレードすることが出来ます。
また15 elite night credits(宿泊実績)も地味に優秀で、他のパーソナル用Marriotカードを持っていなければ15泊分加算され、Marriotのエリートステータスに近づきます。
宿泊実績はパーソナルカード間では重複しませんがビジネスカードならば加算出来ます。
ですがこのMarriott Bonvoy Boldカードのサインアップボーナスを24カ月以内に受け取っている場合、AmexのMarriotビジネスカードのサインアップボーナスは受け取れませんし、逆もまた然りです。
この辺りMarriotのカードは制約が複雑なので注意しましょう。
【サインアップボーナスの獲得条件】
気を付けなければいけないのがサインアップボーナスの獲得条件です。
MarriottのクレジットカードはChaseとAmexで現在合計6枚存在しますが、ほとんどのケースで共存出来ません。
Marriott Bonvoy Bold カードの場合はMarriott Bonvoy Bountiful以外の5枚やそれらの過去の前身のカードを過去90日以内に持っていたり、過去24カ月以内にそれらのサインアップボーナスを受け取っていると、このカードのサインアップボーナスは貰えません。
要するにChaseだろうがAmexだろうが過去にMarriott系のクレジットカードを作ったり持っていたりするとサインアップボーナスは受け取れない、ということです。(ただしMarriott Bonvoy Bountifulは例外で共存可)
このカード以外のMarriott系のカードもサインアップボーナスの受け取り条件に過去のMarriott系カードの取得を制限しているので、Marriottのカード沢山作ってポイントゲットだぜ!とはならないということです。
パーソナルカードだけでなくビジネスカードも制限されているので注意しましょう。
【15 Elite Night Credits(宿泊実績)】
このカードを持っていると年間15泊の宿泊実績が付与されます。
Marriotのシルバーエリートステータスの必要宿泊数は10日なので、このカードを持っているだけで条件をクリアするためシルバーエリートステータスが付与されます。
宿泊実績はパーソナルカード間では重複しません。仮にこのカードとMarriott Bonvoy Bountifulを同時に持っていたとしても、それだけでは付与される宿泊実績は15日だけです。
AmexのMarriott Bonvoy Brilliantは付与される宿泊実績が25日なので、仮にこのカードと同時に持っていた場合、宿泊実績は25日となります。
ですがビジネスカードとは重複しないのでAmexのMarriott Bonvoy Businessと同時に持っている場合は15+15で宿泊実績は30日となります。ただし前述のとおりサインアップボーナス受け取りについては制限を受けるため注意しましょう。
Marriottのシルバーエリートの詳細については公式サイトで確認できます。
【ポイント還元率】
基本$1使用で1ポイントで、Marriottグループのホテルでの使用で3倍、旅行で2倍、その他で1倍となっています。
ただしMarriottのホテルでは公式サイトから予約することで 3(クレカ) + 10(Marriott会員) + 1(シルバーエリート) の合計14倍のポイントが付きます。
このうち一番大きいMarriott会員の10倍は無料会員登録することで得られます。
基本的にはMarriottで使う以外はおすすめ出来ません。
また覚えておきたいことはMarriottのポイントはAmericanやJALなど他のポイントからは変換出来ないポイントにも交換出来るという事です。
通常3:1(Marriottポイント3に対しエアラインマイル1)ですが、60,000ポイントまとめて転送すれば5,000ポイントのボーナスが付きます。
(ただしアメリカン航空 AAdvantage、アビアンカ航空ライフマイル、デルタ スカイマイル、大韓航空 スカイパスはこのオファーの例外でレートは3:1固定です。)
なのでMarriott 60,000 : Airline 25,000で 2.4 : 1 の比率で交換することが出来ます。お得な使い道とまでは言えませんが他の方法では獲得の難しいマイルが手に入る方法なので覚えておくと良いでしょう。
【The Ritz-Carlton Credit Cardへの道】
現在は直接申請が出来ないThe Ritz-Carlton Credit CardはChase系のMarriottカードを1年間以上使った後アップグレードを申請することが出来ます。
その際、クレジットライン(利用限度額)が最低$10,000必要と言われています。
The Ritz-Carlton Credit Cardは年会費$450ですが年会費に見合う特典の豊富なカードです。
中でもカード更新時に得られる無料宿泊特典は上限85,000ポイントまでのホテルに1泊出来ます。これは
これは下手するとRitz-Carltonに直接泊まれるレベルです。下の例だと82,000ポイントで東京のRitz-Carltonに泊まれますがこれは約18万円相当です。
それ以外にもプライオリティパスや$300のエアラインクレジットなど非常にお得なカードなので高級ホテルに泊まりたい人はこのカードを目指すのもおすすめです。
【Chaseカード】
本カードもパーソナルカードなのでChase 5/24ルールの対象カードです。
またChaseのカードはAmexと比べて若干審査が厳しいです。
そこでChaseの銀行口座を開設することで審査に通りやすくなります。
もし以前Chaseのカードを申請して審査に落ちていたり、初めてのChaseのカードで不安な方は是非試してみて下さい。
今なら紹介リンクから口座開設すれば$200も貰えます。
【対抗カード】
Marriott Bonvoy Boundless
Marriotのカードを作る予定でしたら1つ上のランクのBoundlessはいかがでしょうか。
カード更新時の無料宿泊特典もあるのでMarriot好きならおすすめです。
Hilton Honors Card
ホテルブランドに拘りが無いのでしたらAmexから発行されているHilton系のカードも良いでしょう。Hilton系はサインアップボーナスの縛りが相互に無いので系列の4枚全て作ることも出来ます。
IHG Rewards Traveler
IHGも年会費無料のホテルカードのラインナップがあります。こちらはパーソナルカードの2枚はどちらか24カ月以内ではどちらか一方のサインアップボーナスしか得られませんが、ビジネスカードについては制限はありません。パーソナル+ビジネスの2枚持ちで完結したいのならばIHGがおすすめです。
【紹介リンク】
もしここまでの解説でMarriott Bonvoy Bold Credit Cardを作ろうと思った方は下記リンクから作ってもらえると私や読者様に紹介ポイントが入るので大変うれしいです。
ただし紹介リンクのオファーと公式のオファーでもらえるポイントに差がある場合がありますので、よくチェックしてもらえるポイントが大きい方のオファーを使ってください。
【まとめ】
いかがだったでしょうか。年会費無料のホテルカードなので特別おすすめは出来ません。
割の良い期間限定ボーナスがあれば狙い目にもなりますが、ほどほどのオファーであれば他のカードを探しても良いでしょう
ただしAmexのビジネスカード等、2枚以上のMarriotのカードをキープすることを狙うのでしたらサインアップボーナス縛りの関係で早めに作る必要性も出てくるかと思います。
この辺りは自分の作りたいクレジットカードと相談して戦略を考えていきましょう。
以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。
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