
Chase Ink Business Preferredは現在の様々なビジネスカードの中でも魅力的なスモールビジネス向けのクレジットカードです。
今回はこのカードを作るべき方やボーナスポイントの使い方について解説していきます。
【基本情報】

Ink Business Preferred Credit Card | ||
---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★☆ | |
年会費 | $95 | |
ポイント還元率 | 3% | 商品の発送 SNSや検索エンジンでの広告の購入 インターネット、ケーブル、電話サービス 旅行 |
1% | その他 | |
サインアップボーナス | 90,000 Ultimate Rewards Points | |
ボーナス条件 | 3カ月以内に$8,000の使用 | |
その他特典 | Chase上位カード(後述) | |
外国為替手数料 | なし | |
公式サイト | creditcards.chase.com |
2023/06/30:支出条件が$15,000から$8,000へ減額されました。
サインアップボーナスの大きさに惹かれはするものの、3カ月で$15,000の支出が必要な条件についてはなかなか人を、そしてビジネスを選ぶカードです。3ヵ月で$8,000となりかなり楽になりました。
ボーナスカテゴリも相まって、例えば手作りの品をebayなどのイーコマースで販売している人にとっては魅力的なカードです。
またビジネスカードのためChase5/24にカウントはされませんが、作るときは5/24未満である必要があります。詳しくは下記記事を参考にして下さい。

【保存版】Chaseの5/24ルールについて解説【対象内/対象外】
アメリカのChaseの5/24ルール、クレジットカード申し込みの際のルールについて例を用いて説明します。また例外、対策も。

【個人でも可能!】ビジネスクレジットカードの作り方ガイド
アメリカのビジネスカード作成の作り方解説です。項目について1つ1つ丁寧に解説しています。
【サインアップボーナス】

サインアップボーナスのポイントはChaseのカードの中でも最高クラスのものです。
ただし必要な支出額も3カ月で$8,000となかなか高額で、これを満たせる方にとっては非常におすすめのカードで、逆に難しい方は作るべきではないでしょう。
アメリカクレカ作成の鉄則、サインアップボーナスを貰えないなら作るな、です。
ではどうやってこれを満たすかです。
中規模以上のビジネスを運営している方にとっては難しくのない額ですが、個人で小さなビジネスをやっている方にとっては難しい額かもしれません。
いくつかアイディアを紹介いたします。
家賃の支払いをクレジットカードで受け付けていない物件では、手数料こそかかるもののPlastiqなどのツールも検討しましょう。その際はボーナスと手数料が釣り合うか検討することを忘れずに。
ただし、支出要件を満たすためとは言え、浪費することは避けてください。無駄な出費が増えては元も子もありません。
得られたボーナスの使い道は下記記事を参考にしてください。

【保存版】Chase ポイント 最高の使い方について Ultimate Rewards Points解説
Chaseのポイント、Ultimate Rewards Pointsについて解説します。1ポイント当たりの価値やその有効期限、そして航空券やホテルへの使い道等の完全ガイドです。
【Chase上位カード】

Ink Business PreferredはSapphire PreferredやSapphire Reserveと同じくChaseの上位カードとして扱われます。
つまりChaseの他のキャッシュバックカード(例えばInk Business Cashなど)で得られたポイントをこのカードに集約させることが出来ます。
そしてそのポイントはChaseトラベルポータルで通常の1.25倍の価値で使うことが出来たり、UnitedやHyattなどのポイントに転送し、よりお得にポイントを使うことが出来ます。
Sapphire系列のどちらかをお持ちの方が多いとは思いますが、個人とビジネスのアカウント完全に分けている方はこのカードを使うとより有用にChaseのポイントを使うことが出来ます。
【様々な保険】

旅行保険や、携帯電話保険、購入の保護など様々な保険が付属しているのも魅力の1つです。
ただしレンタカーの自車両損害補償についてはビジネス目的でレンタカーを借りたときのみ適用出来るので注意しましょう。レンタカー保険の詳しい話は下記記事にて。

【保存版】Chase Sapphire Preferred/Reserve付属のレンタカー保険について
Sapphireカード特典の補償でカバーできる範囲はどこまでなのか、その条件、除外項目など、詳しく解説します。
【ポイント還元率】

Ink Business Preferredは基本$1使用で1ポイントで、上限$150,000までの商品の発送・SNSや検索エンジンでの広告の購入・インターネットサービス・ケーブルサービス・電話サービス・旅行で3倍、その他で1倍となっています。
その他のChase Ink Business系のカードと併用が相性良く、年会費無料の2枚を合わせて持てばビジネスの多くのパターンの出費をカバーできます。
Ink Business | |||
---|---|---|---|
Preferred | Cash | Unlimited | |
年会費 | $95 | $0 | $0 |
ポイント還元率 | |||
商品の発送 | 3% | 1% | 1.5% |
広告 | 3% | 1% | |
旅行 | 3% | 1% | |
ネット,電話等 | 3% | 5% | |
オフィス用品 | 1% | 5% | |
ガソリン | 1% | 2% | |
レストラン | 1% | 2% | |
その他 | 1% | 1% |
Ink Business Preferredの支出要件をクリア出来るなら2枚の無料カードの要件も問題ないのでこちらも作るのがおすすめです。
もしビジネスカードを1枚もお持ちでないのでしたらこれらの無料カードから始めても良いかもしれません。

優良サインアップボーナス!Ink Business Cash(Chase)レビュー
Ink Business Cashカードについて解説しています。正直作れるなら何度でも作りたい!

Chase派は見逃せないビジネスカード!Ink Business Unlimited評価レビュー
ChaseのビジネスカードInk Business Unlimited についての評価記事です。ポイントのおすすめ使い道や対抗カードなども紹介します。
【対抗カード】
Amex Business Platinum Card

正直毛色が違うので対抗というほどでもないのですが年会費$695、サインアップボーナス120,000~150,000ポイントのアメックスのビジネスプラチナも優秀なビジネスカードです。こちらも支出要件は3ヵ月$15,000と同クラス。年会費はかなり高くなってしまうものの、ラウンジアクセスなどの旅行特典が魅力です。

【サインアップボーナス最強】国士無双のビジネスカード!The Business Platinum Card 評価レビュー
アメリカクレカ界最強のサインアップボーナスを誇るアメプラビジネス。
【紹介リンク】
もしここまでの解説でInk Business Preferredカード、もしくはその他のInk系カードを作ろうと思った方は下記リンクから作ってもらえると紹介ポイントが入るので大変うれしいです。
ただし紹介リンクのオファーと公式のオファーでもらえるポイントに差がある場合がありますので、よくチェックしてもらえるポイントが大きい方のオファーを使ってください。
【まとめ】
いかがだったでしょうか。支出要件は厳しいものの、条件が達成できる方にとっては非常に美味しいボーナスポイントが魅力です。
ビジネス向けのカードを探している方、URポイントを稼ぎたい方にとっては十分に選択肢になるカードではないでしょうか。
以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。
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