
Southwest Rapid Rewards Plus は Southwest のパーソナルクレジットカードの中でも最も年会費の安いカードです。
今回は2025年7月に特典が改訂されたこのカードについて確認していきます。
【評価・年会費・特典】

Southwest Rapid Rewards Plus Card | ||
---|---|---|
おすすめ度 | ★★★☆☆ | |
カードブランド | Chase / Visa / Personal | |
年会費 | $99 | |
ポイント還元率 | 2x | Southwest 航空 ガソリン、グロサリー |
1x | その他 | |
通常サインアップボーナス | 50,000 points | |
ボーナス条件 | 5カ月以内に$4,000の使用 | |
その他の主な特典 |
1つまで預け入れ手荷物無料 スタンダートシートの無料指定 カード更新時に10%割引のプロモコード 10,000 Companion Pass qualifying pointsのブースト 優先搭乗(グループ5) カード更新時3,000 points 付与 変更手数料なし |
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外国為替手数料 | なし | |
申込リンク | →紹介リンク← |
Southwest 航空は元々、預入手荷物は2つまで無料であったり、指定席の概念は無く搭乗順に自由に席に座れるなど独自のサービスを展開していました。
しかし2025年より順次こういった従来のサービスが変更、上級会員以外は預け入れ手荷物が有料になったり、一般的な座席指定のシステムに移行していくことが決まり、合わせてそれらの特典がクレジットカードに付くことになりました。
Southwest 航空は格安航空会社(LCC)ではありますが、サービスは評価が高く、特に2人の旅行が非常にお得になるコンパニオンパスが魅力です。
コンパニオンパスの取得に関してはクレジットカードのランクの差は殆どありませんので、それであれば一番年会費の安いこの Southwest Rapid Rewards Plus の選択が一番賢いかもしれません。
【Southwest コンパニオンパス】

Southwest コンパニオンパスとは
コンパニオンパスとはメインの搭乗者がチケットを購入するときに同伴者のチケットを手数料や税金を除いて無料で手に入れることが出来る特典です。
簡単に言うとbuy one, get one freeのようなものです。
これによって2人以上の旅行の場合は1人分のチケット代が浮きますので非常にお得に旅行が出来ます。
有効期間は暦年で数えて取得した年とその次の1年間です。
つまり2026年1月にコンパニオンパスを獲得した場合、2028年12月まで有効です。
しかも使い切りなわけではなく、有効期間内は何回でも使えます。
Southwest コンパニオンパスの取得条件
Southwestのコンパニオンパスを獲得するには以下の2つの条件のどちらかを満たす必要があります。
どう考えても135,000ポイント獲得を目指すのが近道です。
Southwest コンパニオンパス獲得に向けて
ではどうやって135,000ポイントを目指すのかという話ですが、なんとクレジットカードのサインアップボーナスもこの必要ポイントに含まれるので手っ取り早く Southwest のクレジットカードを、パーソナル1枚、ビジネス1枚作ってしまうのが最短です。
それ以外でもクレジットカード利用によるポイントの獲得や、クレジットカードの紹介ボーナス、Southwestのショッピングポータルを利用するなどして獲得したポイントもqualifying pointsとしてカウントされます。
これらを上手く利用し、1月~3月くらいに獲得できるポイントを集中させ、135,000ポイントを達成し、コンパニオンパスを手に入れることが出来れば約2年の間、コンパニオンパスを有効に出来ます。
いくつかの注意点
ChaseのURポイントをSouthwestのポイントに転送しても、コンパニオンパス獲得の条件のポイントには加算されません。
例えばこのSouthwest Priorityを作って、翌月にSouthwest Premierを作ろうとしても2枚目のパーソナルカードのサインアップボーナスは貰えません。
たまにSouthwestのポイントを安売りしてることもありますが、ポイントを直接購入してもコンパニオンパス獲得の条件のポイントには加算されません。
【サインアップボーナス】

通常のサインアップボーナスは以下のようになっています。
過去に確認されたサインアップボーナスは以下のようなものがあります。
これらのオファーはどのパーソナルカードでも同じなので、サインアップボーナスのみが狙いであれば最も年会費の安い Southwest Rapid Rewards Plus がおすすめです。
また上記コンパニオンパスの獲得の項目で説明したように、ポイントを獲得するタイミングが重要なので、ポイント獲得時期を年初のタイミングに来るように調節するのがよいでしょう。
【その他の特典】

Southwest 搭乗・予約時の特典
座席指定は2026年以降に利用が可能です。
アーリーバードチェックインは2025年12月31日に終了します。
その他の特典
【ポイント還元率】

Southwest Rapid Rewards Plus は基本$1使用で1ポイントで、Southwest 航空での利用・ガソリンスタンド・グロサリーで2倍、その他で1倍となっています。
ガソリンスタンド・グロサリーでの2倍は合計購入金額が年$5,000まで適用され、以降は1倍になります。
2025年12月31日までは Rapid Rewards 提携ホテル・レンタカー、交通、インターネット、ケーブル、電話サービス、一部のストリーミングでも2倍のポイントが付きます。
【対抗カード】
Southwest Rapid Rewards Premier Credit Card

年会費:$149
座席指定の特典が良くなり、割引プロモーションコードが15%に増額します。
プロモーションコードの使い方によってはこちらのカードが優先されます。
Southwest Rapid Rewards Priority Credit Card

年会費:$229
プロモーションコードの特典はありませんが、より優秀な座席アップグレードが利用可能になります。
またエリートステータスへの近道となる特典が Premier より優秀ですので、ステータスを狙う方はこちらのカードになるでしょう。
【Chase のクレジットカードについて】

Chase 5/24ルールについては下記記事で詳しく解説しています。

【保存版】Chaseの5/24ルールについて解説【対象内/対象外】
アメリカのChaseの5/24ルール、クレジットカード申し込みの際のルールについて例を用いて説明します。また例外、対策も。
【紹介リンク】

もしここまでの解説で Southwest Rapid Rewards Plus Card を作ろうと思った方は下記リンクから作ってもらえると私や読者様に紹介ポイントが入るので大変うれしいです。
ただし紹介リンクのオファーと公式のオファーでもらえるポイントに差がある場合がありますので、よくチェックしてもらえるポイントが大きい方のオファーを使ってください。
【まとめ】

年会費は以前の$69から$99に上がってしまいましたが、手荷物も1つは無料になるので Southwest をよく使う人は作っておいて損にならないカードでしょう。
基本的な特典は上位のカードと比べても不足しているとは感じないので、コスト優先であればこちらの Southwest Rapid Rewards Plus Card で十分でしょう。
特にコンパニオンパスはこのカードでも十分に狙うことが出来ます。
Southwest のステータスを狙い始めるとこのカードでは満足できなくなると思いますので、そういった場合は上位のカードを検討してみてもよいでしょう。
以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。
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