
インターコンチネンタルホテルズグループ:InterContinental Hotels GroupのクレジットカードIHG Rewards Premierについて解説しています。
このカードだけで結構いいホテルに3泊出来ちゃいます。
とは言えIHGのカードには年会費無料のカードがありますし、また他のホテルブランドとの比較も気になるところです。
今回はこのカードの特典について解説し、また他のカードとも比較してこのカードを作る理由を説明していきます。
【基本情報】
IHG Rewards Premier Credit Card | |
---|---|
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
年会費 | $99(初年度より) |
ポイント還元率 | 26倍(IHG) |
サインアップボーナス | 140,000 IHG Bonus Points |
ボーナス条件 | 3カ月以内に$3,000の使用 |
公式サイト | creditcards.chase.com |
外国為替手数料 | なし |
2023/06/30更新:140,000 IHG Bonus Points + $100 のサインアップボーナスが出現しました。
2023/09/27更新:140,000 IHG Bonus Points + $100 のサインアップボーナスは終了しました。(140,000へ)
ホテル系のクレジットカードはサインアップボーナスは高めの傾向がありますが、そのホテルブランド以外では最大限の価値を得られない点は注意が必要です。
それでも年会費$100付近のサインアップボーナスとしてはかなり高いですのでIHGホテルへの宿泊を計画している方にはおすすめのカードです。
【サインアップボーナス】
![]() |
creditcards.chase.comより |
重要な点ですがサインアップボーナスをもらうためには「過去24ヶ月以内にIHGのパーソナルカードのサインアップボーナスを受け取っていない」かつ「現在IHGのパーソナルカードを持っていない」ことが必要です。
つまり年会費無料のIHG Rewards Traveler Credit Cardを2年以内に作っていたり、現在持っているとサインアップボーナスを受け取れないため注意しましょう。ビジネスカードのIHGカードはカウントされません。セーフです。
【プラチナエリートステータス】

IHGのプラチナエリートの詳細については公式サイトで確認できます。
ステータスはメンバー、シルバー、ゴールド、プラチナ、ダイヤモンド、の5ランクで上から2番のランクです。
魅力的なのは部屋のアップグレード、ウェルカムアメニティ、アーリーチェックイン・レイトチェックアウトでしょうか。無料朝食はありません。
ヒルトンのゴールド会員は朝食が付くので、そちらの方が良く見えますが年会費$99のカードのステータスなのでそこそこ、と言ったところでしょう。
【ポイント還元率】

基本$1使用で1ポイントで、IHGホテルの利用で26倍、旅行・食事・ガソリンスタンドで5倍、その他で3倍となっています。
26倍ですごい!と思いますが、内訳はこのカードで10倍 + IHGメンバーで10倍 + プラチナステータスで6倍、の合算方式です。このうちIHGメンバーは会員登録すれば誰でもなれますので、このカードがなくとも+10倍。またこのカードが無くともプラチナステータスの人はさらに+6倍は手に入ります。
またポイントの価値は0.5~0.6セントなのも覚えておきたいところです。
ですがIHGホテルを頻繁に使う人にとっては大きいポイント還元なのは間違いありません。
特別IHGポイントを貯めたい人は別ですが、普段使いは別のカードでAmexポイントやChaseポイントを貯めて、IHGでの宿泊のときのみこのカードを使うのがおすすめでです。
【その他特典】
3連泊すると4泊目無料
ポイントで3連泊する必要があります。出来るだけ高いところに泊まったほうが4泊目がお得になります。
とは言え最高級ホテルをポイントで3泊しようとすると結構大変なので使えるときに使うのが賢い選択です。
カード更新時無料宿泊券(40,000ポイント相当)
カード更新時に40,000ポイントで泊まれるホテルまで無料で1泊出来ます。
さらに、60,000ポイント必要なホテルに泊まりたければ20,000ポイント払えば泊まれちゃいます。柔軟に対応させてくれるのは良い点です。
Global Entry, TSA PreCheck® または NEXUS Statement Creditで使用出来る$100クレジット(4年ごと)
これらは空港のセキュリティを簡易的に通過できるプログラムです。
残念ながら申請には永住権が必要なので駐在員には縁のない話です。
グリーンカードを持っていて頻繁に旅行する方には嬉しいですね。
年$50分のUnited Airlines Travel Bank Cash
年に2回、1月1日頃と7月1日頃に$25ずつクレジットが付与されます。
United Travel Bankはユナイテッド航空で通常の現金のように使えるクレジットで航空券の購入も出来ます。ユナイテッドの航空券が$50割引になると思えば十分に使える特典です。
その他の特典は使う機会もあまりないので割愛します。クレカのポイントで宿泊しようと考えている層がこのカードに年間$20,000も$40,000も使うことは無いでしょう。
【Chaseカード】

本カードもパーソナルカードなのでChase 5/24ルールの対象カードです。
またChaseのカードはAmexと比べて若干審査が厳しいです。
そこでChaseの銀行口座を開設することで審査に通りやすくなります。
もし以前Chaseのカードを申請して審査に落ちていたり、初めてのChaseのカードで不安な方は是非試してみて下さい。
今なら紹介リンクから口座開設すれば$200も貰えます。
【保存版】Chaseの5/24ルールについて
アメリカのChaseの5/24ルール、クレジットカード申し込みの際のルールについて例を用いて説明します。また例外、対策も。

