2024年～2025年 実際の渡米直後のカード申請とトラブルのシェア！

今回は最近渡米されたブログ読者様から、実際のカード申請の記録とそこで起きたトラブルについての情報をシェアいただきました。
私がアメリカに来てからはだいぶ経ってしまったので、これから渡米する方や渡米直後の方にはリアルで参考になる情報かと思います。
なお本サイト初のゲスト投稿の試みになっており、以下からは執筆者様からの原文です。

【はじめに】

渡米前からクレビーさんのブログを中心に、アメリカでのクレカ戦略について、ある程度は下調べしていました。
しかし実際に赴任してクレカ取得を進める中、様々ばトラブルに見舞われ上手くいかないこともありました。
そこで、うまくいかなかったことを共有することで、今後渡米される方の参考になればと思い、今回クレビーさんのブログに寄稿させていただくことにしました。

【伝えたい事まとめ】

ANA/JAL カードは渡米直後の生活立ち上げ時に必須だと思います。

2024年春頃は Amex のグローバルトランスファーに失敗しました。

BILT カードは振込履歴のスクショでもポイント付与されるのでオススメ。

Chase の個人口座の開設は、Chase Sapphire を取得するためにも早めに取り組みたい。

家族用の車をローンで購入する際は、赴任者向けのプログラムがベターです。

【時系列ごとに申請したカード】

2024年2月

ANAカードUSAを作成し、アメリカへ赴任。

2024年5月

Amexゴールドのグローバルトランスファーで申請するも敗北。
SSN取得済み、証明書系（公共料金などの支払い履歴など）も準備しましたが、電話でITINがないと対応できないの一点張り。
そんな中でANAカードが不正利用され一時的に利用できない、さらに最初に開設した銀行で支払いエラーが多発・・・。
急遽Chaseの口座開設とChase Freedom Riseを作成しました（限度額500ドル）。

2024年7月

リファラルでAmexゴールド承認。
5月にグローバルトランスファーで一度失敗していますが、再申請は1か月以上間隔を空ける必要があります。
短期間だと前回の申請をもとに審査されるため注意です。

2024年8月

配偶者の車購入時、ディーラーがローン審査を多数実施し、ハードプル大量発生するも最終的に承認されず。
赴任者向けのプログラムを利用しましょう。

2024年9月

Chase Sapphire Preferred 敗北、銀行で確認したところ。
直近のハードプルが問題とのこと、事前に審査回数を制限するようディーラーに最初に言いなさい！とご指導いただきました。
1ヶ月経てば問題なく通るとのこと。

2024年10月

再挑戦でChase Sapphire Preferred承認。
同じタイミングで Chase 銀行口座を持っていない同僚は失敗していたので、Chase の銀行口座の開設はマストですね。
なお、同僚は銀行口座を開設し、すぐに承認されていました。

2025年1月

Ink Business Cash 承認

2025年3月

Amex Business Blue 承認

2025年4月

BILT カード承認。
大家が小切手 NG で当初見送ったが、Reddit 情報（Zelle ＆ Sending Screenshot of Payment to Bilt For Points : r/biltrewards）を参考に Zelle 送金履歴のスクショ提出でもポイント付与されることが分かりました。
ただし日々の支払いをオートペイにするには Wells Fargo 口座が必要で少し面倒です。
これで5/24になっていますが、配偶者に枠があるので、気にせず申請することにしました。この夏に Chase の新 Biz カードの内容によっては倒れるかもしれません。

【振り返り】

5/24ルールを考えると、Chase Freedom Rise の作成が一番もったいなかったですね。
ANAカード凍結時の控えだとすると、一時的にデビットカードなどで凌ぐのが良かったかもしれません。

【私の感想】

私がアメリカに来た時と比べると、Amex の Global Transfer については、承認が厳しくなっているようです。今後も Global Transfer で承認されるかは五分五分ぐらいに思っていた方がよいかもしれません。

アメリカではカード不正使用により、カードが強制的にロックされて交換する事態には時々なるのですが、それが渡米直後に起きてしまうという不運にも見舞われたようです。意図的に回避出来るものでもないので、やはり複数の決済手段を持っておくと安心です。
ご本人は Freedom Rise の作成は不要だったと考えておられるようですが、私としては早めに2枚目のカードの作成はそれほど悪くないように思います。ANA や JAL のカードが年会費がかかるので将来解約することも視野に入れると、年会費無料で最年長クレジット歴をキープするカードはスコアに役立つはずです。

私も知りませんでしたが、車のローンで信用審査が多数発生するというのは大きな落とし穴ですね。赴任者向けのプログラムがあるとのことなのでそちらを使うと良いのでしょう。

今回とある読者様からお声がけいただき、この記事の作成に至りました。貴重な体験談のシェアで、これから渡米する方や渡米直後の方には参考になる情報があったと思います。
改めて感謝申し上げます。皆様もよろしければ感想やご自身の体験談などコメントいただけますと幸いです。

アメリカでのクレジットスコアについて

アメリカのクレジットスコアについて解説します。

アメリカではデビットカードを使うべきでない理由

アメリカでデビットカードを使うべきでない理由を解説します。

以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。
X(旧Twitter)もやってますので是非フォローしてください。

ブログランキング参加しています。よろしければクリックをお願いします。