United Explorer Card はUnited航空を年に数回使う予定がある人にとっては作る価値のあるカードです。
またUnited航空はANAと同じスターアライアンスグループの航空会社なので、United経由でANAの航空券も買えます。
【評価・年会費・特典】
United Explorer Card | ||
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おすすめ度 | ★★★★☆ | |
年会費 | $95(初年度$0) | |
ポイント還元率 | 2% | United、食事、ホテル |
1% | その他 | |
サインアップボーナス | 50,000 United Miles | |
ボーナス条件 | 3カ月以内に$3,000の使用 | |
その他の主な特典 |
優先搭乗 1つ目の手荷物預入無料 ユナイテッドクラブワンタイムパス2枚 最大$100のGlobal Entry, TSA PreCheck, NEXUSクレジット |
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外国為替手数料 | なし | |
公式サイト | chase.com |
United Explorer CardはChaseから4枚発行されている個人向けUnitedカードのうちの1枚で下から2番目のクラスのカードです。
バランスの良く取れたカードで、初年度無料にも関わらず、ワンタイムパスを貰えたりと太っ腹のカードです。
サインアップボーナスは少し前は条件も厳しかったですが、70,000マイル貰えたのでちょっと残念です。
とは言え、初年度年会費無料であることを考えると十分に美味しいオファーです。
欠点としては普段の利用ではあまりマイルの貯まらないカードなので2年目以降は下位の年会費無料のUnited Gateway Credit Cardにダウングレードするか解約するかと言うことを検討しても良いでしょう。
【ユナイテッドクラブワンタイムパス】
united.comより
United航空はアメリカを中心に45カ所のユナイテッドクラブを展開しています。
ユナイテッドクラブの場所についてはこちらの公式サイトで確認することが出来ます。
United Explorer Cardにはこのユナイテッドクラブに1度だけアクセス出来るワンタイムパスが年2枚提供されます。
これは普通に購入すると1枚$59するため、これだけでも年会費を上回る価値があります。
入場時にはUnited航空または提携便のフライトチケットが必要です。
注意点としてはラウンジ混雑時はワンタイムパス利用者はお断りされることがあります。
またUnited航空最高ラウンジのユナイテッド・ポラリス・ラウンジにはこのワンタイムパスでは入場できません。
United Clubちょいちょいワンタイムパスお断りしてるんだよなぁ pic.twitter.com/tVtXtN2TjH
— クレビー@🇺🇸💳ブロガー (@yoroshiku_amex) June 15, 2023
【特典運賃へのアクセス】
United Explorer Card、United Business Card、United Quest Card、United Club Infinite Cardのいずれかを持っているとエコノミークラスの特典運賃を利用できる場合があります。
上の例はこれらのカードを持ってないときに見える画面です。
ところがこれらのカードを持っていると同じ便でもより安いマイルで予約できる座席が見つかります。
この例だと5,900マイル、1マイル=1セントとすると$59の差が出ます。
常にこの特典を受けられる訳ではありませんが、United航空をよく利用する方にとっては嬉しい特典です。
【その他の特典】
航空系クレジットカードらしく飛行機を使った旅行の際に活躍する特典があります。
優先搭乗
カード所持者本人と同じ予約の同伴者は通常より早めに搭乗出来ます。搭乗が遅いと頭上の荷物スペースが使えないケースがあるので早めの搭乗は地味ですが良い特典です。
1つ目の手荷物預入無料
カード所持者本人と同伴者1名までそれぞれ1つの預け入れ荷物の料金が無料になります。距離にもよりますが片道$30くらいはかかるので荷物を預け入れする人にとってはお得です。
機内販売25%割引
ユナイテッドでの有料Wi-Fi、機内食、ドリンクなどの機内販売が25%オフになります。個人的にはユナイテッド経由でANA国際線を予約した時は機内販売限定のお酒(村尾)を買ったりしてます。
$12,000の使用ごとに500 PQP獲得
PQP -Premier qualifying points-は通常ユナイテッド航空を使うと付与されるポイントで、これを貯めることでユナイテッドのステータス(MileagePlus Premier status)が上がって行きます。
このカードで$12,000の使用するごとに500 PQPが獲得でき、上限は1,000 PQPです。
おまけ程度の特典ですがユナイテッドを頻繁に使う方は効いてくるかもしれません。MileagePlusのステータスについてはこちらの公式サイトをご確認ください。
Global Entry等のクレジット$100
Global Entry, TSA PreCheck, NEXUSいずれかの支払いにこのカードを使うと$100が戻ってきます。
各種旅行保険
フライト遅延・キャンセル、預け入れ荷物遅延・紛失、レンタカー一時保険など、多くの保険が付属します。
DashPass
DoorDashとCaviarの両方のメンバーシップであるDashPassを1年間無料で入手できます。Chaseのカードにはよく付いている特典なので特筆するほどでも無いです。
【ポイント還元率】
United Explorerは基本$1使用で1マイルで、United・食事・ホテルで2倍、その他で1倍となっています。
これらの還元率は良いとは言えず、同程度の年会費のChase Sapphire Preferredでポイントを貯めて、そのポイントをUnitedマイルに1:1転送したほうが効率的です。
優秀とは言えないポイント還元率はこのカードの弱点の1つでしょう。
【Chaseカード】
本カードもパーソナルカードなのでChase 5/24ルールの対象カードです。
またChaseのカードはAmexと比べて若干審査が厳しいです。
そこでChaseの銀行口座を開設することで審査に通りやすくなります。
もし以前Chaseのカードを申請して審査に落ちていたり、初めてのChaseのカードで不安な方は是非試してみて下さい。
今なら紹介リンクから口座開設すれば$200も貰えます。
【対抗カード】
Chase Sapphire Preferred
Sapphire PreferredがあればChaseのURポイントはUnitedマイルに1:1で転送することが出来ます。
URポイント自体はより多くの使い道がありますが、カードを利用することで貯めることの出来るポイントはこちらの方が大きいです。
年会費も同クラスの$95ですが、こちらは初年度は無料ではありません。
Delta SkyMiles Gold
デルタ派にはこちらを。年会費も特典も似たようなカードです。
航空系のクレジットカードはカードの特典よりも自分の最寄り空港から利用しやすいエアラインブランドを選ぶのがおすすめです。
Citi AAdvantage Platinum Select World Elite Mastercard
アメリカン派にはこちらを。年会費も特典も似たようなカードです。
航空系のクレジットカードはカードの特典よりも自分の最寄り空港から利用しやすいエアラインブランドを選ぶのがおすすめです。
【紹介リンク】
もしここまでの解説でUnited Explorer Card を作ろうと思った方は下記リンクから作ってもらえると私や読者様にも紹介ポイントが入るので大変うれしいです。
ただし紹介リンクのオファーと公式のオファーでもらえるポイントに差がある場合がありますので、よくチェックしてもらえるポイントが大きい方のオファーを使ってください。
【まとめ】
いかがだったでしょうか。作るのはメリットが大きいけどキープするには特典がちょっと足りないかなといったカードです。
とは言え年会費も初年度無料のことですしユナイテッドを使う予定のある人は作ってみて、気に入ればキープや上位カードの申し込みを検討して、気に入らなければダウングレードなりしてしまえば間違いはありません。
私も以前持っていたカードの1枚で、ユナイテッドクラブは結構エンジョイ出来ましたのでおすすめの1枚です。
以上、お読みいただきありがとうございました。皆さまのクレジットカードの作成の一助になれば幸いです。
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