IHG Rewards Traveler は IHG の年会費無料のカードです。
このカード自体はそれほど悪くないですが、上位カードの IHG Premier とよく比較することが大切です。
今回はそんな IHG Rewards Traveler について解説していきます。
【評価・年会費・特典】
IHG One Rewards Traveler Credit Card | ||
---|---|---|
おすすめ度 | ★★★☆☆ | |
カードブランド | Chase / Personal | |
年会費 | $0 | |
ポイント還元率 | 17X | IHG ホテル |
3X |
公共料金、インターネット、ケーブル、 電話料金、ストリーミングサービス ガソリンスタンド、レストラン |
|
2X | その他 | |
サインアップボーナス | 80,000 IHG Bonus Points | |
ボーナス条件 | 3カ月以内に$2,000の使用 | |
その他の主な特典 |
シルバーエリートステータス付与 4連泊すると4泊目無料 |
|
外国為替手数料 | なし | |
公式サイト | chase.com |
IHG のパーソナルカードは2種類提供されており、そのうち年会費無料の方がこの IHG Rewards Traveler になります。
上位カードの IHG Rewards Premier は年会費が$99かかる代わりにこのカードには無いより良い特典を持っています。
ホテル系のクレジットカードのサインアップボーナスの数字は大きく見えますが、ポイントの価値は1ポイント=1セントを下回るケースが多いので自分が泊まりたいホテルの1泊がどの程度のポイントで泊まれるは調べておくと良いでしょう。
IHG 公式サイトからホテルを検索する際にポイントで検索するオプションがありますので調べることが出来ます。
このカードは年会費を支払わずにIHGポイントを獲得したい人向けのカードと言え、年会費無料にこだわりが無いのならば上位の IHG Rewards Premier の方がおすすめです。
【サインアップボーナス】
IHG Rewards Traveler の通常サインアップボーナスと過去の期間限定サインアップボーナスは上記のようになります。
ここで忘れてはいけないのはサインアップボーナスを受け取るための前提条件です。
それは「過去24ヶ月以内にIHGのパーソナルカードのサインアップボーナスを受け取っていない」かつ「現在IHGのパーソナルカードを持っていない」ことです。
つまり IHG Rewards Traveler を過去に作ったことがなくとも、上位カードの IHG Rewards Premier を持っていたり過去24ヵ月以内に作っていてもサインアップボーナスを受け取る資格が無いということです。
上位カードの IHG Rewards Premier も同様の制限がありますので、 IHG のパーソナルカードは2種類のうちどちらかのサインアップボーナスを受け取ることが出来ません。どちらを作るかはよく考えましょう。
ビジネスカードである IHG Rewards Premier Business は作っていたり持っていたりしても制限を受けないので安心しましょう。
【シルバーエリートステータス】
IHGのエリートステータスについては公式サイトで確認できます。
ステータスはメンバー、シルバー、ゴールド、プラチナ、ダイヤモンド、の5ランク存在します。
シルバーステータスは正直特典というほどのものは得られないので、無いものとして扱ってよいでしょう。
またこのカードで年$20,000使用するとゴールドステータスも得ることが出来ますが、ゴールドステータスも大したものではないです。
IHGのステータス目当ての場合はThe IHG Rewards Premierの方を作る、もしくはこのカード作ってPremier Businessを作ることをおすすめします。
【ポイント還元率】
基本$1使用で1ポイントで、IHGホテルの利用で17倍、毎月の請求書、ガソリン、レストランで3倍、その他で2倍となっています。
17倍の内訳は無料で誰でもなれる IHG One Rewards 会員分が10倍、このカードの特典で5倍、シルバーステータス特典で2倍の合算です。
毎月の請求書というのは公共料金の支払い、インターネット、ケーブル、電話サービス、一部のストリーミングサービスとなります。
特別IHGポイントを貯めたい人は別ですが、普段使いは別のカードでAmexポイントやChaseポイントを貯めて、IHGでの宿泊のときのみこのカードを使うのがおすすめでです。
【IHG カードの比較】
IHGカードの比較は下記記事で詳しく解説しています。
悩みどころは Traveler にするか Premier にするかでしょう。
多くの人にとっては IHG のカードを作るのであれば年会費はかかるものの、プラチナエリートステータスが手に入り、カード更新時の年1回無料宿泊特典がもらえる Traveler の方が適しているでしょう。
年会費無料のカードにこだわりがあったり、年1回の無料宿泊特典を生かせそうにないのであれば Traveler がよいかと思います。
【対抗カード】
Hilton Honors Card
Hilton Honors Card も年会費無料ながらそれなりに多くのサインアップボーナスを手に入れることの出来るカードの1枚です。
Hilton にするか IHG にするかはホテルブランドの好みの差が大きく出るので一概にどちらの方が上とは言いにくいです。
Marriott Bonvoy Bold
Marriott の年会費無料カードのサインアップボーナスは Hilton や IHG と比べると少し見劣りするのは事実でしょう。
ただしこのカードは今では直接作ることのできない Ritz-Carlton カードへのアップグレードの道が開けているので、将来的にハイクラスのカードを持ちたい場合にはおすすめです。
【紹介リンク】
もしここまでの解説でIHG Rewards Travelerカードを作ろうと思った方は下記リンクから作ってもらえると紹介ポイントが入るので大変うれしいです。
ただし紹介リンクのオファーと公式のオファーでもらえるポイントに差がある場合がありますので、よくチェックしてもらえるポイントが大きい方のオファーを使ってください。
【Chase のクレジットカードについて】
Chase 5/24ルールについては下記記事で詳しく解説しています。
【まとめ】
いかがだったでしょうか。IHG のパーソナルカードは2種類ありどちらか片方のサインアップボーナスしか受け取ることが出来ません。
IHG Rewards Traveler の魅力の大部分を占めるのがサインアップボーナスです。年会費を払わずに IHG のポイントが欲しい方にはマッチしたカードでしょう。
毎年定期的に IHG のホテル宿泊の予定を作れる方には 上位の IHG Rewards Premier がおすすめですので、どちらが自分に合っているかよく検討しましょう。
以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。
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