【画像付】Chase銀行口座開設手順を解説
Chase銀行口座の開設を画像付きで説明します。口座開設のメリットやお得なクーポンも合わせて紹介します。
【他のIHGカードとの比較】
IHGのカードの比較については下記記事詳しく解説しています。

【比較考察!】IHGホテルカード3種の違い&おすすめ解説!Rewards Traveler / Premier / Premier Business
IHGホテルのクレジットカード3種を比較してどんな方にどのカードがおすすめなのか考えて行きます。
IHGのカードはパーソナルカードを2枚同時に持てないので作るとしても、パーソナル1枚、ビジネス1枚の最大2枚になります。
PremierとPremier Businessは初年度はサインアップボーナスで、2年目以降は無料宿泊券で元が取れます。
年会費無料カードのTravelerのサインアップボーナスも決して悪くないのでカードをキープする予定の方は無料宿泊券をうまく使えるかどうかで決めると良いでしょう。
パーソナルとビジネスにはサインアップボーナスの差こそあれ、その他特典はほぼ同じです。

IHG Rewards Traveler Credit Card評価レビュー
IHG Rewards Traveler Credit Cardについての評価です。その他の無料ホテルカードやIHG Premierと比較していきます。

IHG Rewards Premier Business Credit Card評価レビュー
ホテル系ビジネスカードIHG Rewards Premier Business Credit Cardについての解説記事です。特典の詳細と他のIHGカード、ホテルブランドカードと比較していきます。
【他のホテルブランドカードとの比較】
Hilton | Marriott | IHG | Hyatt | |
---|---|---|---|---|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
年会費 | $95 | $95 | $99 | $95 |
ボーナス | 130,000 | 5 Free Night | 140,000 | 60,000 |
ボーナス要件 | $3,000/6ヶ月 | $3,000/6ヶ月 | $3,000/3ヶ月 | $3,000/3ヶ月 +半年で$15,000 |
付与 ステータス |
Gold (40泊相当) |
Silver Elite (10泊相当) |
Platinum Elite (50泊相当) |
Discoverist (10泊相当) |
無料宿泊 | $15,000使用で1泊 | カード更新時1泊 | 3泊すると4泊目無料 更新時に1泊 |
更新時に1泊 |
有名ホテル | Waldorf Astoria | The Ritz-Carlton | Inter Continental | Park Hyatt |
その他特典 | 10回分のプライオリティパス | 宿泊実績15日付 | Global Entry等で使える$100クレジット 年$50分のUnited TravelBank Cash |
DoorDashパス無料 |
正直なところ、ホテルブランドは好みに大きく左右されるので自分の好みのブランドがあればそれを作るのが一番いいでしょう。
またホテルのサービスは会員ステータスに大きく影響を受けますので、ホテルブランドを分散させてカードを作るのではなく、どこかのブランドに特化させて作ったほうが満足度は高いでしょう。
そのうえでの比較になりますが1ポイントの価値が高いのは圧倒的にHyattになります。Chaseのポイントを移行するならHyattに転送したいですね。ただHyattカードは特に限定オファーなわけではなく、いつでも作れると言えばいつでも作れます。
IHGは貰えるポイントが多く、その他の特典も充実しています。またアメリカ国内だけでなく世界中にホテルブランドを広く展開しているのが強みです。
またHiltonのカードはAmex、その他3枚はChaseです。IHGを選択するかどうかは他のChaseのカードをどれくらい作りたいのかにもよります。
【その他の対抗カード】
Chase Sapphire Preferred

ここまでホテル系のカードと比較をしてきましたが年会費$100付近のカードとなるとやはりこのカードを話題に出さないわけにはいきません。年会費$95の万能カードです。
やはりポイントを飛行機に使ってもホテルに使ってもお得という便利さは扱いやすさが段違いです。
ホテル系のクレジットカードと違い、ホテルステータスが付与されないのが大きな違いですので、Chase Sapphire PreferredもしくはReserveを作っていない方はその点も考慮して比較してみて下さい。
Chase Sapphire Preferredについては下記記事で詳しく解説しています。

【アメリカ最強カード】Chase Sapphire Preferredは最高のクレジットカードなのか!?
Chase Sapphire Preferredについて解説しています。Chaseの中で最初に挑戦するならこのカード!
【紹介リンク】

もしここまでの解説でIHG Rewards Premierカードを作ろうと思った方は下記リンクから作ってもらえると私にも紹介ポイントが入るので大変うれしいです。
ただし紹介リンクのオファーと公式のオファーでもらえるポイントに差がある場合がありますので、よくチェックしてもらえるポイントが大きい方のオファーを使ってください。またシークレットウィンドウ等で開いてオファーに変化が無いか確認することもお忘れなく!
【まとめ】

Inter Continentalいいですよね。私も泊まりたいです。このカード作れば泊まれちゃいますが!
IHG Rewards Premier Credit CardはIHGブランドに興味がある人は作ってみてはいかがでしょうか。
以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。
Twitterもやってますので是非フォローしてください
ブログランキング参加しています。よろしければクリックをお願いします。


0 件のコメント:
コメントを投稿