
年会費無料に関わらず高額のサインアップボーナスが魅力のInk Business Cashについて解説します。
個人でもビジネスカードは持てるのか、申請前の注意点はあるのかといった疑問も合わせて解消していきます。
【評価・年会費・特典】
Ink Business Cash Credit Card | ||
---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★★ | |
年会費 | $0 | |
ポイント還元率 | 5% | オフィス用品、インターネット、電話料金 |
2% | ガソリン スタンド、レストラン | |
1% | その他 | |
サインアップボーナス | $900 | |
ボーナス条件 | 3カ月以内に$6,000の使用 | |
その他の主な特典 | 特筆すべき特典なし | |
外国為替手数料 | あり | |
公式サイト | chase.com |
2023/09/21更新:$900オファーが復活しました!(過去$750)
年会費無料で非常に高額のサインアップボーナスと作り得のカードですが、ボーナスの条件は3ヵ月で$6,000と厳しめなのがネックです。
普通に使っても間に合わない人は家賃を先払いしたり、大きな出費の決まっている月に合わせるなど工夫が必要です。
サインアップボーナスに加えて特定カテゴリで5%のキャッシュバック(あるいはポイント還元)されるのも非常に大きな魅力です。
またChase 5/24ルール対象のカードですので過去24カ月で5枚の個人用カードを作っている方は申請できません。5/24ルールについては過去の記事を参照してください。

【保存版】Chaseの5/24ルールについて解説【対象内/対象外】
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【Sapphireカードとの組み合わせ】

このカードのサインアップボーナスはこのカードしか持っていなければキャッシュバックとしてドルで付与されますが、Chaseの上位カード(Sapphire Preferred、Sapphire Reserve、Ink Business Preferredのいずれか)を持つことで$1 = 100 Ultimate Rewards Pointsとして扱うことが出来ます。
そしてUltimate Rewards PointsはChaseのトラベルポータルを経由することでPreferredなら1ポイント1.25セント、Reserveなら1.5セントの価値が生まれますし、エアラインマイルやホテルポイントに転送することも出来ます。
ポイントの移動はChaseの会員サイトから簡単に出来ますし、すぐに反映されます。
Inkカードを検討されている方はすでにSapphireカードをお持ちの方が多いと思いますのでポイントはSapphireカードへ移動してから使うのがおすすめです。

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【申請の通りやすさ】

ビジネスカードですので審査は個人カードに比べては少し厳しめです。
体感では、[通りやすい] Amex個人 > Amexビジネス > Chase個人 > Chaseビジネス [通りにくい]、といった感じです。
Chaseの個人用カードを何か1枚申請通してからビジネスカードを申請するのがおすすめです。
ちなみにビジネスカードとは言いますが特に個人納税者番号(ITIN)が必要なわけではなく、社会保障番号(SSN)で申請が可能です。
ビジネスカードの申請について詳しく知りたい方はは下記記事を参照してください。

【作成手順】ビジネスクレジットカードの作り方ガイド
アメリカのビジネスカード作成の作り方解説です。項目について1つ1つ丁寧に解説しています。
【ポイント還元率】

Ink Business Cashは基本$1使用で1ポイントで、オフィス用品店・インターネット・ケーブルテレビ、電話サービスで5倍、ガソリンスタンド・レストランで2倍、その他で1倍となっています。
ただし各カテゴリ上限は$25,000の使用分まででそれ以上は1倍となります。
毎月の支払いのネット料金や通話料金で5倍のポイントが得られるのが明確なメリットで、年会費無料なことも合わさってサインアップボーナス獲得後は設定だけしてキープしておけばいい感じです。
オフィス用品店はOfficeMaxやStaplesなどがあげられます。このオフィス用品店を上手く活用することでこのカードのポテンシャルはさらに引き出されます。

【超高還元率】ChaseクレジットカードとOffice Depot OfficeMax・Staples組み合わせのすすめ
Chaseのクレジットカードとビジネス用品店の組み合わせの相性の良さについて解説しています。
【対抗カード】
Ink Business Unlimited (Chase)

対抗馬というかほとんど同じカードです。
違いはポイント還元くらいでこちらはすべてのカテゴリで1.5倍となっています。
好みの差ではありますが正直現在のサインアップボーナスならどちらも作ってしまってよいと思います。
ただし各カードの申請は最低1カ月、出来れば2カ月期間をあけると安心です。

Ink Business Unlimited 評価レビュー - 最強無料ビジネスカード!
ChaseのビジネスカードInk Business Unlimited についての評価記事です。ポイントのおすすめ使い道や対抗カードなども紹介します。
Blue Business Plus (Amex)

もう1枚はAmexよりブルービジネスプラス。
こちらも年会費無料ですがボーナスは15,000MRPと控えめ現在サインアップボーナスは無しとなりました(泣)。
しかしカテゴリ問わず常時2%のボーナスが付くのが利点です。
ミニマムスペンドもInkより優しく、Amexのため承認もされやすいので最初のビジネスカードにはこちらもお勧めです。

はじめてのビジネスカードに!The Blue Business Plus Credit Card(Amex) 評価レビュー
アメリカのアメックスブルービジネスプラスについて解説します。
【紹介リンク】
もしここまでの解説でInk Business Cashカードを作ろうと思った方は下記リンクから作ってもらえると私にも紹介ポイントが入るので大変助かります。
ただし紹介リンクのオファーと公式のオファーでもらえるポイントに差がある場合がありますので、よくチェックしてもらえるポイントが大きい方のオファーを使ってください。
【まとめ】
いかがだったでしょうか。最後に私の考えるこのカードを持つ価値のある人をまとめたいと思います。
逆に以下のような方にはおすすめのしにくいカードです。
私個人の意見ではビジネスカードの中でも最高クラスだと思っています。このカードが年会費無料で良いのかしら。
以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。
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